「私が先に言おうと思ってたのに」


そう答えてお互いに笑った

どちらも相手の足枷になるのが嫌だって結論にいたり

具体的な答えは出さなかった


本当は何度も手をつないでやろうかって思ったし、ちゅーしてやろかって思った


でも今は笑っておこう

「…そろそろ帰るわ」
って言った彼がちょっと躊躇してからほっぺたにちゅーした

ズルいなぁと思って
私もほっぺたにちゅーし返した


笑って別れたけれど、ドキドキする胸になんだかホッとした

私もまだちゃんと女の子だったんだ


合宿が終わってから、休まずに木屋町に直行


前日の夜に電話してランチデートの約束をしてたから

その日は珍しく夜まで一緒にいれたので、遅めのランチ→デザート→ブラブラ→BAR

と長時間木屋町界隈をブーラブラ

ちょっとお酒が入ってテンションが上がっていたので、自宅近くのファミマへ


日本酒と某エナジードリンクを購入

あと安くて懐かしい駄菓子


駄菓子って意外に油っこい
ヨッチャンイカの美味しさはこの年になって分かった

とかなんとかオチもなく話してた


日本酒をエナジードリンクで割って

酔ってきたー

とか言って二人でケラケラ笑ってた


暫くしてトイレ行きたーい

って彼がなったので、ウチのトイレを貸すことに


そのうち雨が降り出して

マンションの下で雨宿り

なかなか止まないなぁって二人で黙って立ってた


帰るのも何だか惜しくて
彼が帰るまで一緒にいることにした



ポツポツ喋っては黙るの繰り返し

ちょっと無言になって空見上げてたら横から

「…言うつもりはなかってんけどな」

何だろうと思って横を向いたら、彼はじーっとコチラを向いていた


「…もしな、俺が留学から帰ってきて椎ちゃんにその時彼氏がいてへんかったら、俺と付き合って」


先越されたー

ってなりました
3月3日はひな祭り

お昼は前日に彼をランチに誘っていたので、またもランチデート

夜は女ばかりで飲み会

深夜3時まで三國無双


4日5日とまさかの自由学校の体験合宿

いや…

7時30分に西院とか無理ッスよ状態


彼と電話

朝まで電話に付き合ってくれるという


ありがとう

なんとか完徹で集合場所まで行けたけれど


電車の中ではずっと体調不良で屍と化していた


……子ども達は可愛かったです



高野山の宿坊で一泊
部屋は喫煙仲間のYと二人部屋

基本的に部屋の中が靄にかかる


夜は男子部屋で先生も交えて飲み会

体調不良だったため早めに退散

部屋に帰って端っこに寄って寝る



朝…

起きるとY・男子A・私の謎の川の字になっていた


何故だ……

YとAとの過ちを一瞬想像したが、Aがきっちりシャツの第一ボタンまで閉めて寝ていたので想像は粉砕される


何故奴が私達の部屋で寝ていたのかは謎だ