生年天中殺
<日干支から出る天中殺の十二支が年支にある>
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年干支に不自然現象
→ 両親・社会面で、無の作用。
本来は、
親の力に頼らずに生きていける
自立のパワーが備わっている人です。
何らかの形で
親が不仲、親が離婚、早くに親と離別、
養子的に育つ、親が病弱といった
不完全現象が起こりやすく
その方が宿命一致なので
本人はたくましく自立成長します。
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命式の東方(太陽昇る→物事始め) に
“無” があるわけですから
人生の幼いうちに
究極的な “無” を味わうことで
際限ない “有” を引き込みます。
( 飢えが中途半端な場合は
引き込みの作用も中途半端 )
蛇型:
幼少期に究極的な現実苦を味わうので
財力を追って経済確立の道で大成。
財欲が強いのではなく、
世の無常を身をもって知っているゆえ。
辰型:
幼少期に究極的な精神孤独を味わうので
独特な人生観が形成され
その感性を活かす世界に入ると
新しい時代の先駆者・革命家として大成。
( 一般社会の中のみでは生きづらい )
波型:
幼少期に両親健在で平均的に育った場合、
思春期あたりで反発反抗が現れるので
親の方が驚くでしょう。
幼稚な反発ではなく、
世の中に対する素朴な疑問がたまった
哲学的な反発なので、
周りに精神教養を与えてくれるような
大人( 親以外で ) がいるとありがたい。
親との間で
まったく不完全現象がない場合は
親元にいるうちは
本人が精神不安定や病気がち、
トラブルメーカーになるなどのひずみ。
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特に子どもの頃は
親や学校に対して
「なんで通じないんだ!」
「なんでそれが当たり前なんだ?」
といった不満を抱く状況の方が自然。
親と直接通じ合うのはスムーズではないので
祖父母との関わり合いや
適度に距離を離すなどして、
自分で精神的疑問を解いていく生き方を
確立していけば力量発揮が出来ます。
純粋に親孝行をしても伝わりにくい
理不尽が身に染みているからこそ
凡人とは一味異なる精神勉強に入れるのです。
つまり
精神性を仕事で発揮するのが使命の人。
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一般社会をメインに働く場合は中年期で
利益ではなく心の満足を追求する副業や
懐古的な趣味を持ちたがりますし
そのような世界に携わる方が生きやすいです。