本日、甲子の日。
うだつ害の4月を越えて…
「 ほらまた次のサイクルに移りゆくよ! 」
昨日までは
じとじと淫雨が降っていたのに
今日は
一転してウソみたいに快晴で
ケロッと青さを広げたり…、空はする。
天気は、まるで気まぐれ。
気まぐれなのに
トータルすると規則的で
粋なサプライズがはかられてる。
昨日は
全員 大嫌いで誰の顔も見たくなくて
恨み節の重低音に震えていたのに
今日は
一転してウソみたいな開放感で
全員 大好きでみんなに会いたくて
浮き立ってハミングしだり…、人はする。
感情の浮き沈みが激しくても
別におかしいことじゃない。
あの大きな天空がそうなのだから
人間だってむしろ
基本メンヘラぽいくらいの方が自然だよ?
ー 機械ロボットでさえ
なぞに調子を乱す日があるし! ー
常にカンカン照りに陽気な人がいたら
暑苦しくて、長くは共にしたくない。
たまにしっとり憂いを見せる横顔の色気に
生命力らしい安心を確かめられるから。
見渡すかぎりに自然!の山なんて
ころころころころ天気が変わるのに
しれっと、毅然とそびえてるもんね。
天気は、まるで気まぐれ。
気まぐれなのに
トータルすると規則的で
粋なサプライズをはかる。
人間も、まるで気まぐれ。
気まぐれだけど
トータルすると合理的で
粋なサプライズをはかってる。
「何もかも全部 壊れてしまえ!」
って、正気に近い狂気を叫んだら
そのあと
「何もかも全部 俺が創りあげる!」
って、狂気に近い正気がこだましてくる。
クレイジーな気まぐれが美しい。
空も、人も、それも。