ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

先日、旧知のお客様にお土産をいただきました。

老舗の和菓子です。

↑たいへん上品な、ほどよい甘さでした。ご馳走さまでした。

対面鑑定の後、同棲する日本人ゲイ男性Tommyが焼いたケーキとコーヒーをお出しして、3人で歓談……楽しかったです。

ありがとうございました。

 

話変わって、少し前のオンライン鑑定です。

 

タケヒコさん(仮名・39歳ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

タケヒコ「なんだかこの頃、イライラして、父に当たり散らしてしまいます。夜に眠れないまま朝になることもあります」

 

僕「それはそれは……。原因やきっかけに心当たりありますか?」

 

タケヒコ「この間、39歳になりまして……。あと1年で40歳だと思ったら……なんだかお先真っ暗で……」

 

僕「ノンケ(異性愛)もそうでしょうが……ゲイの人には40歳で焦る人がいますね」

 

タケヒコ「僕は髪の毛のせいで、ちょっと老けて見られることがあるんです」*タケヒコさんの前髪は、やや薄くなっています。

 

僕「『30代です』ってアピールしても、ダメなんですか?」

 

タケヒコ「『アラフォーですね』って言われたり、『本当の年齢を教えてください』って言われたりするんです」

 

僕「実年齢を信じてもらえないのは、辛いですね」

 

タケヒコ「アプリや掲示板を使っているんですが、1年以上誰ともエッチをしていません」

 

僕「彼氏さんもいないのですね?」

 

タケヒコ「みんな、どうやって彼氏をつくり、つき合い続けるのでしょうか?」

 

僕「リアルに出会って……いい感じにデートしたら、連絡先交換し、次のデートを約束する……んじゃないでしょうか?」

 

タケヒコ「掲示板の場合、アドレスはお互いに知っているから……」

 

僕「電話番号とか、LINEとか……」

 

タケヒコ「僕は、親と実家で暮らしているので……電話は難しいです」

 

僕「24時間親と一緒ではないでしょう? ひとりの時に電話するとか……(ダメですか)?」

 

タケヒコ「ほぼ24時間、父親と一緒なんです。父は車椅子なので、着替え・トイレ・風呂に介助が必要なんです」

 

僕「お母様は?」

 

タケヒコ「13年前に病死しました。9年前に父が交通事故に遭い、手と足が不自由になったんです」

 

僕「ご兄弟姉妹は?」

 

タケヒコ「(僕は)1人っ子です」

 

僕「10年以上、お父様をひとりで介護されているのですか?」

 

タケヒコ「市の福祉サービスは利用して、料理と掃除はしてもらってます」

 

僕「お父様の介助をヘルパーさんにしてもらわない?」

 

タケヒコ「父は気難しくて、プライドが高いんです。特にトイレや風呂の介助を知らない女性にしてもらうのを嫌がるんです」

 

僕「24時間介護だと、タケヒコさんはお仕事できないですね?」

 

タケヒコ「もともと、父が小さな会社を経営していて、僕もそこで働いていたんです。が、事故で父は会社継続を断念し、売却したんです」

 

僕「タケヒコさんも仕事を失った?」

 

タケヒコ「父の会社の社員から、父専属の介護士になった……って感じですね」

 

僕「失礼ですが……生活費は……(どうされていますか)?」

 

タケヒコ「父の年金と事故の保証金・会社を売却した金で、親子2人暮らしています」

 

僕「話を最初に戻しますと……お父様と1日中一緒なので、ゲイの出会いができない? 電話もできないということですか?」

 

タケヒコ「ヘルパーさんが料理や掃除をしている間、『ちょっと父をお願いします』と言って、掲示板で知り合った人に会いに行ったことはありますが……。1時間半後に、父から『何やってるんだ? ヘルパーは帰ると言ってるぞ』と電話が来て……」

 

僕「急遽、帰ったのですか?」

 

タケヒコ「カーセックスの最中だったんですが……途中でやめて、帰らざるを得ませんでした」

 

僕「お父様が眠った後とか……(会いにいけませんか)?」

 

タケヒコ「それも、したことありますが……。相手と会っている間にスマホの電源を落としていたら、父から伝言メモが入っていて『夜中にどこに出かけてる? 返事がなければ警察に捜索願いを出す』って……」

 

僕「捜索願いを出される前に帰宅したのですね?」

 

タケヒコ「はい」

 

僕「お父様には、何て……(言い訳したんですか)?」

 

タケヒコ「うまく言えずにいたら……父が『女か? どんな女でもいいから、家に連れてきて、ここに住まわせろ』って……」

 

僕「それで?」

 

タケヒコ「僕が何も言えずにいたら、父は『お前もいい年だ。嫁の1人ぐらい連れてきて、俺の介護をさせろ。そしたら、お前は外に働きに行け』って……」

 

僕「ちょっと、それは……(無理ですね)」

 

タケヒコ「僕がノンケ(異性愛者)でも、それはできないです。嫁と介護士は違いますから……」

 

僕「ということで、お父様の介護を、ほぼ24時間しているから、出会いがない?」

 

タケヒコ「それでも、コロナ前は、父に怒られながらも、たまに抜け出して出会っていたんですが……」

 

僕「今は、それもない?」

 

タケヒコ「田舎でゲイ人口が少ないんです。でもって、僕が老けてきたせいか、やり取りしても、画像交換で断られてしまうんです」

 

僕「年上好きのゲイ男性もいますが……」

 

タケヒコ「オジサン好きの20代の子とやり取りしたこともありますが……。仕事の話になった時、『無職で父の介護をしている』と正直に言ったら、返事が来なくなりました」

 

僕「……」

 

タケヒコ「20代の頃……父も元気で母も生きていた……あの頃は今と同じ田舎暮らしでしたが、自由でした」

 

僕「出会いがあったのですね?」

 

タケヒコ「県内の人なら、車飛ばして会いに行けました。1泊の温泉旅行もできたんです。あの頃にパートナーをつくっていたらよかった……」

 

僕「20代の頃は、彼氏をつくろうと思わなかった?」

 

タケヒコ「時々会ってカーセックスで十分だと思ったんです。特定の1人より、いろんな人と相手したかったです。でも……」

 

僕「今は、彼氏が欲しい……?」

 

タケヒコ「父の介護に縛られるようになってから……欲しくて欲しくて堪りません」

 

僕「今、彼氏がいたら?」

 

タケヒコ「ヘルパーさんが来ている間に、ちょっと抜け出して会いたいです。30分でも15分でも……キスだけでもいい……」

 

僕「……」

 

タケヒコ「他県でもいいです。メールやLINEを毎日できたら……それだけでも幸せです」

 

僕「メル友なら……(できるのでは)?」

 

タケヒコ「ちょっとやったことありますが……続かないですね、会ったこともない人だと……」

 

僕「……」

 

タケヒコ「父はまだ60代半ばなんです。手足は不自由ですが、頭はハッキリしていて、口も達者。この間なんか『お前、ひとりで風俗店行くなよ。風俗嬢を家に呼んで、チップはずんで俺の相手もさせろ』って言うんです」

 

僕「認知症になるよりはいいですが……」

 

タケヒコ「むしろ、父に認知症になって欲しいです。施設に入れられますから。今の父は、デイサービスすら絶対拒否ですから」

 

僕「……」

 

タケヒコ「平均寿命まで、父はあと20年。僕は還暦になってしまいます。老々介護した挙句に、ひとりぼっちの老後で……孤独死ですよね」

 

僕あ「アドバイスカードを引いてみましょう」

 

タケヒコ「お願いします」

 

★タケヒコさんへのアドバイスカード

↑「カップの3」正位置。

女性達がカップを掲げながら話しています。

相談が大切です。

 

タケヒコ「相談? 相談できる親戚も友人もいません」

 

僕「ケアマネジャーに相談しては?」

 

タケヒコ「30代ぐらいの女性のケアマネジャーに家に来てもらって、アドバイスしてもらったんです」

 

僕「ダメでしたか?」

 

タケヒコ「ケアマネさんは、デイサービス→ショートステイ→施設入居のシナリオを僕に提示してたんですが……」

 

僕「お父様が……(拒否)?」

 

タケヒコ「父はデイサービスすら断固拒否でした。『そんなところに行く必要も義務もない』って。僕に対しても『あんな小娘の言うこと聞くことない』って……」

 

僕「諦めないことです。お父様だって、ご自身が高齢の障碍者であることは自覚しているはずです。タケヒコさんを縛りつけていることも、冷静に考えればわかるはずです」

 

タケヒコ「(父は)わかるようになるでしょうか?」

 

僕「定期的にケアマネさんが来るのでしょう? お父様、だんだんと気がつきますよ」

 

タケヒコ「……」

 

僕「他のケアマネさんに代わってもらうこともできますよ。お父様が女性や若い人を軽く見るタイプなら、男性や年配の方に来てもらうとか……。ベテランの方の言葉って説得力ありますよ」

 

タケヒコ「(ケアマネさんを)替えてもらえるんですか? だったら、希望してみます」

 

僕「できることはやってみましょう」

 

タケヒコ「はい」

 

僕「タケヒコさんの人生は、これから折り返しです。まだまだ希望はあります。人生はどうなるかわかりませんから。希望は捨てないでください」

 

タケヒコ「わかりました。とりあえず、ベテランケアマネさんに来てもらって、父にデイサービスだけでも行ってもらいます」

 

僕「それがいいです」

 

タケヒコ「週に何度か、昼間の数時間だけでも行ってくれたら……僕はとても助かります。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のソラ・ブスカ・タロットです。

↑「クラブの7」正位置。

長い棒を7本も抱えて、重くて腰が曲がっています。耐えられそうにありません。

 

↑「カップの8」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

天使(?)が大きなカップを次々と落としています。不要になったのです。

 

2枚を合わせ読むと、

あなたはもう、我慢の限界です。耐えられなくなっています。

しかし、今のやり方を捨て去ることができません。

 

優先すべきことは何か?

考える必要があります。

 

↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)