日干「庚」さんのこと、

刀・包丁・鉄筋・板金・鉄製品やら・・

「庚」さんは、精錬されて
加工してこそ役立つ人物になる。
と覚えているのではないでしょうか?

それには変わりないのですけれど、
科学的研究が進む中で
視点をグローバルに広げると
「庚」はもっと奥深いものだと思うのです。




最近、アロマ教室で
「クレイ」が登場していて
その広い活用幅にとっても感心。

「クレイ」は粘土鉱物で、
岩石が長い年月をかけて
風化や変成を繰り返して出来た鉱物。


五行でとるとしたら
鉱物は「庚」ですね。


よく、庚→鉄→武器と
例えられたりするのですが、
本来、庚=土の中から採掘される鉱物資源。

必ずしも武器に直結するわけではありません。




先日は、
フェイスパウダーを作ったのですけれど
真っ赤な酸化鉄と黄色の酸化鉄を足して
ベージュの色味を調整しました。

この「酸化鉄」というのは
鉄が錆びて出来た鉱物だそう。

天然で着色の役割を果たしてくれるので
「人工着色料を使わずに
色味を付けられるとはなんて優秀!」
と感心したんですね。

「錆びても優秀な役割をするやないか!」
「鉱物そのままでも凄いやないか!」と。



「庚 」のひとは、
本来そのままでも
実はめちゃくちゃ
ひとに優しい能力を秘めているのでは?

算命学の本では
「庚」の内容の中で
鉄は火炙りしたり冷却したり
精錬を重ねて武器にしてこそ・・
( つまりいっぱい苦労しろと )
みたいなニュアンスがあったりして。

でも、鉄鋼=武器にする  なんて
古い知識だけに固執していたら勿体ない。


錆びたら錆びたで
また別の形で使い道があるし、
クレイとかパワーストーンとか
そこまで苦渋の加工をせずとも
非常に有能なんですよね。


「庚」さんは
知識を深めて工夫すれば、
とにかく活躍の幅が誰よりも広い。


まだまだ鉱物が美容や健康に
有能なことを書きたいけれど
長くなりそうなのでこの辺であせる