天極星と天馳星と特徴について
よく似ている表現で解説されます。
①若年期に天極星か天馳星
陽占命式の右肩に(向かって右)にある
天極星・天馳星。
子ども時代にあの世星があるわけですから
特徴的な配置です。
本来は子ども運が薄い親から生まれやすく
(親の方の命式のお腹に
龍高星や調舒星、天中殺生まれであったり)
幼少期のあいだは
親の運と本人の運が反比例となります。
親が飛躍的に出世するなど
仕事運が上がっていると、
子ども(本人)は病弱であったり
となりやすいわけです。
運命は変えていけるので、
そのような場合は
親の方が仕事をセーブするだけで
子どもの体調はだいぶと良くなります。
親が子どもの健康を気にかけながら
仕事とのバランスを意識して過ごすことが
改良法になります。
②特徴の違い
天極星も天馳星も感性の星です。
もう1つの感性星の天胡星は
物が手に入るような直感であるのに対して、
この2つは「なぜか分かる」というような
精神的な勘の鋭さを持ちます。
見えない気を感じる分だけ
体が弱くなりがちです。
◆天極星
人付き合いが良いのですが
ある程度まで近くなるとパッと離れていけます。
(お人好しなので他人に巻かれやすいのですが
究極までくると自分の領域に戻れる)
中年期にある場合、
女性は家庭でひと波あり・
男性は仕事で大変化あり。
突然の変化があります。
(突然の変化であるために
家庭ではひと波乱という表現になる)
故郷で働いていたが途中で辞めて、
海外でやりたい仕事に就くなど…ですね。
元々が自由業であったなら
それほど波は大きくないでしょう。
死をも怖れないような度胸を秘め持っています。
◆天馳星
平穏に浸かっていると、
精神的なダメージを受けやすい星です。
いそがしく動き回っている方が
精神が落ち着いて、健康に過ごせる
という特徴があります。
身弱ですが肉体のエネルギー消耗が少ないので
星が強い人以上に動くことが出来るのです。
天馳星を持つ人の運が悪いときというのは
ひとつのことに囚われていて
動きが足りなくなっていますので、
とにかく何でも良いので動いていることが吉。
流れ星のように
瞬間燃焼で猛烈に目的を果たすことが可能。