参天論とは

 

晴れの日があれば雨の日もあるように、

人の運勢は天気図に似ている。

水が蒸気となり雲となり、

風に吹かれて晴れていく。

 

人間も生まれもったものを動かさずに

じっとしているだけでは

曇り空のような運勢が続く。



「運」は「運ぶ」という言葉に使われる通り

人の「運」も運ばれて晴天になっていく。

人の運勢は天の動きと同じく、

「天空に参加するもの」という

自然の法則に基づいた算命学の理論。




例えば一家の中で、

父親だけが100のエネルギーを

フル活動させて働いていて、

母親はのんびり遊んで暮らして

エネルギーをほとんど使っていないとする。

すると、父親は高気圧になり

母親は低気圧になります。

この場合は母親の方が

病気等の災いを受けやすくなります。

(そして病と闘うことによって

同じ位のエネルギーを使うかも知れません。)


一家の中に高気圧的な人がいると

他の家族もそれに合わせていけば

気圧の格差がなくなり

災難が起こらなくなるとされます。
(1日のうち父親が15時間働くなら、

母親も15時間ほどエネルギーを稼働させる、

子どもなら勉強やスポーツ等で

活動をするといった感じ。)

端から見ると一日中働く父親は立派ですが、

家族全体をみたときは

運命上なかなか一家の負担を重くしています。


集団の中で全員が

同じ位の気圧であればいいのですが、

誰かがずば抜けていくと

高気圧と低気圧の格差が生まれてきます。

2人組でも数人グループでも

ひとつの集団や組織において

この天気図の法則がいえます。

 

 

実際の働き方は

それぞれに違っていても

メンバーが全体的に

同じ位のエネルギー燃焼度で

やっているかどうか?です。

 

天気圧の差は、運勢の差と似ている。