算命学な話
陰占と陽占
陰占 一 無意識界 一 肉体
陽占 一 有意識界 一 精神
日干 一 本人の心 一 霊魂
算命学では
性格分析の技法が
膨大幾多にあります。
それは
個人の精神的な特徴、
つまり性格が
人生の様々な選択、
つまり運命に
影響するからです。
「 性格を超える運命には出会わない 」
しかしそれはまずとりあえず
人間の肉体ありき。
肉体という
形をとどめた器の中に
精神という
形をつかめない液体が
注がれている感じ。
肉体がなければ
性格がどうとも
論じられなくなる。
\_( '-' )ココダイジ
陰占だけで陽占は分かりますが
陽占だけでは陰占は出せません。
さて例題
↖︎ 陰占・陽占 ↗︎
年干 (東方未来)
外側での想念・父親の定位置
乙という集団守備の
本能的エネルギーが
↓
日干「辛」の
心のパイプから通ると
↓
頭の星 (北方精神)
頭脳思考・父親像・目上運
晩年の悟り・死に様で
禄存の要素
広い愛情奉仕・回転財の質
となって
性格的に自覚する。
▼
本人が
物事の結末において
行き着く教訓(頭の星) は
無意識的未来(年干)の反映。
年干は東にあり。
太陽が昇る東方は
外へ出る社会の場。
社会に対する道徳エネルギー
( 仕事は未来へと向かうもの )
↓
それは
父親もしくは父親役の人から
影響を受けながらにして
頭の星、
目上に求める価値観となり、
歳を重ねるごとに
本人の精神的な教訓となる。
▼
たどり着く教訓は
結局すでに知っていた価値観
といえる。
応用への補足
月支蔵干
中央現在・立場・家系
は
日干という自分の心を通して
胸の星
基本性格・自分・軸
となって自覚する。
▼
つまり
本人の基本的な性格は
(レギュラー本質) は
現在おかれている立場、
生家や職場でのポジションに
基づいて形成されていて、
それは
全体運を包む
心の支えであり、
それは
家系から授かっている。
▼
胸のうちで “決心” する際は
ご先祖様方からの支援が大いに働く。
▼
胸の星というのは
ご先祖様から託されたテーマゆえ。
伴星ふくめて陽占の9箇所
すべて陰占から発生します。
肉体 → 心 → 精神
・・・・・・・・
日支
西方過去・内側・現実結果は
天中殺を受けません。
( 日座天中殺も生日天中殺も
日干支から出る天中殺とは理論が別 )
リアルな自分の内側は
虚気に左右されません。
リアルな現実結果は
実際の行いそのもの。
西へ太陽が沈めば
生き物たちは
寝床へ帰っていくように
人間も
ひと仕事が終わりに向かうにつれ
心安まる場所に何かを求める。
家庭に求めるテーマの特徴は
向かって左手の星(西方)に表れる。
性格は肉体ありき
性格がどうのこうのの元は
心 × 肉体的本能 なので