少し前のオンライン鑑定です。
マモルさん(仮名・40代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
マモル「彼氏が会社を辞めて、1年経ちました」
僕「彼氏さんと同棲なさっているのですか?」
マモル「2歳下のテルアキ(仮名)とは同棲6年目です」
僕「同棲6年目ということは、お2人の関係は軌道に乗っているといえるのでは?」
マモル「テルアキが会社を辞めるまでは、そう考えていました」
僕「テルアキさんは会社を辞めて、次の仕事に就こうとしないのですか?」
マモル「失業手当は3か月で切れましたが、就職活動も、アルバイトも、まったくしてません」
僕「お2人の生活費は、マモルさんがすべて出してる?」
マモル「家賃・食費・光熱費で、月24万ぐらいかかるんです。最初は、2人で12万円ずつ出し合ってたんです」
僕「テルアキさんが会社辞めて、その12万円が払えなくなった? そもそもテルアキさんが会社を辞めた理由は?」
マモル「上司にパワハラみたいな扱いを受け、同僚や他の上司に相談しても解決せず、辞めたんです」
僕「それは、お気の毒でした」
マモル「僕も、最初はそう思って『少し、ゆっくりしていいよ』って言ったんです」
僕「マモルさんが『ゆっくりしていいよ』と言ったのは、失業手当がもらえる3か月ぐらいのつもりだったのですね?」
マモル「テルアキは、ずっと家にいて、次の仕事を探そうとしないんです」
僕「マモルさんが仕事で出かけている間に、テルアキさんが買い物・料理・掃除・洗濯をしてくれるとかは?」
マモル「ある程度してくれてます。でも、2人暮らしだし、そんな広い家でもないし、家事なんて、半日もかからないじゃないですか?」
僕「そうかもしれませんが……」
マモル「僕はリモートワークなんです」
僕「マモルさんも、毎日家にいる?」
マモル「そうです。僕は朝からパソコンに向かって仕事しているのに、テルアキはテレビやネット見て、笑っているんです」
僕「音声が邪魔ですか?」
マモル「お互いにイヤホンを使っているんですが……」
僕「マモルさんは働いているのに、テルアキさんはリラックスしている……っていうのが嫌なんですね」
マモル「そうです」
僕「なぜ、テルアキさんは働かないのでしょうか?」
マモル「テルアキも、一時的にリモートワークだったんです。でも、会社の原則が『出社』に変わったんです」
僕「テルアキさんが退職した理由は、パワハラだけでなく、家に居たかった……というのも……?」
マモル「パワハラもあったのだと思います。が、リモートワークを経験して、外に出たくなくなったんです」
僕「それで、テルアキさんは再就職せず、今も家に居る?」
マモル「そこを突っ込むと、テルアキは『仕事してるから』って言います」
僕「テルアキさんは仕事してる?」
マモル「貝殻アート作っているんです。ネットで紹介して、販売しようとしてますが……」
僕「貝殻アート?」
マモル「ここは海が近いので、テルアキは毎週、海岸に行って貝を拾ってきてるんです」
僕「きれいなんでしょうね? 売れるんですか?」
マモル「小学生の夏休み工作よりは上手です。でも数千円も出して買う人がいるのかは、疑問です」
僕「数千円もするのですか?」
マモル「額縁とか、台紙とか、一緒に使うビーズとかの材料費だけで、1000円ぐらいかかるんですよ。貝拾いや貝の洗浄・加工・制作の時間と手間を加味して、2000円~6000円の値段設定にしているんです」
僕「値段設定としては妥当だが、需要はあまりない?」
マモル「はい。1年近く、テルアキは貝殻アートを作ってますが、売れたものは1個もありません」
僕「それでも、テルアキさんは貝殻アートを作り続けている?」
マモル「テルアキは、今まで、友人の誕生日プレゼントやホームパーティー参加の手土産として、作った貝殻アートを人にあげてます。『デパートで買わなくていいから、合計1万円以上浮いている』って言うんです」
僕「……」
マモル「テルアキの手作りアートをもらった人が、本当に喜んでいるのか……疑問ですが……」
僕「マモルさんも、貝殻アートを(テルアキさんから)もらってる?」
マモル「2個もらってます。壁掛けアートと、吊り下げアート。結局、家に置くので……(もらった気がしない)」
僕「マモルさんがもらった2個以外の貝殻アートも、自宅内にあるのですね?」
マモル「うちには……20個以上あります。壁は貝殻アートだらけで、棚の上にも、幾つも載っています」
僕「それらのアートは、売れるのを待っている?」
マモル「テルアキは、月2~3個ぐらいのペースで作り続けてますからね」
僕「今あるのが売れてから、次のを作ってもいいのでは?」
マモル「テルアキにそう言うと『作品作りは、ひらめきが命。アイディアが浮かんだら、すぐに作らないといけない』って答えるんです」
僕「それはそうですが……」
マモル「正直言って、別れたいです。2人分の生活費で、僕の給料はなくなってしまうんです。スマホ代のために、ボーナスの貯金を取り崩しているんです」
僕「これから先、経済的に不安ですね?」
マモル「先月からは、テルアキのスマホ代も、僕の口座から引き落とされているんですよ?」
僕「テルアキさんの貯金が底をついたんですね?」
マモル「だったら、コンビニバイトでも、警備員でも、なんでもしろよって言いたいです」
僕「でも、テルアキさんはやらない?」
マモル「テルアキは『そのうちに貝殻アートが売れるようになる』って言うんです」
僕「……」
マモル「でも、1年近く作り続けて、ネットに出品してるのに、1個も売れないって……そういうことですよね? 需要はないんです。家にアートを飾りたい人は、素人の工作じゃなくて、プロの作品を飾るんです」
僕「で……占うのは『別れた方がいいか?』ですか?」
マモル「そうです。もし『別れない方がいい』なら、いつ頃、テルアキが働き始めるのか、知りたいです」
僕「では、お2人の生年月日・生誕時刻・生誕地による相性占いから行きます」
マモル「お願いします」
僕「複数の相性占いでは、まあまあです。『よい』もあれば『中程度』もあります。どちらかと言うと、マモルさんがテルアキさんに振り回されます」
マモル「はい、十分に振り回されてます」
僕「マモルさんは、ギャンブルもせず、コツコツと稼ぐ方ですが、テルアキさんの収入は不安定です」
マモル「やっぱり……」
僕「テルアキさんは、もともと大きな集団は苦手な人です。自営業が向いているのです。芸術の才能もあります」
マモル「テルアキの貝殻アートは、素人の割には……うまいですが……」
僕「芸術の才能があるにしても、それで食べていくのは至難の業です。ずっと不遇で、晩年や死後に、やっと有名になる人もいます」
マモル「有名なアート作家にならなくても、せめて食べていけるぐらいの売り上げが、テルアキにあれば……」
僕「テルアキさんに、安定した収入は望めないですね。でも、芸術の才能で、多少は稼げるかもしれません」
マモル「……『多少』ですか……」
僕「テルアキさんが、ほぼすべての家事をやってくれるとしたら?」
マモル「今でも、6:4ぐらいで、テルアキの方が家事を多くしているのですが……あまり上手とは言えません。料理は僕の方が得意です」
僕「では、お2人の恋愛運をタロットカードで占いましょう」
マモル「お願いします」
★マモルさんとテルアキさんの恋愛運
〇過去
↑「聖杯の2」正位置。
池のそばの男女。女性は楽器を奏で、男性はそれに聞き惚れています。
2人の行動は相性よく、息はピッタリです。
マモルさんとテルアキさんは、以前はうまくやっていたのです。
〇現在
↑「金貨の2」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
小川のほとりで笛を吹く男性。
大きな魚が何匹もいるのに、男性は魚は見ず、笛に興じています。
リバース(逆さま)ですから、「のんびりし過ぎ」ということです。
〇未来
↑「ワンドのナイト」正位置。
ロバにまたがる男性は、「ドン・キホーテ」のように、自分では立派な騎士のつもりです。
ターバンを巻いた彼の頭は、明らかに大きすぎます。
希望・願望が昂じて、現実離れした妄想になっているのです。
僕「テルアキさんは、就職活動どころか、アルバイトさえしようとしないでしょう」
マモル「これから先も……?」
僕「それを許してるのがマモルさんです」
マモル「僕が経済的に支えているせいで、テルアキが甘えている?」
僕「そういうことです。マモルさんがいいなら、それでもいいですが……」
マモル「嫌なら、別れるしかない?」
僕「少なくとも、別居した方がいいです」
マモル「テルアキの貝殻アートが、売れるようになる可能性は?」
僕「食べていけるだけの売り上げになるというカードは、出ていません」
マモル「では、テルアキに最後通告します。今月中に就職やアルバイトのための活動をしなかったら、出て行ってもらいます」
僕「テルアキさんを養う気がないなら、それがいいですね」
マモル「ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日のパストラル・テイルズ・タロットです。
↑「恋人」正位置。
「恋愛」「選択」を表すカード。
↑「カップの6」正位置。
手前の人物が見ているのは、過去(子どもの頃)の想い出です。
思い出す必要があるということです。
2枚を合わせ読むと、
あなたは、恋愛または選択において、過去と同じミスをしそうです。
過去の反省に立ち、現在の恋愛(選択)を改めるべきです。
同じ過ちを繰り返さないために、そうするべきです。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。






