村上ファンドが摘発されようとしています。彼自身は、インサイダー取引に関してかなり注意深く配慮してきたようですが、容疑をかけられています。地検の特捜は、挙げたくて仕方が無いようです。村上ファンドは、かなり前からニッポン放送を取得してきており、一昨年時点で約12%、その後約18%まで買い増ししました。この6%の買い増し分が問題の対象のようですが、私の見方としては、立件は、難しいだろうと考えています。

それは、村上ファンド側からライブドアが、ニッポン放送の株を大量に取得するといった情報を得たという証拠が、村上氏の証言以外ないと考えられるからです。いくら、地方銀行との打ち合わせに席で、メモや議事録といったものが残っていたとしても、村上氏がサインをしてない以上、なんらの証拠にもならないでしょう。村上氏本人からの証言が得られなければ、立件は難しそうです。

逮捕、事情聴取まで行くには、客観的な証拠が必要で、このような人物を逮捕しておいて、起訴見送りとは行かないと思われます。絶対的な、証拠が無い限り、逮捕は難しそうです。

ライブドアのケースでは、起訴の容疑内容は、2004年度の粉飾決算です。堀江を逮捕したときは、本来このような容疑のみで逮捕していたのでしょうか。マネーロンダリングやインサイダーといった容疑で立件したかったのではないでしょうか。ライブドアの投資組合の解明はどこに行ったのでしょうか。

検察もマスコミも沖縄で投資組合の中心人物が殺され(4箇所も刺しての自殺は考えられません)てからは、誰もこの件を事件や、記事、番組として扱わなくなっています。検察もマスコミも、エリート集団であり暴力団が絡んでくると逃げ腰になります。世の中の本当の悪は何なのかを、考えておく必要があります。社会正義もやり易いところから手につけていく、自分に火の粉がかかりそうな事件には手を出さないといった、検察、マスコミに対し、私は、不信感を持っています。人の命が奪われているのですから、この事件のほうが、粉飾決算より重大であると考える私の感覚は、誤っているのでしょうか。

さらに、安部と福田の総裁争いも絡んでいるように見えます。堀江、村上は、安部側、検察側が福田側と見ています。小泉の失敗を強調したい福田は旧体制の代表であり、小泉が擁護した堀江、村上を否定することで、総裁選を戦おうとしています。小泉の応援者でもある宮内オリックスオーナーも村上ファンドの出資者であり、場合によっては、村上からの政界資金があるかもしれないと狙っている可能性があります。政治献金があれば、合法的でも安部には、マイナスになります。村上ファンドは、政争にの具となっています。

こんな考えは、私だけでしょうか。