位相法の現象(合法)

それぞれ原理を理解すれば
おのずと作用の意味が分かりますが、
現象の大まかな覚え方を記しておきます。

定義は割愛します。

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三合会局 さんごうかいきょく

3人寄れば文殊の知恵的な広がりがあります。
(文殊・・・知恵を司る菩薩)
凡人でも3人集まれば文殊レベルほどの
案が出ることがあるように
三合会局が回ってくるときは、
その時点での自分の次元よりも
上流階級との関わりや出会いがあり、
それによって世界が広がり次元が上がります。
発展を望む人にとっては喜びとなりますが、
自分本来の次元を整えているかどうか、
チャンスをつかむための実力も必要です。

※ちなみに、
大三合会局が成立する巡りのときは
異世界との大きな出会いがあります。
衝撃は天剋地沖並みですが
破壊的ではなく前進的な出会いです。

( 天剋地沖の場合は
「今の環境を捨ててでも!」
三合の場合は
「出会ったからには!」
支合の場合は
「今の環境を大切にしながら!」
って感じですね。)


半会 はんかい
3人ではなく2人が寄ったような状態なので
文殊ほどには至らずとも
1人では成せない展開があります。
人とは限らず、物や出来事など
夢が広がるような現象に遭遇します。

土性(丑・辰・未・戌)を含む組み合わせは、
地に足がつくので
現実に基づいた夢が広がります。
土性を含まない組み合わせは、
空を飛ぼうとするような
着地せずとも夢がふくらみます。


※ちなみに、
大半会はどんどん夢が広がって
前進するための乗り物を次から次へと
乗り換えていくような流れなので
ステップアップのスピードが早いです。


支合 しごう
名前の通り。
自分と自然のサイクルが支え合うので
着実に物事がまとまります。
支持や支援される出来事があり、
話が合理的にまとまっていきます。



半会は、冒険心を試され、
支合は、手堅さが芽生えます。

いずれにしても
合法の組み合わせは、
広がりや融合といった
『合』の働きぐあるので
自分がやりたいことを
周りの人に理解してもらえる傾向。

つまり、合法の組み合わせが巡るときは
人との交流がある表の世界で良さが出ます。
散法はイヤがられることが多いのですが
孤立の裏の世界で強みが出るのは散法です。

どの世界で生きているかによって
強みが弱みに転じたり、
弱みが強みに転じたりするので
安易に個人的な吉凶は論じられません。

が、
日支(結果の場所)は合法の方が
どうしても吉の判断といえるでしょう。
「結果オーライ」になりますので。

合法が複数重なる場合は
空中分解するので
沖を取り入れるなど調合します。



参考までに。