以下、
資料原文を引用したものを記しておきます。




定則法 (ていそくほう)


定則法とは運勢の話です。
運勢の中には
いくつかの法則があると考えられ
これは宿命とは異なります。
その昔、老子や荘子の話を実証したのが
算命学でもあるのです。
運勢には、共通したいくつかの法則があり
統計的なものであり個々の話とは異なります。
あくまでも運勢の法則としてお考えください。


定則法1〜15

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◆定則法16
 親の天中殺の時に生まれる子は
 親に反抗する。その結果として
 親を超えるかまたは伸びないかになる。
 親を超える子供は反発反抗心が強く
 逞しい生き方をし、初代運的となる。
 親を超えようとしない子供は
 非常に素直ではあるが実力発揮できない。
 親の言いなりにはならない方が良い。
 女の子の場合は、
 一般的に父と違ったタイプの夫を選び
 それは親を超えようとする姿と考える。

◆定則法17
 初年期に大変可愛がられた女性は
 人生の山場が40代でくる。
 この時に経済的に成功していても
 人生の不安定に見舞われる。
 40代半ば〜50歳位迄の5年に出やすく
 いわば更年期障害といわれる。
 はたからは何が不満か分からないので
 わがままにも見える。
 
◆定則法18
 初年期に大変苦労して育った女性は
 人生の山場が30代後半〜40代にくる。
 その時期に人生観が極度に変化する。
 10代で苦労、20代逞しく、その反動が
 30代後半から。頑張り過ぎた反動で
 虚しさが出てくる。また、精神的に
 早く大人になり過ぎるため、
 本人は冷静だが急に家庭が煩わしくなり
 今までとは別の生き方がしたくなる。

◆定則法19
 初年期に大変可愛がられた男性は
 人生の山場が30代後半〜40代にくる。
 それまでの人生が崩れて
 更年期障害と似たような現象は出る。
 人生観が変わるきっかけは
 女性ができる、家庭を投げ出す、
 仕事が駄目になる、突然仕事を辞める等、
 過保護育ちで順調だと悪い方向に出る。
 それは人生の厳しさを知らないため、
 ちょっとした壁を乗り越えられないから。

◆定則法20
 初年期に大変苦労して育った男性は
 生涯苦労の連続である。
 たとえ成功者になったとしても
 苦労に耐えている間は
 人生で極端に落ち込むことはない。
 苦労することで成功すればするほど
 家庭間のまとまりは悪くなる。
 成功すればするほど苦労が増える。


 ※ ほどほどに苦労し、ほどほどに
  可愛がられるのが理想といえる。
  宿命に合う程度のアメとムチが必要。
  身強なら少し厳しめに、
  身弱なら少し甘めにする方が良い。
  誰でも過保護か苦労かのどちらかに入り
  そのため中年期には精神的な反動、
  更年期障害が訪れるものである。



◆定則法21
 父親の跡取りが異なる性質は潰れない。
 同じ質であると潰れる。(会社の二代目等)
 他人を含め跡取りとなる人すべてにいえる。
 陰陽交互のやり方でないと続かない。
 これは宿命のタイプ、性格、教養や実力の
 異なり、異座でも良い。
 
◆定則法22
 初年期に習得本能を発揮したか、
 消化出来たかで一生の頭の良さが決まる。
 智恵の程度、どのように理解できるか。
 人生の中で知識が増えても
 初年期に培われた本質は変わらない。

◆定則法23
 初年期前半に智恵が高い者は後半下がり、
 前半に低い者は後半上がる。(個人差あり)
 一生の中で最も頭が活発な時代は初年期。
 初年期に非行に走る子でも、実はそこが
 その子にとって知能が活発な時でもある。
 知的好奇心を持たせてあげると
 こういう時期に急激に伸ばすことができる。
 
◆定則法24
 初年期に親の手伝いをよくする子供は
 20代30代で運勢の伸びが良い。
 しかし中年期につまづく。
 つまづいた後に乗り切ればその後は
 穏やかな人生が待っている。
 乗り切れなければ晩年期は苦労の連続。

 ※ 親が子を生じるのが気の流れであり
  子が親を助けるのは不自然である。
  しかし貧しくて手伝う、親が病気等は
  これには入らない。

◆定則法25
 強男・強女または弱男・弱女の夫婦は
 子供が無しで良しとする。
 子供が生まれると家庭がうまくいかないか
 親子間で問題が出る。
 これは宿命の強弱ではなく
 実生活においての力関係の対等である。
 (家賃代や食事代を折半等)
 
◆定則法26
 女の子が有の苦労を味わって育つと
 女性としてマイナスの人生となる。
 マイナスの人生とは女性として成熟しない、
 妻や母になりきれない、またはなれない。

◆定則法27
 男の子が無の苦労を味わって育つと
 男性としてマイナスの人生となる。
 マイナスの人生とは男性として成熟しない、
 夫や父になりきれない、またはなれない。

 ※ 有の苦労→経済面の苦労、
  無の苦労→精神面の苦労。
  父親は精神面で一家を支えるのが役目、
  母親は現実面で一家を支えるのが役目。
  女性が現実苦労をし過ぎると
  妻となり母となった時に
  一家を支える力が残っていない。
 
  これは社会的成功とは別なので
  苦労をすれば成功する可能性はある。
  しかし社会的成功をしても
  家庭的な役割は果たせないということ。


◆定則法28
 男女関係なく有と無の苦労を
 同時に味わって育つ者は
 生涯苦労することになる。

◆定則法29
 両親の居ない子供で大成功するのは難しい。
 1000人に1人いるかいないか。
 しかし祖父母がいると大分違ってくる。
 あくまでも大成功を指すので
 普通の成功は論じていません。

◆定則法30
 人間は生涯15年間で人生の60%が決まる。
 (本人の性格、考え方、素質、運勢傾向等の
 土台) 3歳で性格の器が出来て、3〜7歳迄に
 性格の器が一生の土台となり、
 12年間で人生観が決まる。
 最も素直に土台が作られる時期だからである。





定則法、以上。