ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

トモスケさん(仮名・50代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

トモスケ「私は、若い頃、芸能人をしてました」

 

僕「そうなんですね」

 

トモスケ「意外でしょう? この前、バイト先で話したら『お笑い芸人だったのか?』って言われて……『イケメンモデルだったんです』って答えたら、冗談だと思われて、大笑いされました」

 

僕「それはそれは……」

 

トモスケ「私、20代の頃は、こんなだったんです」

 

画面越しに見せてくれた画像は、端正なイケメン男性でした。

 

僕「すごいかっこいいですね?」

 

トモスケ「今と全く別人だと言われます。今は当時より35㎏増量してます……」

 

僕「目元は、面影ありますよ」

 

トモスケ「ありがとうございます。掲示板などでこの写真使うと、『詐欺だ』って言われるんです」

 

僕「痩せれば、当時の姿に戻れるんじゃないんですか?」

 

トモスケ「減量したこともありますが……。皮膚がたるんで皺になって、却って老けて見えるって言われました」

 

僕「中高年ゲイの場合は、恰幅いい方がモテますからね」

 

トモスケ「若い子にモテたいなら、お金がないとダメですね。アルバイト警備員じゃ、若い子へのサポートなんか、できないですよ」

 

僕「サポートするなら……そうでしょうが……」

 

トモスケ「私は、若い頃、なまじちょっとかっこよかったせいで、人生を踏み外しました」

 

僕「踏み外した?」

 

トモスケ「私、高校の後半、演劇部だったんです。文化祭の公演で、王子様役にスカウトされて……。女の子のファンができて、舞い上がってしまいました」

 

僕「その頃はノンケ(異性愛)だったんですね?」

 

トモスケ「そうです。舞台の上で喝采を浴びて、私生活で女の子にモテて……病みつきになりました」

 

僕「大学などでも、演劇を(続けたのですか)?」

 

トモスケ「芝居とかよりも、スターになりたかったんです。で、先輩のコネで、高卒後は上京して芸能事務所に入りました」

 

僕「とんとん拍子ですね? 周囲から反対されませんでしたか?」

 

トモスケ「親は、優秀な兄に期待してましたから。私は、どうせ挫折するだろうと、放置されました」

 

僕「で、芸能界は?」

 

トモスケ「芝居・歌・踊りのレッスン受けながら、オーディション受けてたんですが、すべて落ちました。覚えてないくらいたくさん……」

 

僕「そうなんですね?」

 

トモスケ「モデルの仕事はたまにあるんですが、それでは収入足りないんで……ずっとバイト生活です」

 

僕「バイトと言うと? エキストラとか?」

 

トモスケ「エキストラは拘束時間長い割に、もらえる金が少ないんですよ。割がいいのは、ウリ専(男性版風俗)とゲイビ(ゲイのAV)モデルでした」

 

僕「もしかして、それまでノンケ(異性愛)だったのが、ウリ専ボーイやゲイビモデルして、ゲイに目覚めた?」

 

トモスケ「それだけじゃないですけどね。芸能界ってゲイやバイセクシャル男性が結構いて、若い男の子は狙われるんです」

 

僕「トモスケさんも狙われたんですね?」

 

トモスケ「私はそれまで、女の子専門でしたが、ゲイ男性の相手に、そこまでの抵抗はなかったです」

 

僕「それは……もしかして、仕事の便宜を図ってもらうために?」

 

トモスケ「ぶっちゃけ枕営業です。女の子や容姿のいい男の子は、結構してましたよ。そういう時代だったんです。それでスターになれたら万々歳だったんですが……」

 

僕「結局、芸能界を辞めたんですよね? 何かきっかけがあったんですか?」

 

トモスケ「何年やっても芽が出ないと……みんな考えるんですよ。カタギになって結婚して家庭持とうか……とか」

 

僕「トモスケさんも女性との結婚を考えたんですか?」

 

トモスケ「いえ……私は、ウリ専ボーイやゲイビモデルを1~2年やってたら、女の子に興味なくなっていて……。『セックスの相手は男でいいや』って考えるようになったんです」

 

僕「それは……男性とのセックスはお金になるから?」

 

トモスケ「そこは大きいですね。私は、ウリ専ボーイやゲイビモデル・ゲイバーの店子(従業員)・サポート(援助交際)合わせて20年近く、ゲイ男性からの需要で食ってましたから……。セックスは生活の手段なんです」

 

僕「ご自身でゲイバー経営とか、考えなかったのですか?」

 

トモスケ「やりましたよ。金を出してくれるスポンサーがいて、ゲイバー開きましたが……4か月で終わりです」

 

僕「終わった理由を聞いていいですか?」

 

トモスケ「スポンサーは60代のオジイサンだったんです。で、私が、もっと若いお得意さんと寝たら、それがバレて大喧嘩……。店の権利はオジイサンが持ってましたから、私が(店から)追い出されたんです」

 

僕「ゲイに無関係な昼職に就こうとはしなかったんですか?」

 

トモスケ「何度もしましたよ。でも、20年前だとアルバイトは時給1000円いくかどうか……。1日働いても、ウリ専ボーイ1~2時間の稼ぎに届かない。バカらしくなるんですよ」

 

僕「でも、ウリ専ボーイは若いうちだけでしょう?」

 

トモスケ「私は30代後半までサポートしてもらってました」

 

僕「今は警備のお仕事でしたっけ?」

 

トモスケ「アルバイトですが、私、介護とかコンビニとか、お客の相手するの嫌なんです」

 

僕「え? ウリ専ボーイは究極の接客業って言われますよね? 大嫌いなオジサン相手でも、笑顔でセックス……(しなければならない)」

 

トモスケ「ウリ専ボーイは、1~2時間だけ、恋人の演技すればいいんです。介護とかコンビニって、仕事中ずっと愛想よくしなきゃならないですよね? 耐えられないです」

 

僕「じゃあ、ゲイバーのママしてる時も、楽しくなかった?」

 

トモスケ「ぶっちゃけ、私の場合は、常連客とホテルに行って……また飲みにきてもらう……。ウリ専やサポートと、基本的に変わらなかったですね」

 

僕「プライベートでの恋愛は?」

 

トモスケ「ないですね。そもそも、仕事で男と寝ているうちに、女への興味を失ったんです。彼氏が欲しいとか、どんな男が好きとか、ないんです」

 

僕「男性に愛されるのは嫌いじゃないでしょう?」

 

トモスケ「愛されるのは大歓迎です。ただし、金のある男。私を養うのが最低条件……。でも、10年以上、誰にも愛されてません」

 

僕「若い男の子を見て、かわいいとか思いませんか?」

 

トモスケ「かわいいとは思います。が、年下が私を好きになり、貢いでくれることはないので、対象外なんです。私の方に貢ぐだけの財力もないですから」

 

僕「今はひとり暮らし?」

 

トモスケ「高卒後、ずっとひとり暮らしです。誰かと暮らすのは無理ですね。自分のペースを崩されたくないです」

 

僕「趣味があるとか?」

 

トモスケ「趣味っていうか……ケーブルテレビで昔の映画・ドラマ・歌番組を見てますね。事務所で一緒だった人を見て、アレコレ思い出したりして……」

 

僕「やっぱり、芸能人になりたかった?」

 

トモスケ「もう少しでデビューできたかも……って思うんです。もっと大手の事務所だったら……とか。ゲイが社長やってる事務所に所属したら、かわいがられて、もっとプッシュされてた……とか」

 

僕「運やコネで左右される世界なんですね?」

 

トモスケ「占いに頼る芸能人って、結構いるんですよ。でも、私はそれをしなかった……。そこは後悔してます」

 

僕「で、今日、私に鑑定して欲しいことは?」

 

トモスケ「私には、芸能界で成功する運はありましたか? ゲイになる要素はもともとあったのですか? 他の仕事を目指していたら、普通に結婚して、平凡な幸せを得たのでしょうか?」

 

僕「事前に教えていただいた生年月日・生誕時刻・生誕地による西洋占星術では、『大衆の人気を得ることが成功の道』とありますから。少なくとも、芸能の道を目指す星は持って生まれています」

 

トモスケ「やっぱり……」

 

僕「『恋愛や結婚に秘密を持つ』とも、あります」

 

トモスケ「普通に女性と結婚していても、後からゲイに目覚めていた?」

 

僕「その可能性があります」

 

トモスケ「じゃあ、ゲイになって、ひとり暮らししているのも、ある意味運命なんですね?」

 

僕「そうとも、言えます」

 

トモスケ「他の仕事に就いてたら?」

 

僕「『好きなことを追求する』と出ています」

 

トモスケ「好きじゃない仕事は続かないんですよ。今の警備員も『今日だけ頑張ろう』とだけ思って、何とかやってます」

 

僕「芸能界を目指しながら、結果としてウリ専ボーイ・ゲイビモデルなどで暮らしてきたことをどう思ってらっしゃいますか?」

 

トモスケ「自分のやりたいことを追求してきたことに後悔はないです。売春も、誰かに強制されたわけじゃない。金を稼ぐ手段としては、効率悪くなかった。当時は需要もありましたしね」

 

僕「じゃあ、いいじゃないですか」

 

トモスケ「ゲイビモデルも、幸か不幸か、出演当時とはまったく違う顔や体型になりましたから……。誰からも気づかれません」

 

僕「……」

 

トモスケ「私の残りの人生……わかりますか?」

 

僕「アドバイスカードを引いてみましょう」

 

トモスケ「お願いします」

 

★トモスケさんへのアドバイスカード。

↑「愚者」正位置。

 

トモスケ「これは……乞食? ホームレス? 私の未来ですか?」

 

僕「これは『愚者』です」

 

トモスケ「愚か者? 私は愚か者なんですね?」

 

僕「確かに他人から見たら『愚か者』ですが、不幸という意味ではありません。他の人が踏み出さない道を歩んで行く人です。無限の可能性があるということです」

 

トモスケ「無限の可能性? 私には何もありません。恋人も友達もいません。昔のテレビ番組見るのが楽しみな、孤独死予備軍です」

 

僕「でも、健康面で大きな不安はないですよね?」

 

トモスケ「7年前に、仕事で骨折して入院しました。それぐらいです」

 

僕「健康は最高の宝です。トモスケさんには、それがある……」

 

トモスケ「でも……金もなく、もはやモテないし……」

 

僕「本来、お金と恋愛は別の要素です。本当に両想いなら、一緒にいるだけでいいじゃないですか?」

 

トモスケ「私に同棲は無理です」

 

僕「別々に暮らす恋愛もあります。半同棲や週末同棲も……(あります)」

 

トモスケ「デブ専の人には、ある程度モテるだろうと思いますが……」

 

僕「お友達の延長でも、いいと思います。毎日何らかの連絡をしていれば……」

 

トモスケ「孤独死は防げる?」

 

僕「その通りです」

 

トモスケ「そうですね。金を介在しないゲイ友をつくります。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のパンセリノスオラクルカードです。

↑「瑠璃の大象」

現生陸上動物で最大にして最強のゾウです。しかも、皮膚は瑠璃(青い宝石・ガラスの旧名)です。

 

まさに他を圧倒する強い存在です。

 

あなたにも、このゾウのような力が授けられています。

謙遜する必要も、躊躇する理由もありません。前に進みましょう。

あなたの1歩1歩が地面を揺るがし、多くの人達に影響を与えるのです。

 

それだけの存在になっていることを自覚しましょう。

 

↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)