二十四節気とは
にじゅうしせっき
1年を春夏秋冬の4季節に分け、
さらにそれぞれを6分類したもの
であり
太陽の1年の黄道上の動きを
15度ごとに24等分したもの
である。
つまり大まかに15日間隔。
小寒・大寒・立春・雨水・啓蟄・春分・
清明・糓雨・立夏・小満・芒種・夏至・
小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・
寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至
24個で二十四節気!
古代中国の春秋戦国時代に
(紀元前770年〜紀元前221年頃)
作られた暦とされています。
季節の移り変わりを示す指標であり
現在においても
農業目安で役立たれています。
中国の二十四節気は
ユネスコの無形文化遺産に登録。
二十四節気の一覧
◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆
春
立春
りっしゅん
春支度を始める頃
雨水
うすい
降る雪が雨へと変わる
雪解けの頃
啓蟄
けいちつ
土中で冬眠をしていた
生き物たちが目覚める頃
春分
しゅんぶん
昼と夜が同じ長さになる頃
清明
せいめい
清々しく春が息吹く頃
糓雨
こくう
春雨がふり注ぎ
穀物に栄養が培われる頃
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夏
立夏
りっか
夏支度を始める頃
小満
しょうまん
あらゆる生命力が満ちてくる頃
芒種
ぼうしゅ
芒(のぎ)のある植物
(稲や麦など)の種を蒔く頃
夏至
げし
一年でいちばん昼の時間が長くなる頃
小暑
しょうしょ
暑さが本格的になってくる頃
大暑
たいしょ
一年でもっとも暑さが厳しい頃
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秋
立秋
りっしゅう
秋支度を始める頃
処暑
しょしょ
暑さが落ち着いてくる頃
白露
はくろ
草花に白い粒のような
光る朝露がつく頃
秋分
しゅんぶん
昼と夜の長さが同じになる頃
寒露
かんろ
冷たい露がつく頃
霜降
そうこう
霜が降りる頃
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冬
立冬
りっとう
冬支度を始める頃
小雪
しょうせつ
小雪がちらつきだす頃
大雪
たいせつ
本格的に冬の雪が降る頃
冬至
とうじ
一年でいちばん夜の時間が長くなる頃
小寒
しょうかん
まだまだ寒さが厳しい頃
大寒
たいかん
一年でもっとも寒さが厳しい頃
◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆
さらに細かく分割して
季節の推移を把握する
七十二候もあります。
季節の移ろいを知る
ということは
人間の移ろいを知る
と同じ。
天候の移ろいを知る
ということは
大地の移ろいを知る
と同じ。
大地に暮らす人間のリズムは
季節の天候とともにある。