二連変化的なこと
十大主星
二連変化は
十大主星のキーワードと
相生相剋比和の
基本をつかんでいれば
いくらでも無限に応用できるため
型にして覚えるには惜しくあり
ひとつひとつを手がかりとして
数式的に組み立てていくと
言語化しやすいです。
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ポイント
▶︎ 同じ五行の星が2つ重なると
その星の本能が強まる
→その星の本能に関して
頑固さが加わる
・・・
▶︎清純星は2つ重なると
同じ五行の濁流星の要素の
たくましさが加わる
→ 清純星: (鳳閣)・司禄・牽牛・玉堂
・・・
▶︎同行 陽の星と陰の星の二連は
どちらの意味も和する
▶︎相生となる重なりは
生じられる方の星が先に前出る
▶︎相剋となる重なりは
剋す方の星が先に前出る
▶︎3つ以上は過多となり
その星の意味に関して
鋭さと集中力が加わる
たとえば
相手に紙とペンを渡して
「わたしの名前を書いて」
と頼むとする。
▼
Aさん
貫索 + 貫索
自分の領域ペースを守りたい
という意思がより頑固。
Bさん
貫索 + 石門
仲間を作りながら輪の中で
自分を守ろうとする。
Cさん
禄存 + 玉堂
皆の反応を求めたのちに
正統をもって応じる。
▼
Aさんは
急ぎもせず媚びもせず
自分の書き順で書く。
Bさんは
一緒に書こうとする。
Cさんは
喜んでくれるならと
正しく書こうとする。
あくまでも例えばですが
そんな感じ。
・・・・・
で、
あくまでもたとえば
どこにどんな風に
書けばいいかを確認してきて
本人が書いたあとに
あなたも書いてみて
とこちらに言い出したら
相手には
牽牛星と石門星がある。
金剋木で
石門より牽牛が先に前へ出る。
牽牛は失敗したくない
その上で
石門は共同でありたいから。
▼
もし実際の命式に
東に牽牛・西に石門なら、
相手は自分に対して
まだ浅い付き合いでもあるけど
心を見せてる親友の部分もある
間柄だと感じてる。
中央に調舒があれば
オリジナルのマークとか
マイサインみたいな書体で
書いてくれる。
東は外側で見せる顔、
西は身内に見せる顔、
中央は基本性格だから。
ひとつひとつが手がかり。
となると、
対沖がかかった牽牛なのか
半会している石門なのか
どの十干から出た星なのか
とかで
次に何の技法の引き出して
性格を判定していくか
必然的に深掘りされていく。
補足