――――――――――――
近代科学は
核兵器という
非人道的な大量破壊兵器を
生み出してきた
この反省の上に立ち
その軸となる理論を確立した
イギリスの数学者
ラッセルと
ドイツのユダヤ人物理学者
アインシュタインらが
中心となり
1955年
核兵器廃絶を訴える
ラッセル・アインシュタイン宣言を行った
それから58年が経過して
今に至っている
――――――――――――
僕はすぐに接触を始めることにした。
始まってしまった気持ちは
もう止めることはできなかったのだ。
幸いにも
僕らは意気投合し、交流を深めていった。
互いに素性も打ち明けた。
やっぱり、彼女だった。
まだ高校一年生。
若さは嘘をつかなかった。
彼女も僕も
新たな出逢いに
とても積極的であった。
自分のクラスを教えたとき、彼女はこう言ってくれた。
「じゃあ…確認しに行っちゃおうかな!」
僕はますます、彼女のことが好きになった。
I do not stop myself from loving you.
――――――――――――
学年が変わった。
選択科目が異なるので
同じクラスにはなれなかった。
でも
進展はあった。
話が弾み過ぎてSNSのメッセージツールだけでは物足りなくなるほどであったのだ。
お互いにもっと近づきたくなって
共通の友人を通してメールアドレスを交換した。
天にも昇る思いだった。
――――――――――――
ここまでの話を聞いて
もしかしたら
僕らが順調に関係を築き上げているかのように思われるかもしれないが、
よく考えてみれば、何か違和感を感じるはずだ。
無論、
そんなことを
当時の僕は気にかけもしていない。
やはり、若すぎた
と
言うほかないのかもしれない。
僕らは
ここまでの時点で
一度も
面と向かって会話をしたことがなかったのだ
――――――――――――
つづく。