ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
ユキタロウさん(仮名・40代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
ユキタロウ「去年まで、東京で暮らしてました。田舎暮らししようと、地方の一戸建てを購入したんです」
僕「故郷にUターンしたのではなく?」
ユキタロウ「縁もゆかりもない土地です。彼氏が選んだ土地なんです」
僕「彼氏が選んだ? 一緒に田舎暮らししているのですね?」
ユキタロウ「違うんです。東京で付き合っていて……どうせ同棲するなら、好きな土地に住みたいって彼氏が言い出して……。僕が先に仕事辞め、田舎に家を買って移り住んだら……後から来るはずの彼氏が来ないんです」
僕「彼氏さんのことを、差し支えない範囲で教えていただけますか?」
ユキタロウ「リョウヘイ(仮名)という14歳下のゲイ男性で、3年前にアプリで知り合いました」
僕「リョウヘイさんとお付き合いが始まって……?」
ユキタロウ「1年ちょっと付き合って、同棲の話になったんです。僕はずっと賃貸ワンルームだったし、リョウヘイは実家暮らしだったので、どうせなら『家を買おう』となったんですが……でも、都内のマンションは中古でも高くて……」
僕「このところ、値上がりしましたからね」
ユキタロウ「僕は、埼玉や千葉でもいいと思ったんですが……リョウヘイが『夏、涼しいところがいい』と言い出して……」
僕「猛暑から逃れたいという人が増えてますよね」
ユキタロウ「で、最終的に北海道のある町に2人で行って、格安の中古一戸建てに決めたんです」
僕「お2人でお金を出し合って……?」
ユキタロウ「いえ。それは登記とか税金とか面倒そうなので、僕の退職金と貯金で購入しました」
僕「退職金? 東京のお仕事は辞めたんですね?」
ユキタロウ「うちの会社は、リモートワークとかないし、人間関係とかうんざりだったので、心機一転しようと、辞めました」
僕「今のお仕事は?」
ユキタロウ「購入した家から車で通える範囲で、いろいろバイトして、食いつないでます。家賃がかからないし、農業のアルバイトすると野菜とかもらえるので……何とかなります」
僕「ユキタロウさんが北海道に移住して、後からリョウヘイさんが来て、同棲する予定だった?」
ユキタロウ「そうです。それなのに……半年前にリョウヘイが泊まりにきて……いったん東京に帰った後、LINEで『僕はやっぱり東京に残る。田舎は無理』って言ってきて……」
僕「喧嘩したっていうことではなく?」
ユキタロウ「僕達、喧嘩したことなかったんです。ただ、リョウヘイが来た時は冬で、雪かきしなければならなかったり、(雪で)車を出すのが大変だったりで……」
僕「リョウヘイさんが不満そうだった?」
ユキタロウ「うちの方は、雪で車が出せないと、買い物も外食もできないんです」
僕「お出かけも、できない?」
ユキタロウ「でも、夏は涼しくて、冷房要らないんですよ? どっちをとるか……ですよね?」
僕「リョウヘイさんが、その土地を選んだんですよね?」
ユキタロウ「そうです。去年の夏に来てみて、涼しさに感激したリョウヘイが『ここに住みたい』って言ったんですよ?」
僕「しかし、冬に来てみたら、雪かきは重労働だし、車が出せなくなると、何もできなくなる……ってことで嫌気がさしたのでしょうか?」
ユキタロウ「ひどいですよね? だったら、僕が家を買う前、会社辞める前に言って欲しいです。僕だけひとり、田舎に追いやられ捨てられて……リョウヘイはのほほんと東京で実家暮らしのままですよ?」
僕「それは辛いですね。リョウヘイさんと、LINEなどのやりとりは……(どうですか)?」
ユキタロウ「同棲は置いといて、せめて、年に何度か泊まりに来て欲しいと、僕は伝えたんです。ところが、リョウヘイは『中途半端な関係は、お互いのためによくない』って言うから……カチンときて……」
僕「『別れよう』ってことになったんですか?」
ユキタロウ「僕だけ先に田舎に移住させて、後から来るはずのリョウヘイが『やっぱり、やめた』なんて、あんまりじゃないですか? だから、リョウヘイに『お前が選んだ土地だろ? 責任とれ』って言ったんです。そしたら……」
僕「リョウヘイさんは、何て……(言ったんですか?)」
ユキタロウ「リョウヘイは『僕は車の運転が好きじゃない。雪かきとかも、したくない』『第一、買い物する店まで遠すぎる。遊びに行く場所もない。退屈すぎる』って言うんですよ?」
僕「今更、そこを言われても……ですよね?」
ユキタロウ「僕だって、雪かきが好きなわけじゃない。いろいろ不便なこともある。でも、リョウヘイと2人なら楽しく暮らせる、人目を気にせず、自分たちの生活ができる……と思ったんです」
僕「そのように伝えたんですか?」
ユキタロウ「伝えようとしたら、ブロックされてました」
僕「ブロックされたのは……(いつですか)?」
ユキタロウ「4か月前です」
僕「4か月音信不通ってことは……(無理かも)」
ユキタロウ「(この時は春でしたから)もうすぐ東京は猛暑ですよね? そしたら、ケロッとした顔で『やっぱり、涼しいこの町がいい』って言ってくるような気もするんですが……」
僕「……」
ユキタロウ「そこを占って欲しいです」
★ユキタロウさんとリョウヘイさんの恋愛運
〇過去
↑「カップの8」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
宴会を断って立ち去る人。
リョウヘイさんは、以前から立ち去りたかったのです。
〇現在
↑「剣の3」正位置。
追いかけてくる剣を止める女性剣士。
追っても無駄です。
〇未来
↑「愚者」正位置。
0番のカード。
文字通り、「ゼロ」からやり直しましょう。
ユキタロウ「『過去』の『前から立ち去りたかった』って……」
僕「リョウヘイさんは、東京から逃げたかったのです」
ユキタロウ「……よかった。僕から逃げたかったってことじゃないんですね」
僕「残念ですが……リョウヘイさんとヨリが戻ることはないです」
ユキタロウ「リョウヘイは、東京から逃げたいのでしょう? 北海道の僕の家に逃げてくればいいじゃないですか?」
僕「リョウヘイさんは、東京自体が嫌いになったわけではなく、ご自分の周囲と決別したかっただけです」
ユキタロウ「リョウヘイの周囲って……実家の家族や職場の人間関係……時々1人で行っているゲイバー……?」
僕「そんなところでしょう。どれも、東京に居たままでも解決可能ですよね?」
ユキタロウ「リョウヘイの問題が解決した? だったら、それを説明すればいいのに……」
僕「完全に解決しなくても……妥協できると思うこともありますよね?」
ユキタロウ「それも含めて、ちゃんと言ってくれれば……」
僕「あと、いざ立ち去ろうとしたら……良さに気づいて、離れるのをやめるってこと、ありますよね?」
ユキタロウ「リョウヘイは、僕の移住先に泊まりに来て……あらためて都会の良さに気づいた?」
僕「それって、ユキタロウさんには言いにくいですよね?」
ユキタロウ「僕だって、都会を離れるのは寂しかったし、ためらいもありました。でも、リョウヘイが『行こう』って言うから……2人ならどこで暮らしてもきっと楽しいって……」
僕「リョウヘイさんも、田舎暮らしを勧めたことを悔やんでいます」
ユキタロウ「だったら、なぜ、リョウヘイは謝らないのでしょうか?」
僕「リョウヘイさんが『気が変わった。やっぱり東京がいい。ごめんなさい』って言ったら、『大丈夫だよ。サヨウナラ』って言えますか?」
ユキタロウ「『大丈夫だよ。サヨウナラ』なんて、言えませんよ。リョウヘイが反省しているなら、時々、僕の家に泊まりにくるべきです」
僕「お金と時間かけて遠距離恋愛して……その先は?」
ユキタロウ「(リョウヘイは)間違えた選択をしたのに、謝りもせず、どうにもならないからと、ブロックして別れようとするなんて……許せないです」
僕「訴えますか?」
ユキタロウ「それは……しませんけど」
僕「今回のことは、確かにリョウヘイさんに非があります。しかし、ユキタロウさんも、私も、リョウヘイさんを裁くことはできません。できることは……」
ユキタロウ「できることは?」
僕「移住したことを失敗にしないことです」
ユキタロウ「失敗にしないと言っても……何もない田舎に中年ゲイが独り暮らししても……」
僕「『未来』に出てきた『0番 愚者』は何も持ってないカードです。しかし、未来には可能性があるのです」
ユキタロウ「可能性が? どんな?」
僕「私はユキタロウさんのお宅に行ったことないですし、その土地も知りません。ですが、どの地であっても、必ずよいところがあるはずです」
ユキタロウ「車を使えば、温泉も景色のいい場所もあります。僕は運転が嫌いじゃないし、道が混んでいることもまずありません」
僕「ドライブするなら、東京よりよほどいいのですね?」
ユキタロウ「それはそうですが……。一緒に行ける相手が……(いない)」
僕「募集すればいいです」
ユキタロウ「SNSで? アプリや掲示板で?」
僕「そうです。車で1時間以内の駅などに来てもらって、そこから乗せてもいいですよね?」
ユキタロウ「いい人が見つかるでしょうか?」
僕「ドライブ友達募集から始めればいいです。『愚者』のカード、正位置ですから、これからいいことありそうですよ」
ユキタロウ「そのカード、僕にはホームレスに見えます」
僕「『これ以上、下がることはない』『あとは上がっていくだけ』という存在を表しているんです」
ユキタロウ「僕は、今、不幸のどん底ですが、これからはよくなっていく?」
僕「よくなるかどうかは、ある意味、ユキタロウさん次第です」
ユキタロウ「僕次第?」
僕「行動を起こさなければ、仕事に行って、テレビ見て、食べて寝る生活でしょう? 交友関係は、自らつかみ取りにいかないといけません」
ユキタロウ「移住したことを後悔しないためにも……ここで新たにやり直せばいいんですね?」
僕「その意気でいきましょう」
ユキタロウ「車の助手席に乗ってくれるゲイ友を募集してみます。ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日のマップオラクルカードです。
↑「リーダーに従う」
あなたこそ、みんなの手本になるべきです。
あなたの言動を、多くの人がまねるでしょう。
あなたはそういう存在になるのです。
同時に、あなたが本当に信頼し、尊敬できる人がいるなら、その人にこそ従うべきです。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。





