ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
シンジロウさん(仮名・30代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
シンジロウ「ゲイであることに疲れました。どう生きればいいのか、わからなくなってます」
僕「ゲイであることに疲れて……というのは、恋愛が辛いということですか?」
シンジロウ「恋愛ができないんです。ゲイデビューして、もうすぐ20年ですけど……」
僕「彼氏さんが……できない?」
シンジロウ「彼氏と呼べる存在なんて……夢のまた夢です」
僕「好きな人は、いたことあるでしょう?」
シンジロウ「高2の時に、部活の先輩が好きでした」
僕「告白は……(しましたか)?」
シンジロウ「……しました」
僕「先輩の反応は?」
シンジロウ「トイレの個室に連れ込まれて……」
僕「先輩もゲイだった?」
シンジロウ「いえ……先輩がいきなりズボンとパンツを下ろして、僕の顔の前にアレを突き出してきたんです」
僕「口でしろと……?」
シンジロウ「そうです。僕はまだ未経験でしたけど、一生懸命したら、口の中に出されて……オエッと吐き出したら、『吞み込めよ。ホモだろ? 俺のこと好きなんだろ?』って言われて……口の中に残ったのを吞み込みました」
僕「それで終わり?」
シンジロウ「僕が呑み込んだら、先輩は出て行きました」
僕「先輩はノンケ(異性愛)で、シンジロウさんの口を性処理に使っただけ?」
シンジロウ「先輩には、付き合っている彼女がいたんですが……。彼女がセックスさせてくれないって言ってました」
僕「それで、シンジロウさんの好意を利用した?」
シンジロウ「そういうことです。僕に対して気持ちがないのはわかってましたが……呼ばれると断れなくて……」
僕「何回か続いたのですか?」
シンジロウ「先輩が卒業するまでの5か月ぐらい……週2回ペースで……」
僕「計算すると、40回以上……そんなに?」
シンジロウ「自分でも呆れて……次は断ろうって思ってたんですが……」
僕「その後は?」
シンジロウ「先輩は大学行って……。僕もその大学に行こうとしたんですが……また性処理役をさせられたら嫌だと思って……東京の大学を受験したら、落ちて……地元で就職しました」
僕「シンジロウさんの地元にはゲイバーとか、ありますか?」
シンジロウ「ないことはないんですが……。行ってみて、ガッカリしました」
僕「地方だと、高齢・既婚者・いつも同じメンバー?」
シンジロウ「当時の19歳の僕からすると、30代でもオジサンに見えて……声かけられても嬉しくないんです」
僕「高校の時の先輩と、比べてしまう?」
シンジロウ「先輩は、すごいイケメンで、筋肉質でかっこよかったんです」
僕「シンジロウさんを性処理道具に使った先輩ですよね?」
シンジロウ「そうなんですけど……。性処理に使われたってことは……嫌いじゃなかったよね? って思い込もうとしてました」
僕「そういう考え方なんですね」
シンジロウ「僕がゲイバーでオジサンに迫られても、嫌ですから。ちょっとでも好きじゃないと、カラダを許したくないです」
僕「先輩は、シンジロウさんに体を許したって言うよりも……」
シンジロウ「今なら、わかります。先輩は誰でもよかったんです。有り余る若い性欲をどこかに吐き出したかったんです。僕でなくてもよかった……」
僕「……」
シンジロウ「でも、初恋の告白がある程度成功したと思い込もうとしていたので……」
僕「ゲイバーでオジサンに言い寄られても、その気にならなかった」
シンジロウ「申し訳ないですけど……『40歳以上はキモい』って思い込んでました。僕も、もうすぐ40歳ですが……」
僕「ゲイの世界で、若さは断然優位ですからね。ゲイバーには他に若い人はいなかったんですか?」
シンジロウ「いましたよ。若いイケメンも何人かいました」
僕「そういう人とシンジロウさんは……(何もなかったのですか)?」
シンジロウ「イケメンでも、オネエさんには何も感じないんです。ひとり、若くて俳優のようなイケメンで、男らしい子がいたんですが……なぜか太ったオジサンと付き合っていて……僕が話しかけても無視されました」
僕「ゲイの世界には、デブ専・フケ専……いろいろいますからね」
シンジロウ「掲示板やアプリもやったんですが……。誘ってくるのは、やっぱりオジサンばかり……。たまに同世代と知り合っても、会ってみたらオネエさんや、年齢サバ読みの若作りオジサンで……」
僕「会ってみて、そういう人だったら、どうするのですか?」
シンジロウ「『ごめんなさい。父が突然倒れて救急車で運ばれたので、今から病院に行きます。(デートは)また今度……』って嘘を言って、2度と会いません」
僕「それで……結局……?」
シンジロウ「20年近く、彼氏なし……。アラフォーになりました。オジサンを断り続けた罰が当たったんですかね?」
僕「好きになれない人をお断りして、罰が当たるなんて、ないですよ」
シンジロウ「ですよね? ゲイバーで相談したら、『最初に極上のを食べたから、次から並み以下は食えなくなったんだね?』って言われました」
僕「極上……って言っても……性処理道具にされただけですよね?」
シンジロウ「そうなんですけど……『今からでも、その先輩に連絡して、またやってあげたら? 今度はもっといろいろと……』ってゲイバーのママ(男性)に言われたんですけど……」
僕「……無理ですよね?」
シンジロウ「はい。風の噂では、先輩は結婚して、子ども3人……ですから」
僕「その先輩のことは、忘れた方がいいですよ。先輩もシンジロウさんとのことは、きっと覚えていません……」
シンジロウ「……」
僕「今でも、その先輩が好きなんですね? 辛いでしょうが……片思いだったのです」
シンジロウ「冷静に考えると……片思いで終わったとわかります。でも、先輩が僕の口の中で果てたってことが、特別なことに思えて……」
僕「ノンケ男性にとって、男の後輩の口の中に射精って……性体験のうちに入りませんよ」
シンジロウ「……そうなんですか?」
僕「思春期の相互オナニーの延長……ぐらいにしか思ってませんよ」
シンジロウ「……僕ってバカみたいですね。弄ばれた先輩が忘れられなくて……ゲイ同士の恋愛ができなくて……で、僕自身がオジサンになって……一生孤独ですね」
僕「アドバイスカードを引いてみましょう」
シンジロウ「……お願いします」
★シンジロウさんへのアドバイスカード
↑「カップの5」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
壊れた3個のカップに落胆している少女。でも、まだ2個のカップが残っています。
シンジロウ「2個のカップが残っている? ああ、小さなカップですね?」
僕「大きさが気になりますか? 小さな幸せなら、ない方がいいですか?」
シンジロウ「このカップって、幸せっていう意味なんですか?」
僕「カップは、トランプでいう『ハート』です。カップが残っているということは、幸せになる道が残っているということ」
シンジロウ「この女の子は、残ったカップを見てないですよね」
僕「シンジロウさんも、まだ幸せになる道があるのに、見ていないのでは?」
シンジロウ「僕に、幸せになる道が……ありますか?」
僕「40歳で人生終わりませんよ。まだ、ようやく人生半ばです」
シンジロウ「でも、魅力は半減してます」
僕「半分残っているなら、いいじゃないですか? 内面の魅力で補えばいいのです」
シンジロウ「内面の魅力……」
僕「若さって、時に残酷ですから。相手の好意を利用して、性処理道具にし続ける……とか」
シンジロウ「僕は……先輩を恨めばいいのでしょうか?」
僕「性欲旺盛な18歳ノンケ男性を恨むのは筋違いでしょう。シンジロウさんが断れなかったことが……(問題です)」
シンジロウ「僕が……流されて、拒めなかったからですね」
僕「過去に縛られるのは終わりにしませんか? これからのことを考えた方がいい……というのも、この『カップの5』からのアドバイスです」
シンジロウ「妥協して、オジサンを受け入れる? まだ言い寄ってくるオジサンがいるか、わかりませんが……」
僕「言い寄られるのを待つだけでなく、気になる人を誘ってみては?」
シンジロウ「断られるのが……怖いです」
僕「それは、みんな同じです。でも、それを承知で攻めていかないと、恋愛には至りません」
シンジロウ「攻めれば、恋愛できますか?」
僕「何度か断られても、めげないことです」
シンジロウ「……そうですね。アラフォーですから、図太くいかなくてはいけないですね」
僕「気軽に声かけていいと思います。1人か2人に断られても、人生終わりませんから」
シンジロウ「……そうですね。気軽にいきます」
僕「それがいいです」
シンジロウ「ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日のソラ・ブスカ・タロットです。
↑「クラブのキング」正位置。
「クラブ(ワンド)」は、行動や情熱などを表し、キングは年長男性の意味もありますが、「堂々と」「自信を持って」ということです。
目の前のことに、自信を持って対応しましょう。人任せにしたり、受け身になってはいけません。
↑「コインの4」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
お金を貯め込んでいる女性ですが……リバース(逆さま)なので、「貯まらない」「物欲は満たせない」ということ。
2枚を合わせ読むと、
あなたがやろうとしていることは、意義あることです。情熱を持って、主体的に取り組みましょう。
たとえ、お金にならなくても、得る物がないように見えても、おこなう意味があるのです。
「やってよかった」と思える日が、いずれやってくるのです。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。




