算命学の故郷である道教の
「 道 」というのは
宇宙の根源みたいなもので
固定した姿形はありません。

だから、一例として
「水のように」「赤子のように」と
近しい表現で説かれたりします。
自然のありのままこそが「 道 」



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人は地に法り、地は天に法り、
天は道に法り、道は自然に法る。

(原文)
人法地、地法天、天法道、道法自然

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① 人は地に法り(のつとり)
わたし達人間は
大地の状態に応じて暮らしています。
泥地ではなく堅い地盤を選んで
家や建物を建てていますし、
田畑で作物を作るにしても
その土地の形状・土壌に合わせます。



ビジネスに置きかえると
商品サービスは
その場に合っているものか?
店舗コンセプトは
その土地に合っているものか?

暮らし方にしても
その国、地方、県民性に合っているか?
( 雪国と南国では家の造りが違うし
山の奥地に高層マンションは建てないように )


物事の土台を見直す時、
「 泥地に家を建てるような
無理な苦労をしていないか?」
を確かめてみてください。

戦略の基本は
「 足場に無理がないこと 」ですね。

長くなりそうなので地法天は次に書きます。