ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
セイイチロウさん(仮名・50代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
セイイチロウ「今日、彼氏と住んでいる部屋を飛び出してきました」
僕「……喧嘩でもしたのですか?」
セイイチロウ「夜勤帰りで、今朝、帰宅したら、彼氏が男とベッドにいたんです」
僕「単に友人知人を泊めたのではなく、浮気されていた……ってことですか?」
セイイチロウ「彼氏も相手も全裸で、くっついて寝てましたから……間違いないです」
僕「辛いですね。彼氏さんについて、差し支えない範囲で教えていただけますか?」
セイイチロウ「ムツオ(仮名)という30代のゲイで、11年前に地元のゲイバーで知り合い、翌年、マンションを借りて同棲し始めました」
僕「同棲10年……長いですね」
セイイチロウ「このまま添い遂げるつもりだったのに……裏切られた思いです」
僕「ムツオさんの浮気は、今回が初めてですか?」
セイイチロウ「同棲当初から、何度もありました。ムツオはスマホを片時も手放さないタイプで、しょっちゅう誰かとメールやLINEをしてます」
僕「連絡している相手について、聞いてみましたか?」
セイイチロウ「ムツオは、田舎の同級生とか、幼馴染とか言ってます。詮索すると怒るので、この頃は聞きもしません。年齢が離れているので、好きな音楽とか、僕とムツオは話が噛み合わないんです」
僕「ムツオさんは……20歳下?」
セイイチロウ「26歳下です」
僕「……親子に見られたりしませんか?」
セイイチロウ「ムツオにスーツを買ってやる時とか、お店の人に『息子さん、これがよく似合いますね?』って言われて……」
僕「『親子じゃない』とは言わない?」
セイイチロウ「笑ってスルーします。内心は『違う。カップルだよ』って思いますが……」
僕「養子縁組するなら、年齢差がある方が、他人から見て自然ですが……」
セイイチロウ「養子縁組を提案したことあります」
僕「ムツオさんの返事は?」
セイイチロウ「はぐらかされました。僕には、相続させるほどの財産はないし、ムツオにとっては『束縛される』としか思わなかったのでしょう」
僕「同棲しているのですから、ある程度の束縛は、ムツオさんも覚悟して……(いるのでは)?」
セイイチロウ「同棲当初は、1つのベッドで2人寝ていたんですが……。今は寝室が別なんです」
僕「先ほど、『夜勤』っておっしゃいましたよね? そのせいですか?」
セイイチロウ「僕が週に2~3回夜勤があるせいで、ムツオとは生活リズムが合わないんです」
僕「食事も別々?」
セイイチロウ「2人とも料理しないので、それぞれで弁当買って来て食べたり、外食したりしてます。ムツオは週に2回はゲイバーで呑みますから」
僕「セイイチロウさんはゲイバーには行かない?」
セイイチロウ「僕は、前に行っていたゲイバーがコロナで閉店して以来、行ってません」
僕「ムツオさんは、別のゲイバーに行くようになった……?」
セイイチロウ「ムツオは、その店で『ひとり暮らし』って言っていて、しょっちゅう、他の男をお持ち帰りしたりされたりしているんです」
僕「浮気ですね? それは、お宅に痕跡があったんですか?」
セイイチロウ「僕が夜勤から帰ると、シンクにグラスが2人分あったり、ティッシュやゴムが捨ててあったり……」
僕「ムツオさん、証拠隠滅しないんですね?」
セイイチロウ「脇が甘いんですよ。で、僕が追及すると、『(ひとりで)数種類の酒呑んだから、グラスを替えた』『ひとりでして、ゴムやティッシュに出したんだ』って言い訳するんです」
僕「……なんとなく(浮気だと)わかりますよね?」
セイイチロウ「昔の僕のゲイ友が、ムツオが今行っている店にも呑みに行っていると聞き、メールしたんです」
僕「それで、ムツオさんが『ひとり暮らし偽装』して『お持ち帰りしてされて』いるのが、わかったんですね?」
セイイチロウ「そこを追求したら、ムツオが何て返事したかわかりますか? 『セイイチロウさん、もう役立たずなんだから、しょうがないじゃん』って……」
僕「『役立たず』って……あんまりですね」
セイイチロウ「僕が、糖尿病から来るEDなんで……『役立たず』って言われるのは仕方ないです」
僕「EDであっても……(セックスで)できることはありますよね?」
セイイチロウ「セックスレスは仕方ないです。ムツオが浮気するのも、ある程度は仕方ない。せめて、僕が気付かないように外でしてきて欲しい……」
僕「夜勤から帰ったら、2人裸でベッドに居たら……バレバレですね?」
セイイチロウ「もう、ムツオとはダメですよね? 昔のゲイ友にメールで愚痴ったら『リタイア後の孤独は辛いよ。養子縁組して、ムツオの浮気相手も呼んで、3人で暮らせば?』って言うんですが……」
僕「セイイチロウさんは、もうすぐリタイアなのですか?」
セイイチロウ「来年、定年です。再雇用制度は利用しないで、うちで、ムツオのために料理しようかと思っていたのですが……」
僕「先ほどの、ご友人の『3人で暮らせば?』ですが……ムツオさんの浮気相手って、特定の1人なんですか?」
セイイチロウ「以前は(ムツオの浮気相手は)『何人もいた』って聞きましたが……、最近は『20代の子とラブラブだ』って……」
僕「ムツオさんは、年上好きというわけではない?」
セイイチロウ「僕と出会った頃、ムツオは新社会人で、ほぼ未経験。きっと、自分で自分の(好きな)タイプがわからなかったんでしょうね。僕が猛アタックしたので……考えもせず、ついてきたんでしょう」
僕「それでも、10年一緒に暮らしたんですよね?」
セイイチロウ「ゲイ友は、『10年同棲して別れるなんて、もったいない。介護もしてもらうべき』って言うんです」
僕「それはそうですが……、ムツオさんは、若い男とラブラブなんですよね?」
セイイチロウ「ゲイ友は『アタシなら、ムツオと若い子のエッチを間近で見物させてもらうわ。可能なら、ちょっと手を出したりして』って言うんですが……」
僕「そんな風には割り切れないですよね?」
セイイチロウ「そうですね。目の前で2人が盛り狂ってたら(原文ママ)、包丁で2人ともメッタ刺ししたくなります、きっと……」
僕「それは……ちょっと……」
セイイチロウ「やっぱり、別れるしかないですよね? でも、この年では、新しい男は期待できない。貧乏EDジジイはモテないですよね? 10年同棲して、今から独りは……キツすぎます」
僕「年齢で区切る必要はありませんよ」
セイイチロウ「そうは言っても……金もなく、セックスでも満足させられない、くたびれた僕が、どうやって若い子を釣ればいいのか……」
僕「若い子を……釣りたいのですか?」
セイイチロウ「11年前、ムツオをゲイバーで釣ったんです。『彼氏いたことない』っていうウブな若い子だったから、ブランドのプレゼントあげて、ホテルに誘って、僕が持っているテクニックを総動員して、ムツオをメロメロにしたんです」
僕「……」
セイイチロウ「ムツオは、処女だったし……『こんなの、初めて』って、喘ぎまくりでした……」
僕「セックスで釣った若い子だったから……セックスレスになったら、裏切られたってことですね?」
セイイチロウ「ハハハ……自業自得ですよね。自分がしてきたことがブーメランされているんですね?」
僕「アドバイスカードを引いてみましょう」
セイイチロウ「お願いします」
★セイイチロウさんへのアドバイスカード(1枚目)
↑「太陽」正位置。
僕「何に見えますか?」
セイイチロウ「レンガ? 2人とも老人?」
僕「老ゲイカップルです。レンガ積みのような地味な作業でも、2人でやれば楽しい……」
セイイチロウ「僕は、勘弁して欲しいです。爺さん同士ではその気になりません」
★セイイチロウさんへのアドバイスカード(2枚目)
↑「金貨の6」正位置。
セイイチロウ「これは……ウリ専(男性版風俗)?」
僕「または、サポート(パパ活)です」
セイイチロウ「そんなお金は、僕には……(ない)」
僕「糖尿病っておっしゃってましたけど……」
セイイチロウ「薬飲んでれば、普通に動けます」
僕「じゃあ、60歳定年なんて言わずに、働けるまで働くことは可能ですよね?」
セイイチロウ「僕、7年前に転職したんですよ。以来、給料が半分になり、ボーナスも無くなり……」
僕「切り詰めれば、月1回ウリ専やサポートが買えるでしょう? 1万か2万ですから……」
セイイチロウ「でも、僕はEDですから……」
僕「やっぱり、若い子がいいのでしょう?」
セイイチロウ「それは……若い子なら、キスやハグするだけでも嬉しいです」
僕「どちらか……ですよ」
セイイチロウ「老ゲイカップルか……金で若い子を買うか……?」
僕「60代同士や70代同士で、仲良くやっているカップルは、男女でもゲイでもいますよ」
セイイチロウ「爺さん同士で住むなら、ひとり暮らしでいいです」
僕「じゃあ、ひとり暮らしでもいいと思います」
セイイチロウ「いや、あの……」
僕「フケ専(中高年好き)の若い子と、若専のオジサンでは人数比が何倍も違います」
セイイチロウ「妥協が必要なんですか?」
僕「現実との折り合いですよ」
セイイチロウ「……」
僕「冗談でも皮肉でもなく、ひとり暮らしにも良さがあり、幸せにもなれると思いますが……」
セイイチロウ「……」
僕「2人で暮らし続けるって、やっぱり、お互いの希望の擦り合わせが必要ですから」
セイイチロウ「……ムツオが浮気しまくったんです」
僕「お話をうかがうと、26歳差で、若いムツオさんはフケ専ではない……。11年、よく続いたんじゃないんですか?」
セイイチロウ「……」
僕「ムツオさんは、もっと前から気持ちが離れていたのでは?」
セイイチロウ「それなら……もっと早くに『別れる』と言って欲しかったです。僕がアラカンになって、EDになってから言われても……」
僕「今からでも大丈夫ですよ。できなくなったことを嘆くのではなく、できることを考えましょう」
セイイチロウ「でも……同世代相手では……その気になれません」
僕「40代から50歳そこそこは、どうですか? 最近の40代ゲイは若くてかわいい人もいますよ?」
セイイチロウ「……そうですね」
僕「もちろん、フケ専の20代・30代とマッチアップすればいいのですが……なかなか難しいのが現実です」
セイイチロウ「やっぱり……妥協するしかないんですね」
僕「年齢近い方が、話合うし、価値観も近いから、暮らしやすいですよ」
セイイチロウ「……そうですね。次の相手を、気長に探します。40代も視野に入れます」
僕「それがいいです」
セイイチロウ「……ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日のマップオラクルカードです。
↑「気づきの魔法使い」正位置。
あなたは常に冷静で、中立的でなければなりません。
よく周囲を観察しましょう。相手を疑いすぎてはいけません。
あなたが特に何もしなくても、今までのあなたの誠実さが実り、自然に奇跡が訪れます。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。




