スカルピア役のこばちゃんこと小林大祐さんと📸
第一声から迫力が凄いです!
お楽しみくださいませー!
既にご予約頂いている皆様には来週よりチケット発送ささて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします📮
【第1幕】
舞台は1800年6月、ナポレオン戦争の只中にあるローマ。
共和制が崩壊し、王政側による厳しい弾圧が続くなか、元ローマ共和国の執政官アンジェロッティが脱獄。彼は、妹が鍵を預かる聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会へと逃げ込みます。
そこで彼を匿ったのが、教会に通ってマグダラのマリア像を描いていた画家マリオ・カヴァラドッシ。彼は自由を愛する共和主義者で、アンジェロッティとは密かな同志でもありました。カヴァラドッシは危険を承知で、彼を自分の別荘の井戸に隠すことを決めます。
そこへ、カヴァラドッシの恋人であり、国民的人気を誇る歌姫フローリア・トスカが教会に現れます。情熱的で嫉妬深い彼女は、礼拝堂で目にした金髪の女性(アンジェロッティの妹の肖像)に心をかき乱され、マリオを問い詰めますが、マリオは巧みにそれをかわします。
一方、警視総監スカルピアはアンジェロッティを追って教会に現れ、残された証拠から彼の逃亡とカヴァラドッシの関与を疑います。スカルピアはトスカの嫉妬心を利用し、彼女をカヴァラドッシの別荘へ向かわせ、その後を手下に追わせるという卑劣な罠を仕掛けます。そして教会のミサの壮麗な合唱が響く中、スカルピアの陰謀と宗教の荘厳さが皮肉に交錯し、幕が閉じます。
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【第2幕】
その夜、スカルピアの居室であるファルネーゼ宮殿の一室。
スカルピアは捕えたカヴァラドッシを拷問にかけ、アンジェロッティの居所を吐かせようとします。拷問の惨状を知らせるため、トスカも呼び出されます。彼女は血まみれで苦しむ恋人の姿に耐えられず、ついに隠れ家の場所を明かしてしまいます。
だがその直後、情勢を覆す一報が届きます――「ナポレオンがマレンゴの戦いで勝利した」と。王政の凋落が近いことを知り、希望を見出すカヴァラドッシ。しかし、怒り狂ったスカルピアは、彼に死刑を宣告します。
トスカは恋人の命乞いをし、スカルピアにひれ伏しますが、彼はその美貌に欲情し、彼女の身体と引き換えに恩赦を与えると迫ります。苦悩の末、トスカは屈辱に耐え、条件を受け入れたふりをします。スカルピアは「見せかけの銃殺刑」にするよう命じ、恩赦の書類をしたためます。
その直後、スカルピアが彼女に手をかけようとした瞬間、トスカは食卓にあったナイフで彼の胸を一突きにし、壮絶に彼を殺害。
「この口で全てを汚した神に、赦しを…」
祈るようにキャンドルを捧げ、スカルピアの亡骸の前に十字架を置き、トスカは去ります。
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【第3幕】
翌朝、ローマのサン・タンジェロ城。
死を前にしたカヴァラドッシが、夜明けの美しさと愛する人への想いを歌う中、トスカが彼のもとに駆けつけます。彼女は全てを話し、「銃殺は形だけ、撃たれたら上手に倒れて、あとで逃げましょう」と微笑みます。
ついに処刑が執行されます。兵士たちが銃を撃ち、カヴァラドッシが倒れる――
しかし、撃たれた彼に駆け寄ったトスカは、冷たくなった彼の身体に触れ、すべてがスカルピアの嘘だったことを悟ります。
その時、スカルピアの殺害が発覚し、兵士たちがトスカを追って城壁へ。
彼女は振り返り、断崖の上から叫びます――
「スカルピア、神の前で会いましょう!」
そして、そのまま身を投げて、物語は悲劇的な幕切れを迎えます。
この度、ウィーン在住のソプラノ・中野瑠璃子さんと、久しぶりに共演の機会を賜りましたこと、誠に光栄に存じます!
中野さんは、ウィーンにて8年に渡り研鑽を積まれ、その豊かな声と洗練された音楽性は、まさに現在のご活躍を裏付けるものです。僕自身、ウィーン滞在中には中野さんより多大なるご助力とご厚情を賜り、そのご縁とご恩を今も深く心に刻んでおります。
現地で2つのエージェントと仮契約が叶ったのも彼女のおかげです。
長年にわたり音楽を通して親交を深めてまいりましたが、家族ぐるみでの交流も重ねる中で、音楽的にも人間的にも揺るぎない信頼関係を築いてまいりました。
本公演は、中野さんの7月の一時帰国に際し、「ぜひこの機に再び共に音楽を紡ぎたい」との強い想いのもと、企画・実現に至ったものであります。
プログラムには、ウィーンに縁の深い作曲家による作品を中心に据え、またデュエットにおいては、両者の声が最も美しく響き合う楽曲を厳選いたしました。
紀尾井ホール《アイーダ》公演、無事に終演いたしました。
ご来場くださいました皆様、並びに日頃よりご支援くださる関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
また、貴重な機会をお与えくださいました関先生、堀内さんにも改めて感謝申し上げます。
再びラダメス役として舞台に立つことができた喜びはもちろんのこと、素晴らしい共演者の方々、信頼するスタッフの皆様と共に一つの音楽を創り上げることができたことは、何ものにも代え難い経験となりました。
《アイーダ》終曲は、数あるオペラの中でも最も美しいナンバーの一つだと思っていますが、このナンバーを歌い終えた時のあの感覚は、舞台上で時がゆっくりと流れて眠りにつくようでした。
あたたかなお客様の拍手に何度も胸が熱くなり、音楽の持つ力、そしてオペラという芸術の奥深さをあらためて実感するひとときでした。
音楽は感動。
今後も出会いのひとつひとつを大切に、感謝の心を忘れず、誠実に音楽と向き合ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!