ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。ユキノブさん(仮名・40代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
ユキノブ「6年間同棲していた彼氏と別れました」
僕「差し支えない範囲で教えていただけますか?」
ユキノブ「ネットの掲示板で知り合いました。トシキ(仮名)です。7年前に出会って、すぐに僕のマンションで一緒に暮らし始め、去年、トシキが出て行って……別れました」
僕「トシキさんは、年下?」
ユキノブ「13歳年下です。僕が40歳そこそこで、トシキが20代半ばでした」
僕「出会ってすぐにお付き合いし、すぐに同棲を始めた?」
ユキノブ「当時のトシキは仕事を辞めたばかりで……家賃が払えなくてアパートを追い出され、友達の家を転々としていたんです」
僕「それで、ユキノブさんの家に……(住むようになった)」
ユキノブ「最初、トシキはサポート(援助交際)を希望していたんです。で、うちに連れてきたら……僕はトシキと定期的に会いたいと思い、トシキは住むところが欲しいので……」
僕「お互いの希望が、同棲でかなえられた……ウィンウィンの関係だったのですね?」
ユキノブ「そうです」
僕「6年間の同棲生活は、どうでしたか?」
ユキノブ「喧嘩が多かったです。でも……ある意味、幸せでしたね、今思えば……」
僕「13歳差ですと……話題や価値観が違ったりしませんでしたか?」
ユキノブ「それはありました。僕がテレビを見ていて、隣にいるトシキにテレビの話題で話しかけると、返事がない……」
僕「トシキさんはテレビを見ていなかった?」
ユキノブ「そうなんです。イヤホンでスマホの動画を見ていたんです」
僕「それが、喧嘩の原因?」
ユキノブ「いえいえ。そういうのは諦めてましたから、僕は怒りませんでした。喧嘩のきっかけは、いつも同じ。トシキの浮気疑惑です」
僕「トシキさんの浮気……疑惑ってことは、浮気の証拠はなかった?」
ユキノブ「トシキが、仕事の後、友達と呑みに行くんです。ホームレス時代に泊めてくれた恩人だから断れない……ということで。でも、帰りはいつも終電ですよ?」
僕「ユキノブさんは、一緒には行かない?」
ユキノブ「僕は、平日は毎日残業だし、翌朝も早いから無理なんです」
僕「トシキさんが一緒に呑みに行った相手と……浮気していたのではないかと……?」
ユキノブ「そうです。最初、トシキは『友達』って言っていたけど、40代50代のゲイのオジサンですよ? トシキは認めませんでしたが、全員、トシキをサポートしてくれた相手ですよ」
僕「つまり……トシキさんはサポートをやめてなかった? ユキノブさんと同棲しながら、他のオジサンに売春していた?」
ユキノブ「トシキは頑として認めませんでした。『久しぶり。元気だった?』『あの頃はお世話になりました。今はユキノブさんという人と同棲してます』という話をしただけだと、言い張るんですが……」
僕「それが本当なら、3人で会ってもいいですよね?」
ユキノブ「土日に我が家に呼んで、3人で呑もうって提案してもダメなんです。何かしら理由をつけて断るんです」
僕「トシキさんは、その『お友達』からお金をもらっていたのでしょうか? 昼の仕事もしていたのでしょう?」
ユキノブ「僕は、トシキにもう売春させたくなかったので、『何か月かかってもいいから、正社員になれる職場を見つけなさい』って言って……」
僕「トシキさんは就職した?」
ユキノブ「トシキは、介護士になりました。給料は高くないですが、トシキは家賃を払わなくていいので……そこまでお金には困ってなかったはずです」
僕「だったら、サポートはしてもらってないのでは? 本当に、お世話になった相手だから、誘いを無下に断れないだけだった……?」
ユキノブ「お世話になった相手だから、エッチの誘いを断れなかった……と思っているんです」
僕「それが喧嘩の原因に? 6年間で何回ぐらいあったんですか?」
ユキノブ「喧嘩は、それこそ毎週のようにしてました。いくら僕が怒っても、トシキは友達のオジサンと呑みに行くので……」
僕「トシキさんの浮気疑惑が毎週あったということですか?」
ユキノブ「そうです。で、トシキが終電帰りして、僕が怒って問い詰めて、トシキが逆ギレして……2日間ぐらい口をきかないんです」
僕「それはそれは……辛いですね?」
ユキノブ「そういう状態で2人暮らすのもアレなので、3日目に妥協して仲直りするんです」
僕「浮気を許すってことですか?」
ユキノブ「限りなくクロに近いグレーですが、トシキが『やってない。一緒に呑んだだけ』って言うから、それを信じた形にしたんです。『今度は、もっと早く、10時ぐらいには帰ってきなよ』って僕が言って、トシキが『わかった』って答えるんです」
僕「それで、解決には……ならなかった?」
ユキノブ「トシキはいつも口だけなんです。『わかった』と言いながら、次の週には、また終電帰りです」
僕「その繰り返しで、6年? 何十回、いや百回以上ですよね?」
ユキノブ「コロナの時期はなかったので……6年間ずっとではないですが、数えきれないです。常に、トシキと喧嘩してて……6年間のうち、3分の1は冷戦状態でした」
僕「よく、6年間も続きましたね?」
ユキノブ「本当です。我ながら、よく我慢しました」
僕「で、とうとう堪忍袋の緒が切れた?」
ユキノブ「我慢できなくなったのは僕ではなく、トシキです。ある日、帰ってきたら、なんか様子が変で……調べたらトシキの服とかカバン・靴がなくなっていたんです」
僕「まさか……」
ユキノブ「トシキに連絡したら、『今日から、友達の家で暮らす。今までお世話になりました』って返事が来て、それっきり……何を送っても既読にならない。ブロックされたんです」
僕「直接会って、別れを告げずに?」
ユキノブ「僕は、トシキと喧嘩しながらも10年20年と暮らすつもりだったんです。トシキの浮気は、30歳過ぎればおさまるだろうと思って……」
僕「トシキさんが出て行って、どれくらい経つのですか?」
ユキノブ「もうすぐ3か月です」
僕「最初は怒ったが……だんだんと寂しくなりましたか?」
ユキノブ「寂しくてたまりません。ひょこっと帰ってくるんじゃないかっていう気がしてならないんです」
僕「6年間一緒に暮らしたんですからね」
ユキノブ「土日に1週間分の料理を作り置きしておくんですが、トシキの分まで作ってしまい……2週間分になってしまうんです」
僕「マンションの中のあちこちに、まだトシキさんの匂いというか、気配が残ってる?」
ユキノブ「トシキの部屋はないんですけど……トシキの服を入れていたスペースとか、いつも座っていた場所とか……今も空けてあるんです」
僕「占いは、トシキさんとの復縁の可能性?」
ユキノブ「今もブロックされ続けているんで……ダメ元で、占っていただけますか?」
僕「では、ユキノブさんとトシキさんの恋愛運を。過去・現在・未来のうち、未来に復縁するかどうかが現れます」
★ユキノブさんとトシキさんの恋愛運
〇過去
↑「カップのプリンセス」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
「プリンセス」と言っても女性とは限りません。他のタロットカードでは「ペイジ(小姓)」ですから、若い人の意味です。
この場合は年下のトシキさんを表します。
カップは「心」の象徴。青いドレスと背景の青い海は孤独や寂しさ。背後に何かが逆巻いてますが、プリンセスの不安や怖れを表します。
トシキさんは精神的に不安定な状態だったということです。
〇現在
↑「剣の7」正位置。
若者が打ち捨てられた剣を集めています。「ずるいこと」を表すカードです。
現実には、「犯罪」や「騙す」ほどではなくても、「駆け引き」や「(何かを)利用して」ということでしょう。
トシキさんは、オジサン達の「好意」や「愛情」を利用して生きているのです。
〇未来
↑「ワンドの5」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
5人が入り乱れて戦ってます。ユキノブさんとトシキさん2人だけの関係ではないのです。
僕「トシキさんは、これからもサポートなどを続けるでしょう。1対1の関係は望めません」
ユキノブ「復縁は……ない?」
僕「復縁しない方がいいです。トシキさんは、今後もサポートをやめません。ユキノブさんだけを愛してくれる人を探した方がいいです」
ユキノブ「僕だけを愛してくれる人? もしそんな人が出て来なかったら……」
僕「トシキさんをサポートするオジサンの1人でも、いいのですか?」
ユキノブ「トシキが僕を愛してないとしても……家賃を浮かせるためでも……浮気を許してくれるからという理由であっても……一緒に暮らして欲しいと願ってしまいます」
僕「喧嘩ばかりの日々でも?」
ユキノブ「半日とか1~2日とかなら、ひとりでも我慢できますが……何か月もひとりきりは寂し過ぎます。ラブラブじゃなくてもいい。愛情が9対1で、片思いに近い状態でも……。何気ない会話をする相手が欲しいんです」
僕「気持ちはわからなくもないですが、トシキさんは、ブロックを解除してませんよね? 希望はありません。やめた方がいいです」
ユキノブ「……」
僕「トシキさんを想う暇があったら、次の人を探した方がいいです」
ユキノブ「……わかりました。ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日のデザートドリームズタロットです。
↑「カップのクイーン」正位置。
「カップ」は「心」の象徴。正位置ですから「優しい人」ということです。
このカードの女性は、目を閉じ、何もない空間に何かを受け取るかのように両手を挙げています。
目に見えない何かを受け取めているのです。
↑「節制」正位置。
このカードも女性(天使)の絵で、「気持ち」を表す「水」が描かれてます。
2枚を合わせ読むと、
「繊細さ」が要求されます。心を落ち着け、感覚を研ぎ澄ませましょう。
他の人が気付かない微かな何かを、あなたは感じ取ることができます。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。






