ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
ノボルさん(仮名・20歳ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
ノボル「相手とは……たぶんセフレ関係だと思うんですが……何とかしたいです」
僕「セフレ関係? 差し支えない範囲で教えていただけますか?」
ノボル「相手はヒデミチです。1学年上の同じ大学に通ってます」
僕「ノボルさんが大学2年で、ヒデミチさんが3年生?」
ノボル「そうです。アプリをやっていたら、近くの人からメッセージが来て、それがヒデミチだったんです」
僕「同じ大学の敷地内だった……ということですか?」
ノボル「そうなんです。近くの公園で会って……。ベンチで話している途中にトイレに行ったら、ヒデミチもついてきて……」
僕「公園のトイレの個室で?」
ノボル「そうです。キスしながら手で抜かれて……」
僕「それで?」
ノボル「終わりです。ベンチで約5分話して、トイレ個室に2人で籠ったのが約5分。合計10分でヒデミチは去っていきました」
僕「10分? 時間がなかったのですか?」
ノボル「昼休みで、ヒデミチも僕も、午後に授業があったんです」
僕「それにしても……せめてお茶とか食事とか……」
ノボル「僕は、初体験だったのに……」
僕「拍子抜けしましたか?」
ノボル「その瞬間はドキドキしたし、嬉しかったんですが……終わった後の余韻がまったくなかったので……少し寂しかったです」
僕「セフレ関係というと、そういう関係が今も続いているのですね?」
ノボル「そうです。月曜と木曜の昼休みに、その公園のトイレで……」
僕「ベンチに座って話して……その後トイレで……」
ノボル「2回目からはベンチでの話はなくなりました」
僕「え? 会って、いきなりトイレに入って?」
ノボル「そうです。公園に行くと、ヒデミチがいて、すぐに……です」
僕「会話もせず? なんかセフレですらないですよね? セックスとも言えない?」
ノボル「ただお互いに抜き合うだけでは、バニラセックスと言えないでしょうか?」
僕「行為だけ見ればバニラセックスでしょうが……。セックスって、他人に不可侵の部分を許す特別なコミュニケーションだと思いますが……」
ノボル「コミュニケーションの要素は少ないですね。抜けばいい、出せばそれでいいって感じです」
僕「昼休みではなく、放課後など。公園のトイレではなく、どちらかの自室にすれば、もっと余裕をもって……(できる)」
ノボル「ヒデミチには彼女がいるんです」
僕「ヒデミチさんから聞いたんですか?」
ノボル「ヒデミチは何も言いません。っていうか、ヒデミチはプライベートなことは教えてくれません」
僕「話したのは初回の5分だけですからね……」
ノボル「キャンパス内で、ヒデミチを見かけても話しかけちゃいけないんです」
僕「え? なぜですか?」
ノボル「ヒデミチと僕は、学年も、研究室も、出身地も違っていて、接点ゼロ。僕とヒデミチが一緒に居るところをヒデミチの彼女や友達に見られたら、説明が難しいんです」
僕「それで、ヒデミチさんが彼女や友達と一緒に居る時、話しかけてはいけない?」
ノボル「ヒデミチは、放課後に帰って行く際、いつも彼女と一緒なんです。人前でもイチャイチャして……。きっと毎日デートしてるんです」
僕「ヒデミチさんは彼女と毎日一緒だから、ノボルさんと会えるのは昼休みの5分間しかない?」
ノボル「ヒデミチは『ゲイってそんなものだ』って言うんです」
僕「それは少し違うと思いますが……」
ノボル「せめて5分じゃなく、10分か15分にしたいんですが……」
僕「そうですね。今のままではバニラセックスというより、中学生の相互オナニーですよね」
ノボル「セフレ関係ですら……ない?」
僕「ヒデミチさんのことが、好きなんですよね?」
ノボル「20年生きてきて、やっと彼氏ができたと思ったら……彼氏とは言えない……セフレとも呼べない……僕にはヒデミチしかいないのに……」
僕「ノボルさんは、どうしたいんですか?」
ノボル「ヒデミチと、ちゃんとデートしたいです。お互いに誰よりも理解しているパートナーになりたいです」
僕「ヒデミチさんは大学3年生。あと1年ちょっとで卒業・就職ですよね?」
ノボル「ヒデミチは、卒業後のこととか、僕に何も教えてくれません。きっと、いつものように無言でトイレから出て行って……それっきり……次の機会に僕は公園で待ちぼうけで……『終わり』を知るんでしょうね」
僕「アドバイスカードを引いてみましょう」
ノボル「お願いします」
★ノボルさんへのアドバイスカード
↑「カップの8」正位置。
8個の容器を立て終わり、馬で去って行く人。
行くあてはなくても進むしかありません。ここですることは終わったのです。
僕「ヒデミチさんとは、お別れした方がいいです」
ノボル「やっぱり……それしかないですよね」
僕「傷つきたくないなら、ヒデミチさんにフラれる前にフッた方がいいです」
ノボル「なんて言えばいいですか?」
僕「お互いに抜き合ったら、『今日で最後にします』って言えばいいでしょう」
ノボル「ヒデミチが『最後にしたくない』って言ってきたら?」
僕「『じゃあ、彼女と別れて、僕を恋人にして』って言えばいいです」
ノボル「そんな直球発言をしたら……ヒデミチは怒りませんか?」
僕「怒るべきは、ノボルさんの方ですよ?」
ノボル「……そうですけど」
僕「ヒデミチさんが彼女を捨てることはないでしょうが、屁理屈をこねて、セフレ関係を続けようとするかもしれません。毅然と対応しましょう」
ノボル「毅然とできる自信がないです。退職代行とか頼みたいです。豫さんが近くなら、依頼したいです」
僕「私は東京住まいです。出張の場合は、往復交通費をいただきます」
ノボル「ですよね……」
僕「前倒しで、次の彼氏をつくればいいのです」
ノボル「どうやって? アプリで動くと、ヒデミチにバレてしまいます」
僕「ヒデミチさんに気を遣う必要ないし、嫉妬する権利もヒデミチさんにはないでしょう?」
ノボル「そうですが……」
僕「ゲイバーはないんですか?」
ノボル「あるという噂は聞いてますが、僕はお酒嫌いなんです。呑みたくないし、お酒の場に行くのも嫌なんです」
僕「ネットの掲示板とか?」
ノボル「見たことはあります。うちの近くは、40代や50代が多かったり……既婚者が多かったり……です」
僕「ノボルさんにとってはご両親の世代ですね?」
ノボル「『サポ』っていう言葉も飛び交っていて……お金を払う・もらうの関係なんですよね?」
僕「そうですね。援助交際というより、個人売春です」
ノボル「近づきたくない世界です」
僕「お気持ち、わかります」
ノボル「どうすればいいでしょうか?」
僕「ノボルさん、あと2年ちょっとで卒業ですよね? 卒業後は?」
ノボル「都会に就職したいです。東京とか、大阪とか……」
僕「だったら、東京や大阪の人と知り合って、2年間は遠距離恋愛というか、メールやLINEのやりとりして……」
ノボル「2年間も、きっと待ちきれないです。バイトしてお金貯めて、夏休みに会いに行きたくなります……」
僕「会いに行けばいいです。ノボルさんの、本当の意味での恋人が欲しいという気持ちを理解し、共感してくれる人を探しましょう」
ノボル「探せるでしょうか?」
僕「東京・大阪には、それぞれ数万人以上のゲイがいます。20歳のノボルさんはモテ期年齢ですから。誰にするか迷うことになりますよ」
ノボル「そうですかね?」
僕「その代わり、東京の人と遠距離恋愛したら、東京で就職。大阪の人と遠距離恋愛したら大阪で就職しないと……メル友で終わってしまいかねません」
ノボル「そうですね。就職活動はこれからなので、彼氏探しとリンクさせます」
僕「それがいいですね」
ノボル「ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日の易タロットです。
↑「雷地豫(らいちよ)」
春雷です。人々は春を喜び、楽しんでいます。
冬の間に準備し、耐えきたものが花開くのが春です。
あなたも、今まで我慢して、努力を重ねてきたことが実を結ぶ時期です。
思う存分、活躍しましょう。
しかし、準備や努力が足りなかったら、春は来ません。事前準備してないことが棚ボタでやってくることはない……と肝に銘じましょう。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。



