鏡の前に立つと自分がうつる。

「かがみ」の「が」をとると
「かみ」になる。

我を消すと、神になる。



行き過ぎる我欲によって人間は
自然の流れ ( 神の領域 ) から
はみ出そうになる事があります。


「受け身」によって大成する宿命を持ち、
それを受け入れて生きている人は
神の領域に任せる処世術を知っています。

人間が予測する範囲では
どうにもこうにもならないような
展開にたびたび出会うので

ノーマルの人よりも早いうちに
天に任せるしかないという境地を悟り
「ゆだねる」という戦法を
経験の中で身につけるからです。



“ 人事を尽くして 天命を待つ ”

分相応の力を尽くしたのなら
人間がどうあがいても
あとの結果は神の領域ですし。


流れに逆らわない人は
実は、運を動かすのが上手。

自然な流れで頼まれ事があり
自然な流れで引き受けるので、
無理なかけ引きがなく
はみ出しを最小限におさえられます。




「思うように上手くいかないなぁ」
と泣きたくなる時は
能動的な自分を前面に出すのではなく、

完璧を求める「我」は一旦さておいて
天を信じてゆだねる練習の時。

神の領域に立ち返るタイミング。


物質や数字に左右されやすい社会の中で
目では見えないものをどれだけ
本気で信じられるかの練習。


見えないものに任せるのは
不確かな賭けのようで怖いかも知れない。

でも領域をはみ出して自滅する方が
もっと怖いことかも知れない。




読者様 いつもありがとう♬

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女神アプロディーテの象徴であるバラの花言葉と

東洋の智慧の結晶といわれる天中殺論に基づく

バラの花占いを考案しました。


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