占い的にみれば
奇跡的成就のチャンス!
って時に、
不運につまづく人がいる。



占い的にみれば
ピンチに襲われる危機!
って時に、
幸運に恵まれる人がいる。





占い的な予測など飛び越えて
運命は良くも悪くもなる。

本人の徳性を考慮すると
占いなど、まるで当てにならない。







奇跡的成就のチャンス期に
つまづく人と
危機的ピンチ期でも
なんてことない人のちがい、




月並みな言葉を選ぶなら
前者は、愚か。 (おろか)
後者は、聡い。 (さとい)

本当にそれだけ。










その人が
チャンスをつかめるか
ピンチをのがれるか
躍起に占う必要なんて、ない。

占い師でなくても、分かる。





なにかと比較して
愚かなのか聡いのかではなく

本人は気づかずとも
周りに嫌われるであろう人は
おのれを知らないから
必然、そうなるし、

本人は気づかずとも
周りに好かれるであろう人は
おのれをわきまえてるから
必然、そうなるよね。









だからわたしは
愚かな人を占いたくない。
せっかくの成就期を外すから。

ぎゃくに聡い人は
困難期を外してくれるから、
解説をする甲斐がある。










陰陽師が官職であったのに
表からは潜んでいった背景や

優秀な思想家が
ある程度で去っていく背景には

愚かな人の猜疑心や私欲が
イヤになってくるから…というのは
よくある歴史パターンで。

しかしそれを繰り返しながら
両側ともに進歩していくもので。




占い的な予測など飛び越えて
本人が積んでる徳によって
運命は、雲泥劇的に変わる。