わに「ランニングと執筆の共通点とは?」 | プロマラソンランナーtakuの、読むだけランニング

プロマラソンランナーtakuの、読むだけランニング

職業 プロマラソンランナー。2012.2014ホノルルマラソン日本人1位。JALホノルルマラソン認定トレーナーに就任。


『ランニングと執筆の共通点とは?』Vol.180

2ヶ月前から、パーソナルコーチをつけて、

ランニングのトレーニングを始めました。


「近い将来、フルマラソンに出場しよう」

という目標もありますが、

生涯続けられる、身体を使った趣味」を

持ちたかったのが動機でした。


で、いざやってみると、

そのトレーニングのプロセスが、

本の執筆(もっと言えばビジネス や経営)の

プロセスととても似ているのが興味深くて、

ますますハマっているところです。


それは、たとえば次のようなことです。


● 「4ヶ月後にフルマラソンで4時間切り」


  という目標に対して、

  逆算してどのタイミングで
  どんなトレーニングを用意するか、
  を計画に落とし込むことで、
  目の前のことに集中できる。


  → 本の執筆も、納期と完成原稿の
    ページ数から逆算して、
    いつ、何時間執筆にあてるのか、
    どこで編集作業をするのか、
    どこで仲間のフィードバックを得るのか、
    をスケジュール化することで、
    ペース配分がわかり、

    焦らず目の前の原稿に集中できる。


● ランニングで鍛えるのは2つ。


  正しいフォームで走るための筋力と、
  長く走るための心肺機能
  まずは正しいフォームで走る筋力を
  鍛えるのが先で、その上での心肺機能の強化。


  → 本の執筆で重要なのは、コンテンツの面白さと、
    読者を飽きさせない文章力。そもそも
    コンテンツが面白い(=コンセプトが良い)ことが先で、
    その上で優れた文章力がその面白さを際立たせる。


● 走った後、1~2日の休息日を

  意図的に設けることが重要。


  なぜなら、トレーニングで破壊された筋肉が
  休息によって回復し、そのときに筋肉が強化されるから。
  早く結果が欲しいから、と休息なしで毎日走ることは、
  怪我を招き、かえってパフォーマンスが下がる。


  → 本の執筆も、一定時間集中して書いたら、

    休息が必要。


    その間に脳がリラックスした状態で断片的な考えを整理し、
    統合してくれて、生産性は高まる。
    よって休息も仕事の1つと認識して

    スケジュールに組み込む。


など、他にもたくさんの共通点が見出せます。

まったく異分野の中に共通点が見出せると、

そこには“気づき”が生まれ、

脳のシナプスがつながっていくような感覚を覚えます。


その連鎖が、

意外性や独自の着眼点を

鍛えてくれるんじゃないかな、

って感じる今日この頃です。


ブログはこちら>>


プライベートランニングスクール

FROG (フロッグ) メンバー わに



ビジョンとお金の両立を実現させる専門家

ビジョナリーパートナー  和仁達也