まったく同じではないけれど、
歴史は繰り返しているわけで。



例えば、今年と同じ
庚子年の60年前には日本で初めて
クレジットカードが発行されたそうで、
今でいうとペイ払いの傾向があるなど
キャッシュレスを打ち出す
世の傾向は似ていたりします。

また、レトルトカレーや
インスタントコーヒーをはじめ、
手軽でシンプルな食品が
発売開始と同時にヒットしたようで、
今でいうとウーバーイーツなど
その場で手軽に食べられるものが
求められたりします。

世の動きでいうと、
60年前の1960年は安保闘争と呼ばれる
激しい学生運動や抗争があったり
デモ暴動で日本中が動乱のムード。
冬には池田内閣が国民所得倍増計画を発表。

死者が出たほどの
安保条約における反米派の
混乱した大規模デモのピークは夏頃。

他にはチリ地震の影響で
日本にまで大きな津波被害があったり。

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このブログでは、
今年の2020年は海外からの影響が
きっかけでの混乱があり
日本は決断を求められる年となるのは
予測としてお伝えしていました。

( 安保条約の時は、結局は採決となり
岸内閣は総辞職の決断に至った。 )


もしかしたら歴史表にはなくても
同じ庚子年の120年前、180年前には
伝染病なのか戦争なのか
はたまた予想を超える他の危機的状況が
起きていたかも知れませんね。


確かにいえることは
「人類は激しい動乱期を
今までにも幾度となく乗り越えてきた」
という事実ではないでしょうか。


60年前の歴史表で今を比較すると、
血が流れるやり方ではなく
血が流れないやり方を見通そうとしていて、
日本人全体の価値観は
随分と磨き上げられているように思える。


ちなみに、60年前は
日本でカラーテレビの本放送が
開始された年でもあります。
白黒ではなく、彩りを付けて
届けられるようになった年でもあるのです。