ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

ヒサノリさん(仮名・50代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

ヒサノリ「20分間でお願いします」*私の鑑定料金は、対面鑑定やオンライン鑑定では20分間1000円です。

 

僕「はい、1000円でおさめますから、ご安心ください」

 

ヒサノリ「これでも4年制大学を卒業し、大手企業に就職したんですが……30歳過ぎに退職したんです」

 

僕「退職した理由をうかがってもいいですか?」

 

ヒサノリ「30歳の独身者の飲み会で、ゲイっぽい男がいて、つい『お前、ゲイだろ? 俺もだ』って言っちゃったら……相手が固まっちゃって……」

 

僕「相手は、ノンケ(異性愛)だったんですね?」

 

ヒサノリ「ナヨナヨしていたんですよ? でも、ただのモテないオタクだったんです」

 

僕「それで?」

 

ヒサノリ「数日のうちに、私がゲイだと社内中に広まってしまい、みんな明らかに距離をとるんです」

 

僕「いたたまれなかったですか?」

 

ヒサノリ「仕事の話以外、誰も話しかけてこない……誰も私と関わらない……飲み会も、一切誘われなくなったんです」

 

僕「つらかったですね?」

 

ヒサノリ「朝起きられなくて……支度はするんですが、靴が履けない、玄関を出られない、駅に向かって歩きたくないんです」

 

僕「遅刻しちゃいますね?」

 

ヒサノリ「そうなんです。毎日遅刻して……もちろん上司に謝るんですが、誰も叱りもしない……。みんな、私が辞めるのを待っていると思いこんでしまって……」

 

僕「全員がヒサノリさんを辞めさせたいってことはないと思いますが」

 

ヒサノリ「今思えば、社内の誰かしら、味方はいたと思うんです。でも、味方を探す気力もない……誰かに話しかけられても、聞こえないふりしてました」

 

僕「……」

 

ヒサノリ「精神科に行こうと思いました。でも、精神科医の前で……『飲み会でゲイの話をして』って言わなければならない。療養休暇がとれたとしても、1~2か月休んで元気になったら、また元通りに出勤できるのか? いや、社内の空気は変わらないだろうって……」

 

僕「堂々巡りですね」

 

ヒサノリ「そうなんです。私がゲイである限り、世間の社内のゲイ差別がある限り、状況は変わらないんです」

 

僕「それで、退職したんですね?」

 

ヒサノリ「引き留められるかと思ったら、まったくありませんでした。あっさり辞められました」

 

僕「その後は?」

 

ヒサノリ「男ばかりのスーツ集団が怖くなって……女性が多い飲食店で、ずっとアルバイトしてました」

 

僕「女性が多いと、告白されたり、職場で誰が好きか聞かれたり、しませんでしたか?」

 

ヒサノリ「しましたよ。無理やり独身女性を紹介されたり……」

 

僕「どうしましたか?」

 

ヒサノリ「断り切れない場合は、職場を辞めました」

 

僕「アルバイトだと、簡単に辞められる?」

 

ヒサノリ「そうです。そこがアルバイトのいいところです。次のバイト先も、比較的簡単に見つかるんです」

 

僕「気楽ですね?」

 

ヒサノリ「もちろん、お客相手の仕事なんで、いろいろ気を遣いますけど……。バイトが終われば、さっさと帰れる。よけいな人間関係は考えなくてもいいのが、よかったですね」

 

僕「今も、そこで働いてる?」

 

ヒサノリ「10年以上働いた店は、コロナで閉店したんです」

 

僕「その後は?」

 

ヒサノリ「コンビニや警備員をしたんですが……夜勤がつらくて……昼間眠れないんですよ」

 

僕「現在は?」

 

ヒサノリ「求職中です。やっぱり飲食店がいいかと思って……探してますが、最近、腰や膝が痛くて……」

 

僕「飲食店だと、立ち仕事になりますよね?」

 

ヒサノリ「そうなんです。この年になると、デスクワークが羨ましくて……」

 

僕「座りっぱなしも、腰や背中によくないですけどね」

 

ヒサノリ「そうなんですね? 酒も毎晩飲んでましたし、ヘビースモーカーでしたから……体中ガタガタです」

 

僕「お酒とタバコは……(今も)?」

 

ヒサノリ「どっちもやめました。肝臓が悪いし、血圧高いので……」

 

僕「お大事にしてください。で、今日のご相談は、仕事? 健康?」

 

ヒサノリ「友達が欲しいんです。ゲイの友達が……」

 

僕「アプリやゲイバー・掲示板とか?」

 

ヒサノリ「ヤリモク(カラダ目的)ばかりですよ。実は、今度、高校の同窓会があるんです」

 

僕「同窓会に出るんですか?」

 

ヒサノリ「今まで出たことなかったんですが……。たまたまSNSで同窓会を知って……」

 

僕「ノンケ男女の集まりですよね?

 

ヒサノリ「私は男子高の出身なんです」

 

僕「じゃあ、男性ばかり……」

 

ヒサノリ「オジサンだらけですよ、きっと。主催者の人が『妻子や仕事のことは忘れて、昔に戻って語ろう』って言っているので……」

 

僕「最近は、中高年単身者も増えていますからね」

 

ヒサノリ「そうですよね? 50代になれば『彼女いないのか?』『結婚しないのか?』も、ないですよね?」

 

僕「あと5分ですから、アドバイスカードを引きましょう」

 

ヒサノリ「お願いします」

 

★ヒサノリさんへのアドバイスカード

↑「カップの6」正位置。

子ども時代の想い出。

 

↑「金貨の6」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

リンゴをあげる母親、もらう子ども。

立場の違いは変えられません。

 

僕「同窓会では、思い出話に花が咲くでしょう。同時に、経済格差もあります」

 

ヒサノリ「経済格差……『お前、仕事なにやってるの?』って聞かれますかね?」

 

僕「どうしても、男性同士は、そういう話が出るんじゃないんですか?」

 

ヒサノリ「そうですよね。やっぱり、同窓会参加は、しない方がいいですかね?」

 

僕「自慢話をしてくる人からは離れて、気楽な話をする人と一緒にいればいいですよ」

 

ヒサノリ「気楽な話をできる人がいなかったら?」

 

僕「どうしても嫌だったら、途中で帰ってもいいのでは?」

 

ヒサノリ「そうですね」

 

僕「でも、楽しいこともありそうです。行ってみればいいですよ」

 

ヒサノリ「わかりました。参加する方向で考えます。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のサクラ・ルノルマンカードです。

↑「家」

建物としての「家」だけでなく「家庭」「家族」「お金」「プライベート」などの意味もあります。

 

↑「ヘビ」

「策略」「謀略」の意味ですが、「複雑」なども表します。

 

2枚を合わせ読むと、

家庭(家族)のことで、お金がらみの複雑な問題が発生する恐れありです。

1つ1つ解きほぐすような丁寧な対応が必要です。

 

↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)