位相法は、
現実現象を知る技法です。
 
現象(出来事)に対する感想は
本人の “観念” が後付けをします。
 
『物事自体は中立である』
という視野を忘れずに
約束事を把握することが大切です
 
 
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天剋地沖についての解釈メモ
・平穏な状態でめぐる場合
・荒れた状態でめぐる場合
・天中殺と重なる場合
・大運6旬目にめぐる
パターン別にしています。
(目標あるなしでの良い悪いは論じません。)
 
特殊四種は特に、めぐる前の状態によって
現象の現れ方があからさまに変わるからです。
 
 
 
あくまでも朱音算命学での解釈メモですが
参考になるものがあれば幸いです。
 
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天剋地沖
 
定義

 
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【後天でまわってくる】
・年干支→社会・職場にて(両親や上司目上)
・月干支→家系・立場にて(目下や身内兄弟)
・日干支→自分・家庭にて(本人の心・結果)



①平穏な状態でめぐる場合
心身ともに驚くような
衝撃が起こります。
 
今まで蓄積してきたものが

急停止して分散するので

それまでの計画や安定が

リセットとなる展開に。

 
何かに一目惚れをして
それまで一途に培ってきたものを
手放すことになったり、

(運命的な人と出会い

今までの生活を捨ててでも

その人と一緒になろうとするとか)


頼りきっていた支援者が
急に行方不明になったり、
契約や予定が打ち切りになるなど。

「一体なにが起こったのか?!」

と戸惑いのある現象が起こるとき。

 
後にそれが新しい可能性を生む
きっかけとなるかも知れませんが
この時点では、精神的にも現実的にも
非常にエネルギーを使うので
“衝撃的な揺らぎ”を味わいます。


②荒れた状態でめぐる場合
心身ともに驚くような
衝撃が起こります。
 
爆薬的な効力のある展開が
荒れたゴタゴタを蹴散らして
ゼロの状態となり
ある意味ではすっきりとします。

(借金で立ち回らないところが

チャラになったり清算されるとか。)


 めぐってくる場所において
非常に意識が働き
それまでの状況を覆す再起動があります。

天剋地沖はいずれも
歩調を止められて肩を揺さぶられるような 
驚かされる出来事があります。
周囲を意識しながら
またはじめからやり直していく形です。
 
 
③天中殺と重なる場合

リセットの衝撃度が予想外です。

 

自分の丈を越えた相手に対して

夢中になってしまったり

継続していたものを

壊したくなってしまったり。


反面、

悪習慣を断ち切るには適する時。

 

落ち着いて、要・不要を見つめ直し

ひとつひとつを対処していく

平常心を整える訓練となるときです。


思いがけない物が壊れることも。



④大運6旬目でめぐるとき

天剋地沖は誰しもが

大運6旬目に必ずまわります。

 

なぜこのような法則があるのか

朱音的見解では、

衝撃的な出来事に遭遇することによって

ようやく人は「真剣に考える」と思うのです。

 

もし突然

余命宣告をされたとしたら

動揺しながらも、命について

真剣に考えて向き合うでしょう。

 

中年期頃に大運(環境)でめぐるのは

“人生の後半期” について

真剣に向き合うためにあります。

 

真剣に向き合うための

“衝撃な出来事”が

天剋地沖からのギフトといえるでしょう。

 

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プラスはゼロへ引き戻され、
マイナスはゼロへ引き上がる・・

天剋地沖がめぐる時は
スマホが壊れた…#!*=(@+/⚫時の
あの衝撃ショックのような感じ。
どうにかなるとは分かっているし
形あるものは壊れることも承知しているけど
それでも動揺してしまうシーンのような。


命式に持つ場合に関してはまた。