ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

ヨシアキさん(仮名・40代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

ヨシアキ「先月、彼氏と別れたんですが……」

 

僕「まだ、気持ちの整理がつかないのですね? 『逃げれば追う、追えば逃げる』と言われるように、去って行く相手は魅力的に見えてしまい……」

 

ヨシアキ「僕の方から別れたんです」

 

僕「ヨシアキさんの方から? 経緯をお聞きしていいですか?」

 

ヨシアキ「同い年のヒロツグ(仮名)とは、8年前にアプリの『セフレ募集』で出会いました」

 

僕「最初はセフレだった?」

 

ヨシアキ「僕の方は、本当はパートナーが欲しかったのですが……。いい人がいなくて『セフレ募集』のヒロツグのプロフィールを見たら、いい意味で普通な人で、試しに会ってみたら……」

 

僕「意気投合したのですね?」

 

ヨシアキ「同い年ってこともあって、学生時代の同級生のような感じで、話せて、呑んで……」

 

僕「エッチもできたんですね?」

 

ヨシアキ「女っぽさやゲイっぽさのあるゲイ男性って少なくないじゃないですか? ヒロツグは男らしいというより、普通っぽいんです。友達同士のような雰囲気になれました」

 

僕「相性がいいから、セフレではなく、恋人になった?」

 

ヨシアキ「僕はそう希望したんですが、ヒロツグは『セフレ』にこだわりました……」

 

僕「ヒロツグさんには、本命彼氏がいたとか?」

 

ヨシアキ「(ヒロツグには)妻と子ども1人がいたんです」

 

僕「(ヒロツグさんは)既婚者だった?」

 

ヨシアキ「だから、ヒロツグは『彼氏や恋人を求めているなら、俺には無理。月1~2回会って、エッチして終了しか、できない』って言うんです」

 

僕「それでもOKした?」

 

ヨシアキ「10何年ゲイ活動して、短期の付き合いしかできなかった僕にとって『ヒロツグなら……』って思えたから、『セフレでもいいから』と了承しました」

 

僕「後から、彼氏と言うか恋人関係になったんですよね?」

 

ヨシアキ「コロナの時に『3密』になるので、いったん別れたんです。でも、やっぱり会いたくて連絡したら、ヒロツグも『俺も会いたい』って言うので、月に1度、僕の車でドライブと言う名のカーセックスしたんです」

 

僕「コロナで緊急事態の時に、お互いの気持ちが確かめられたんですね?」

 

ヨシアキ「緊急事態宣言が出なくなったら……もう、僕らはセフレだけでは収まらなくなってました」

 

僕「月1回ではなく、もっと……?」

 

ヨシアキ「ほぼ毎週、僕の車で会ってましたね」

 

僕「既婚者のヒロツグさんにとっては、毎週出かけるって、奥様の手前、厳しかったのでは?」

 

ヨシアキ「元同級生の釣り仲間ってことにしたんです」

 

僕「釣り……?」

 

ヨシアキ「僕もヒロツグも釣りには興味なかったんですが、中年男が妻子を置いて出かける理由、他に思い浮かばなくて……」

 

僕「実際に釣りをしたんですか?」

 

ヨシアキ「初心者用の最低限の道具を買って、何度か、2人でやってみましたが……」

 

僕「続かなかった?」

 

ヨシアキ「2人とも、性格的に釣りには向いてなかったです。釣りに行くと言って2人で郊外に出かけて、人のいないところでカーセックス。夕方、魚買って帰るんです」

 

僕「奥様は疑ったりしなかった?」

 

ヨシアキ「たぶん……。僕がヒロツグ宅に車で迎えに行くと、いつもニコニコ送り出してくれましたから」

 

僕「(ヒロツグさんの)奥様と顔を合わせていたんですね? どうでしたか?」

 

ヨシアキ「ヒロツグは『(妻とは)もう夫婦とは言えない。子育ての協力関係しかない』って言うんですが……僕から見るとごく普通の夫婦に見えました」

 

僕「(奥様への)罪悪感は?」

 

ヨシアキ「罪悪感よりも、羨ましかったですね……。あんな風にヒロツグと暮らせたらいいなと……」

 

僕「(ヒロツグさんへの)お子さんに対しては?」

 

ヨシアキ「ヒロツグの子は男の子で……小学生になったので……釣りに連れて行くことになって……」

 

僕「ヨシアキさんとヒロツグさんのドライブデートに、息子さんも……(加わった)?」

 

ヨシアキ「ヒロツグが言うには『妻がパートからフルタイム勤務になり、土日に家事や息抜きするから』って……」

 

僕「3人で出かけたんですね?」

 

ヨシアキ「断ったら……ヒロツグを困らせることになるので……」

 

僕「3人だと、カーセックスはできない……」

 

ヨシアキ「そうですね。以前のように釣りの真似事したり、日帰り温泉に行ったり……そのうちに動物園や遊園地に行くようになって……」

 

僕「ゲイカップルのデートのはずが、子ども中心のお出かけになった……?」

 

ヨシアキ「これがヒロツグの生活なんだ……ヒロツグと人生を共にするということは……ヒロツグの息子とも仲良くしなければならない……と身に沁みました」

 

僕「共働きの家庭で、小学生の子どもを妻だけに任せて、毎週お出かけって……無理ですからね」

 

ヨシアキ「そうなんです」

 

僕「『人生を共にする』っておっしゃいましたが……ヒロツグさんが離婚して、ヨシアキさんとパートナーになる可能性もあったのですか?」

 

ヨシアキ「僕の希望はそうでした。ただ、僕から離婚を迫ってないです。……ヒロツグの方から『息子が成人するまで待って欲しい』って言ってきたんです……」

 

僕「ヒロツグさんの息子は小学生ってことは……あと10年くらい?」

 

ヨシアキ「(息子が)大学卒業までだと、あと12年です」

 

僕「そんなに待てないですか」

 

ヨシアキ「12年待って……すべてがうまく行くんなら、待ちます。でも、(ヒロツグの)奥さんや息子にとってはそうじゃない……って考えるようになって……」

 

僕「奥様や息子さんにとって、離婚は……」

 

ヨシアキ「毎週、ヒロツグと息子を迎えに行くと、奥様が弁当3人分用意してくれて『よろしくお願いします』と頭を下げるんです」

 

僕「できた奥様ですね」

 

ヨシアキ「12年後とは言え……僕のせいで、奥さんや息子を不幸にするかもしれない……って考えると、忍びなかったです」

 

僕「ヒロツグさんのご家庭は、破綻しているようには見えないんですね?」

 

ヨシアキ「仲のいい3人家族に見えました。それを、僕は壊そうとしている……」

 

僕「それで、ヨシアキさんの方から別れを告げた? ヒロツグさんの反応は?」

 

ヨシアキ「……『すまない』だけでした」

 

僕「ヒロツグさんも、本音では離婚したくなかった?」

 

ヨシアキ「ヒロツグは、やはり『男とは性欲発散』で、『家庭は妻子のいるところ』って考えていたんでしょうね」

 

僕「……辛いですね」

 

ヨシアキ「仕方ないっていうか……ヒロツグの家庭を壊す加害者にならずに済んだっていうか……。きっと12年後にヒロツグから『やっぱり離婚できない』って言われたんだろうなって、悟りました」

 

僕「アドバイスカードを引いてみましょう」

 

ヨシアキ「お願いします」

 

★ヨシアキさんへのアドバイスカード

↑「カップの5」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

コップが割れたことに落胆する女性。

しかし、まだ割れてないコップもあります。水もまだあります。

希望はまだあるのです。

 

ヨシアキ「希望はある……って? ヒロツグのことですか?」

 

僕「ヨシアキさんの人生において、まだまだ希望はある……ということです」

 

ヨシアキ「ヒロツグ以外の人を愛せる気がしません」

 

僕「時間が解決します。新たな人が現われます」

 

ヨシアキ「そうですか?」

 

僕「倒れてないコップが1個あります。1人は必ず現れます」

 

ヨシアキ「1人いれば十分ですが……」

 

僕「その前に、ヒロツグさんへの思いを整理しましょう」

 

ヨシアキ「そうですね。ヒロツグには、すでに『奥さん』というパートナーがいる。(ヒロツグの)最愛の相手は僕ではなく、『息子』ですからね」

 

僕「裏を返せば、ヒロツグさんは妻子を大事にする男性だった……ってことですよ」

 

ヨシアキ「僕も、子どもの頃に憧れました……しっかりと家庭を守る父親になりたかった……でも、なれなかった……」

 

僕「ゲイカップルという『家庭』を築いてください」

 

ヨシアキ「そうします。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のソラ・ブスカ・タロットです。

↑「カップの3」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

カップは「心」「精神」などの象徴。3は「安定」や「解決策」。

 

リバース(逆さま)ということは、簡単には行かないと言うこと。

 

↑「コインの5」正位置。

コインは「お金」「物質」などの意味。5は「変化」や「変容」です。

が、この人物は盾やマントのような物で身を守り、うずくまっているように見えます。

 

収入より支出が多くなりがちです。

相談や話し合いが必要ですが、すぐには解決しないのです。

 

粘り強く取り組みましょう。

 

↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)