ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

ミナミさん(仮名・50代女性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

ミナミ「去年、主人が癌で亡くなりました」

 

僕「ご愁傷様です」

 

ミナミ「今、主人の遺品整理をしているのですが……スマホのパスワードを解除したら、衝撃的なことが発覚して……」

 

僕「ゲイ占い師にご相談ということは……」

 

ミナミ「主人が……ゲイだったのかもしれません……」

 

僕「旦那さんの性的指向について、生前はお気づきにならなかった?」

 

ミナミ「主人とは再婚なんです。20代で最初の夫と結婚したんですが……出産し、息子カイト(仮名)を保育園に預けていた頃、夫に女がいることがわかり、離婚しました」

 

僕「息子のカイトさんを引き取って、シングルマザーに?」

 

ミナミ「はい。実家には頼れなかったので、ひとりで育てました。幸い、パートで入った会社で正社員にしていただいたので、何とかなりました」

 

僕「去年亡くなった旦那さんとは?」

 

ミナミ「会社の2代目社長の弟で……専務でした。私よりひと回り上の40代で未婚だったんです」

 

僕「その専務さんと再婚?」

 

ミナミ「はい。穏やかな人で、私にもカイトにも優しくしてくれました」

 

僕「カイトさんも懐いてた?」

 

ミナミ「はい。車を運転して、遊園地に連れて行ってくれたり……。カイトとキャッチボールやサッカーで遊んでくれたり……」

 

僕「結婚前から? 本当の親子みたいですね?」

 

ミナミ「カイトは、実の父親をほとんど覚えてないし……友達が『パパと遊んだ』と言うのを聞いて、羨ましかったんだと思います。だから、実の父親のように慕ってました。遊園地では、ずっと肩車してもらってました」

 

僕「カイトさんが懐いているので、再婚を決めた?」

 

ミナミ「はい。子連れの再婚なので、周りから何言われるか心配だったのですが、主人の両親は『やっと次男が結婚してくれて嬉しい』と言ってくれて……」

 

僕「最初のご結婚では苦労されましたが、2度目の結婚は幸せだったのですね?」

 

ミナミ「はい。結婚後、私は専業主婦になりました。2番目の主人の子どもも産みたかったのですが……かないませんでした」

 

僕「その頃から、旦那さんがゲイであることを?」

 

ミナミ「いえ。再婚時、主人は50歳過ぎてましたから……。子どもができないのは年齢的なものだと思ってました。主人がゲイだなんて、まったく思ってませんでした」

 

僕「幸せだったのですね?」

 

ミナミ「ラブラブではありませんが、平穏でした。主人が毎日帰宅して、お給料を入れてくれて……」

 

僕「カイトさんとの親子関係も、順調で?」

 

ミナミ「一般の父と息子より仲が良かったと思います」

 

僕「カイトさんが思春期・反抗期の頃も?」

 

ミナミ「カイトが主人に反抗した記憶はありません。中高生になっても、よく2人でスーパー銭湯に行ってました」

 

僕「まったく反抗しなかったというのも……(ある意味、心配)?」

 

ミナミ「やっぱり、主人のおかげで私が家にいられて、世間並の暮らしができるようになったので……息子なりに、主人には恩を感じていると思ってました」

 

僕「でも、今回、旦那さんのゲイ疑惑が出てきた?」

 

ミナミ「主人のスマホのLINEに、カイトとの2人だけの会話があり……」

 

僕「え? 旦那さんのゲイ疑惑って……まさか、息子さんであるカイトさんとの関係?」

 

ミナミ「はい……」

 

僕「義理の仲とはいえ、近親相姦……ですよね? しかも、カイトさんが未成年の頃から? だとしたら、性被害だったってことですか?」

 

ミナミ「私には、よくわからないんです……」

 

僕「具体的な会話の内容を教えていただけますか?」

 

ミナミ「主人が癌で入院後、カイトに『俺はもう長くない』と打っていて、カイトが『気弱なこと言わないで。週末に帰省するから』って返して……」

 

僕「それだけなら、ゲイ疑惑にはならない……?」

 

ミナミ「カイトから主人に『いつか、パートナーを紹介するから、それまで元気でいて』って打って、主人が『お前をゲイにしたのは俺だから……』って……」

 

僕「ええ? カイトさんもゲイ?」

 

ミナミ「それは、主人のことを知る前から、聞いてました」

 

僕「カイトさんからカミングアウトを受けていた? で、亡き旦那さんがカイトさんをゲイにしたって言うのは……(本当)?」

 

ミナミ「カイトに直接聞きましたが……否定してました」

 

僕「旦那さんとのLINEのことを告げても?」

 

ミナミ「はい。カイトは、小学校高学年~中学生の頃に自宅の風呂に主人とよく一緒に入ってました。私は親子・男同士での裸の付き合いだと思っていたんです」

 

僕「実は……それ以上の関係だった?」

 

ミナミ「カイトは『入浴して、お父さんに性器の洗い方を教えてもらっただけ』『先っぽを洗ってもらった際に射精しちゃった』『大学生になった頃に、お父さんにゲイをカミングアウトしたら、お父さんが俺のせいだと言って謝ってきた』『俺がゲイなのはお父さんとは関係ない』って言うんですが……」

 

僕「旦那さんが義理の息子であるカイトさんの性器を洗ってあげた際に……カイトさんが射精して……それがきっかけで、カイトさんがゲイになった……?」

 

ミナミ「主人はそう言ってたようですが、カイトは、そうじゃないって言うんです……。そもそも、お風呂で洗って、そういうことになるのでしょうか?」

 

僕「思春期の頃はあり得る話ですが……そういう経緯で射精しても、ゲイになるかは別問題です。言わば、生理現象ですから……」

 

ミナミ「そうですよね? 主人の妄想なのでしょうか?」

 

僕「自宅のお風呂以外では、何もないのですよね?」

 

ミナミ「カイトは『あるわけないじゃん。お互いに親子と思っているんだよ』って言います」

 

僕「旦那さんとカイトさんは、よくスーパー銭湯に行っていたんですよね?」

 

ミナミ「休みの日の午後、車で行ってました。私はひとりだけ女湯になるので……行かなかったんです」

 

僕「『風呂で洗ってあげて……』以外に何もないなら、近親相姦とは言えないでしょうね。カイトさんがゲイであることとも、カイトさん自身が無関係と言うなら……(そうなのでしょう)」

 

ミナミ「信じていいのですよね?」

 

僕「そもそも、義理とはいえ、息子の性器を洗ってあげただけで、ゲイ疑惑というのも……」

 

ミナミ「主人のスマホには……ゲイAVの動画履歴がたくさんありました」

 

僕「そうなんですか……」

 

ミナミ「少しだけ開けてみたら……中年男性と若い男の子との動画で……」

 

僕「亡き旦那さんとカイトさんとの関係を、つい連想してしまう?」

 

ミナミ「はい。カイトは意識してなかったかもしれませんが、主人の方はカイトをそういう目で見ていたのかと思うと……私の責任は重いですよね」

 

僕「旦那さんは亡くなっているし……カイトさんは否定している……」

 

ミナミ「主人の考え過ぎならいいのですが……。もしも、私が主人と再婚したがために、カイトの人生を狂わせてしまったと思うと……」

 

僕「アドバイスカードを引いてみませんか?」

 

ミナミ「お願いします」

 

★ミナミさんへのアドバイスカード

↑「ワンドの7」正位置。

漁師の漁網に男性人魚がかかっています。

強面・髭面で強そうな男性人魚に、漁師は困惑しています。美しい女性人魚を捕まえたかったのでしょうか。

 

一方の男性人魚は誘うように漁師を見ています。このカードは男性同性愛関係を暗示しています。

 

僕「亡くなられた旦那さんも、息子さんであるカイトさんもゲイ……。これはある意味偶然で、私が考えるには生まれつきです」

 

ミナミ「そうなのですか?」

 

僕「このカードでは、男性人魚はその気ですが、漁師はまだ心を決めてません。誘いに応じるか、男性人魚を放流するかは、漁師の手の中にあります」

 

ミナミ「主人とカイトの場合、年齢的・立場的に、主人から誘ったのではないかと……」

 

僕「旦那さんの言った『お前をゲイにしたのは俺』が事実であれば、『風呂で洗ってあげた』以上の行為をカイトさんにした可能性はあります」

 

ミナミ「やっぱり……。カイトは主人をかばっているのでしょうか?」

 

僕「仮にそうだとしても、被害者が否定し、加害者が亡くなっているなら、どうしようもありません」

 

ミナミ「でも……私の罪は大きいですね。自分の暮らしの安定のために、ゲイの男に息子を差し出してしまった……」

 

僕「カイトさんは否定しているんですよね? とりあえず、それを信じるしかありません。性的指向は生まれつきですから、カイトさんは、どんな経緯で育っても、ゲイになったはずです。義理の父親のせいでも、ミナミさんのせいでもありません」

 

ミナミ「そうなんでしょうか……」

 

僕「もしも、将来、カイトさんが『実は……』と、義理の父親から何かされたことを言ってきたなら、しっかり聞いて、受け止めてください」

 

ミナミ「それしか……できないですよね?」

 

僕「それ以上に大切なのは、カイトさんがゲイであることを認め、受け入れてください。カイトさんがパートナーの男性を紹介してきたら、亡くなった旦那さんの分も歓迎してあげてください」

 

ミナミ「それは……そうするつもりです」

 

僕「もう1度言います。カイトさんがゲイなのは生まれつきです。誰のせいでもありません。少なくとも、カイトさん自身がそう言っている。そして、カイトさんだけでなく、誰でもゲイになっただけで、人生が狂ったとは言えない……」

 

ミナミ「……」

 

僕「ゲイでもあっても、レズビアンであっても、幸せな人生を送っている人はたくさんいます。『人生を狂わされた』というのは、本人だけが言える言葉です。カイトさんのゲイ人生を否定しないであげてください」

 

ミナミ「……わかりました。カイトの言うことを信じます」

 

僕「亡き旦那さんについても、信じてあげてください。少なくとも、カイトさんが『何もされてない』と言っているのですから……」

 

ミナミ「……はい。私の考えすぎ……深読みしすぎと考えることにします」

 

僕「もしも、新事実が出てきたら、いつでも相談に応じます」

 

ミナミ「その際は、よろしくお願いいたします。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日の占いです。今日から易タロットです。

↑「山地剝(さんちはく)」

高い建物が崩れようとしています。

文字通り「崩壊寸前」の意味です。今こそ、冷静で賢明に対応する時です。

 

カードの建物で言うと、いっそ全部壊して、建て直す道もあります。

表面だけの「剥がれ」に留めて、応急処置を施し、何とか住み続けることも可能です。

 

「何ができるか?」「どうしたいのか?」を考えましょう。

やけになって、被害を大きくすることのないようにしましょう。

 

↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)