ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

ショウジさん(仮名・20代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

ショウジ「仲のいい同僚にカミングアウトしたら、仲間外れにされたみたいです」

 

僕「差し支えない範囲で、カミングアウトした経緯を教えていただけますか?」

 

ショウジ「ヒロム・ケンスケ・ジンと僕の4人は、同期入社で、入社式や研修が一緒で仲良くなりました。研修後は、それぞれ違う課に配属されたのですが、週に1度、同期会と称して呑み会をしていたんです」

 

僕「ショウジさんの方から、カミングアウトしようと考えたのですか?」

 

ショウジ「ケンスケに彼女ができて……ジンにも片思いの女の子がいて……ケンスケとヒロムが、僕とヒロムに『どうなんだ? 誰か(好きな子は)いないのか?』って聞いてきたんです」

 

僕「そういう流れになると、ゲイ男性は困りますね?」

 

ショウジ「僕もヒロムも『特にいない』って答えたのに……なぜかケンスケは僕だけに『ショウジ、お前まさか、男が好きなのか?』って言ってきて、ジンも『俺のケツ狙うなよ』って笑いだして……」

 

僕「言う方は冗談だとしても、ゲイ男性には辛い状況ですね」

 

ショウジ「僕が何も言えないでいたら、ヒロムが『やめろよ。冗談にしていい話題じゃないぞ』って言ってくれて、ケンスケもジンも謝ってくれたんです」

 

僕「ヒロムさん、いいですね」

 

ショウジ「僕もヒロムに感激して……。後日、ヒロムだけに『実はゲイなんだ』ってLINEでカミングアウトしたんです」

 

僕「ヒロムさんの反応は?」

 

ショウジ「ヒロムは『驚いたけど、ショウジはショウジだから。これからも友達だ』って返してくれて……」

 

僕「よかったですね、ヒロムさんが理解してくれて。カミングアウトしてよかったのでは?」

 

ショウジ「そう思っていたら、次の週の同期会の誘いが来なくて……」

 

僕「ショウジさんから連絡してもいいのでは?」

 

ショウジ「ヒロムに聞いてみたら『みんな忙しいから、今週はなし』ってことだったんです」

 

僕「それで?」

 

ショウジ「週末、ヒマで……SNS見てたら、ケンスケが居酒屋でのことをアップしていて……」

 

僕「ケンスケさんって、彼女もちの人ですよね? 彼女とのデートとか?」

 

ショウジ「料理やドリンクが映ってたんですが、3人分なんです」

 

僕「ケンスケさん・ジンさん・ヒロムさんの3人だけで呑んだ……と思ったのですか? SNSには何て(書いてあったのですか)?」

 

ショウジ「誰と呑んだかは書いてません。……毎週呑んでる仲間だから、敢えて書かなかったのだと思いました」

 

僕「それだけでは、わかりませんよね。3人のうちの誰かに聞いてみるのは……(できませんか)?」

 

ショウジ「僕が1番親しいのはヒロムなんです。そのヒロムから『今回はなし』って言われたので……」

 

僕「……」

 

ショウジ「やっぱり、ヒロムにカミングアウトしたのは間違いだったのか……」

 

僕「ヒロムさんは、ゲイをからかうような言葉を諫めてくれたんですよね?」

 

ショウジ「ヒロムは優等生タイプなんです。ただ、心の奥底の本音を知っているわけではありません。『ゲイに優しい』は建前で、本音では『ゲイとは離れたい』と思っているのかもしれません」

 

僕「決めつけるのは、よくないです」

 

ショウジ「占ってください。ヒロムたちは、ゲイの僕を嫌っているのでしょうか?」

 

僕「占いは可能です。ただ、ひとつ言えるのは、友達付き合いは基本的に自由だということ。誰と付き合うかは、個人で判断していいのです。差別はよくないですが、全員がゲイにフレンドリーとは限らないし、そこまでの義務もないのです」

 

ショウジ「それは……わかっています。ただ、ヒロムは優しいし、人の悪口は言わない奴なんです。だから、ケンスケとジンはともかく、ヒロムとは友達でいたいんです」

 

僕「ヒロムさんは、友達でいいんですね? それ以上の進展は望んでませんね?」

 

ショウジ「ヒロムに恋しているわけではありません。ヒロムがノンケ(異性愛)なのはわかってます。ヒロムがゲイで、僕を好きだと言うなら……僕は可能ですが。それはあり得ないので、友達以上は望んでません」

 

僕「では、占う相手はヒロムさんだけ? ケンスケさんとジンさんも入れますか?」

 

ショウジ「とりあえず、ヒロムだけでお願いします」

 

★ヒロムさんは、ゲイをカミングアウトしてきたショウジさんをどう思っているのか?

 

〇現状カード

↑「金貨のナイト」正位置。

騎士が馬を降りてます。目的地は見えません。

長い旅になるので、休憩をしているのです。

 

ヒロムさんは、ショウジさんについて、立ち止まって考えているところです。

 

①ヒロムさんは、ショウジさんと今まで通り、友達でいたいと思っている。

↑「剣の3」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

失恋のカードです。ヒロムさんへの恋心は実りません。

 

↑「剣の10」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

テントが燃え、剣に囲まれて絶望する女性。

すべてを失ったと思い、嘆き悲しんでいるとしたら、それは違います。

 

②ヒロムさんはショウジさんを受け入れているが、ケンスケさんとジンさんはそうではない。ヒロムさんは、板挟みになっている。

↑「ワンドの5」正位置。

馬に乗り、戦う5人。

仲間内で揉めています。が、時に揉めることも必要なのです。

 

↑「カップの3」正位置。

カップを掲げる3人の女性。

3人以上の会話を表します。ヒロムさんたちは、相談しているのです。

 

③実は、ヒロムさんは、本心からゲイを受け入れているわけではない。本音ではショウジさんと離れたい。

↑「カップの8」正位置。

カップ8個を揃えて、立ち去る男性。

他の場所へ行く潮時なのです。

 

↑「カップのエース」正位置。

トランプで言う「ハートのエース」。恋の始まりです。

 

僕「3者択一の答えは、②ヒロムさんはショウジさんを受け入れているが、ケンスケさんとジンさんはそうではない。ヒロムさんは、板挟みになっている。③実は、ヒロムさんは、本心からゲイを受け入れているわけではない。本音ではショウジさんと離れたい。です」

 

ショウジ「②と③の両方?」

 

僕「人間の気持ちは、シンプルなものとは限りません」

 

ショウジ「本音と建て前……ですか?」

 

僕「そうですね。ヒロムさんは、ケンスケさんとジンさんを説得して、今まで通り4人で呑み会をしていきたいと思っている。が、ヒロムさん自身の中にも、『ゲイを理解できない』という気持ちがある」

 

ショウジ「僕は、ヒロムだけにカミングアウトしたのに、ケンスケとジンにもバレてるってことは……ヒロムがアウティング(無断でゲイをバラした)したんですね?」

 

僕「アウティングしたのなら、ケンスケさんとジンさんと揉める必要はありません。ケンスケさんとジンさんは、気づいていたのです」

 

ショウジ「僕がゲイだって、バレていたんですか?」

 

僕「(ケンスケさんとジンさんは)薄々感づいていたのです。だから、冗談めかして、確かめようとしたのです」

 

ショウジ「つまり、3人ともゲイに理解あるわけではないが、ショウジは少しマシっていうか、僕を入れて4人呑み会を維持しようとしている……?」

 

僕「そういうことですが、どう思いますか?」

 

ショウジ「内心は軽蔑されているなら、同期会に呼ばれなくても構いません」

 

僕「私がショウジさんの立場なら、同じ考えです。何か質問はありませんか?」

 

ショウジ「失恋のカードとありましたが……」

 

僕「ヒロムさんへの恋は実らない……ということです」

 

ショウジ「僕は、ヒロムとどうかなりたいとか……ないです」

 

僕「ゼロですか? ヒロムさんの方から誘ってきても?」

 

ショウジ「そうなったら……話は別ですが……」

 

僕「そういうことが頭の片隅にあるということは、ゼロとは言えません」

 

ショウジ「でも、期待しているわけではありません」

 

僕「その判断は正しいです。期待しても無駄です」

 

ショウジ「……。あと、他の場所へ行くとか、恋の始まり……って?」

 

僕「同期入社同士で友達になるのはいいことです。が、毎週毎週、同期会開催って、どうでしょうか?」

 

ショウジ「他のことをしろと?」

 

僕「時間とお金が無限にあるなら別ですが、そうではないでしょう? それに、思いが遂げられない相手がずっとそばに居るのは、決していい状況ではありません」

 

ショウジ「ヒロムのことですか?」

 

僕「ショウジさんがゲイ同士で出会いを果たしたとして、つい、ヒロムさんと比べてしまいませんか?」

 

ショウジ「比べてません。っていうか、ゲイの出会いをしてませんから……」

 

僕「人は無意識に比べてしまうものです。同期会は一生、毎週おこなわれることはないのです」

 

ショウジ「確かに、ケンスケは時々、彼女とのデートを優先します」

 

僕「たまたま、同期で入社したという縁ですから、いずれはそれぞれの道を歩んでいくのです。ショウジさんもショウジさんの道を行きましょう」

 

ショウジ「……はい」

 

僕「最終アドバイスカードを引きましょう」

 

〇最終アドバイスカード

↑「ワンドの3」正位置。

水辺で舟を待つ男性。

どの舟に乗るか? どこへ向かうのか? 計画と展望を立てましょう。

 

ショウジ「ゲイとしての人生設計ですか?」

 

僕「そうです。彼氏が欲しいとか、ないですか?」

 

ショウジ「ありますが……」

 

僕「ヒロムさんと定期的に会っていると、そこまで渇望しなくなる?」

 

ショウジ「……」

 

僕「ノンケは、いずれ女性と結ばれるのです。ショウジさんの彼氏にはなりません」

 

ショウジ「可能性ゼロですか?」

 

僕「ゼロです。失恋のカードが出たじゃないですか? 無理なものは無理なのです。それとも、ヒロムさんから愛されてるという根拠があるのですか?」

 

ショウジ「……ないです」

 

僕「ヒロムさんは、たまに会う友達にしておいて、彼氏はゲイの中から見つけましょう」

 

ショウジ「……わかりました。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のソラ・ブスカ・タロットです。

↑「剣のクイーン」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

「剣」は言葉などの知的な力。「クイーン」は慎重さや思慮深さを表します。

 

↑「カップの8」正位置。

天使が(不要な)カップを捨てています。

 

2枚を合わせ読むと、

あなたには、斬り捨てるべき不要な物があります。

それは形あるものではなく、気持ちや精神の問題です。

 

「慎重」と「優柔不断」は違います。

英断が必要なのです。

 

↓我が師である 霊観占い大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)