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どうぶつより。|動物から人間へ、届いた小さな物語

動物たちにも、
私たち人間には見えない気持ちや、
それぞれの物語があります。

このブログでは、

野良猫クロの物語
犬との暮らしで起きた出来事
動物たちとの出会いや、感じたこと

などを綴っていきます。

どうぶつより。

動物から人間へ、届いた小さな物語。

 

クロには、気になる猫がいました。

 

その猫の名前は、ボステツ。

 

体は大きく、いつも落ち着いている。

 

クロが何かを聞けば、


だいたいのことは教えてくれる。

 

だからクロは、ボステツのことを


「ボステツさん」と呼んでいます。

 

そんなある日。

 

クロは、ボステツの耳を見て驚きました。

「ボステツさんっ!
耳がちぎれてるよ!?」

クロにとっては、大事件です。

 

「誰にやられたの?」

 

心配するクロ。

 

でも、ボステツはいたって冷静。

「これは、ちぎれたんじゃない。
さくら耳っていうんだ」

「さくら耳?」

 

クロには、初めて聞く言葉でした。


🌸 さくら耳って?

猫の耳先が、V字のようにカットされていることがあります。

 

これは、地域で暮らす猫の不妊・去勢手術を行ったことが分かるようにするための目印として使われています。

 

いわゆる**「さくら耳」**です。

 

一度手術をした猫を、再び捕まえてしまわないようにする意味もあります。

 

ボステツの耳も、その「さくら耳」。

 

クロが思っていたような、


ケンカで傷ついた耳ではありませんでした。


🐈‍⬛ クロは思った

「人間って、猫のためにこんなことをするんだ……」

 

外で暮らしている猫たち。

 

そこには、いろいろな事情があります。

 

生まれたときから外で暮らしている猫。

 

人に飼われていたけれど、外で暮らすことになった猫。

 

人には慣れている猫もいれば、


人を怖がる猫もいます。

 

そして、そんな猫たちを見守っている人もいます。

 

ごはんをくれる人。

 

ケガをした猫を助ける人。

 

不妊・去勢手術をしてくれる人。

 

クロの知らないところで、


猫と人間の間には、いろいろなつながりがあるのです。


😹 ところがクロは……

話を聞いて、すっかり感動したクロ。

 

「じゃあ僕も、さくら耳にしてもらおう!」

 

……なぜか、自分の耳を引っぱり始めます。

「こうやって……えいっ!」

「やめろ!」

 

ボステツに止められるクロ。

 

もちろん、耳を自分で切るものではありません。

 

病院で手術を受けた猫の目印です。

 

クロは、まだまだ知らないことばかり。

 

でも、これからボステツと一緒に、


いろいろなことを知っていくことになります。


🐾 クロから人間へ

「ねえ、人間のみんな。
外で暮らしている猫にも、
いろんな事情があるんだね。」

猫から見たら、


人間の世界は分からないことだらけ。

 

でも、人間から見ても、


猫の世界は分からないことだらけなのかもしれません。

 

だから少しずつ。

 

お互いのことを知るところから。

 

『野良猫のクロ』

 

これから始まるクロの物語を、


どうぞ一緒に見てください。🐈‍⬛🌸


『野良猫のクロ』第1話

「耳が切れたボス」

 

TikTokでは漫画で連載しています。

 

どうぶつより 野良猫のクロ