天中殺
てんちゅうさつ
もともと「中」は
「沖」or「冲」だけど
紛らわしいからとの理由で
宗家が「中」を採用した
といわれている。
「沖」の意味は、
虚しい / 突き破る / など
繁体字では「衝」
ちなみに「冲」は「沖」の異体字。
会意文字「冫→氷」+音符「中 zhong」、
氷の中を突いて割る音。
天井、虚しく、亡くす。
訳す
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天 → 想念を
沖 → 空虚に
殺 → 眠らす
▼
概念が、白紙に、戻る。
加色が、真白に、直る。
偏見が、白死に、帰る。
思い込みの予想は外れる。
「沖」の気とは
本来、めちゃくちゃ穏やか。
ちゅうきのわ
『 沖気之和 』
▼
陰と陽がちょうど調和されて
安らかな状態の気が「沖気」
人間社会で思い込まされた先入観や
支配下で刷り込まれた価値観やら
偏った邪念も何もなくて、
無のおだやかな状態。
人間が勝手につけた
善悪、勝ち負け、時間制限…
「そんなもん、虚無ですよ」と。
万物はもともと
それらの定義づけなどなくて
空虚にして、ただ安らか。
だから
天中殺の時期は
予想外な出来事が起きて
人智はちっぽけだと知る。
だから
宿命天中殺の人は
常識外な感覚を備えて
平均値を打ち消す。
天中殺の状態とは
意外?にも
生命本来もともとの
ただ空虚な状態なのである。
しきそくぜくう くうそくぜしき
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一切の物質的存在は
実体のない空虚。
だから
何かしら色付けをして
実体を見てるだけ。
もともとは無色。虚無。
だから無限に色付け可。
もとが空っぽだから
自由も制限さえも
好きなように
わたし達は出し入れしてる。
補足リンク