ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

ユウジさん(仮名・30代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

ユウジ「彼氏と別れたいです」

 

僕「ゲイ男性との話ですよね? 同棲しているのですか?」

 

ユウジ「シュウト(仮名)は3歳上で、もうすぐつきあって2年なんですが……毎週末、僕のマンションに泊まりに来て……」

 

僕「週末同棲ですね? で、別れたい?」

 

ユウジ「そうなんです。シュウトと居ても、幸せになれないので……」

 

僕「気持ちが冷めたのですか? シュウトさんにそう告げて……」

 

ユウジ「シュウトには、言えないです」

 

僕「気持ちが冷めて、別れたいのに、相手にはそう言えない? 何か、わけがあるのですか?」

 

ユウジ「2年前に出会った頃は、シュウトは女性と結婚していたんです」

 

僕「シュウトさんは既婚者だった? 過去形ということは、今は離婚している?」

 

ユウジ「そうなんです。僕がつい……『離婚して』って言ってしまったんです」

 

僕「既婚者だったシュウトさんと付き合い始めて、離婚して欲しいと言った? で、シュウトさんは離婚した。願いがかなったじゃないですか?」

 

ユウジ「シュウトの離婚が決まった時は、嬉しかったです」

 

僕「シュウトさんは、離婚したからこそ、毎週末、ユウジさんのマンションに泊まりに来れるんですよね? いいじゃないですか?」

 

ユウジ「そうなんですが……」

 

僕「もしかして、シュウトさんの元奥様や置いてきたお子さんに対して、罪悪感を感じて?」

 

ユウジ「いえ……罪悪感は少しありますけど……別れたい理由は違います」

 

僕「差し支えない範囲で、教えていただけますか?」

 

ユウジ「ひとつは……お金の問題です」

 

僕「お金? シュウトさんは元奥様に慰謝料や、お子さんへの養育費を払って、貧しくなってしまった?」

 

ユウジ「そうなんです。シュウトは、持ち家を奥さんにとられ、子ども2人の養育費を毎月払ってますが……転職したので、給料が半分になったので……」

 

僕「シュウトさんの離婚は、奥様にゲイばれしたから?」

 

ユウジ「そうです。元妻がシュウトのスマホを覗いて、僕とのやりとりを見たんです。シュウトから『ユウジとのことがバレて、妻に責められてる』と聞いたので『じゃあ、離婚して。僕と一緒になって』と答えたんです」

 

僕「で、シュウトさんは、慰謝料として持ち家を奥さんに渡し、お子さん2人の養育費を毎月払ってる。……そういう状況で、転職して給料半減した……?」

 

ユウジ「シュウトの元妻は、上司の娘なんです」

 

僕「ああ、それで、離婚で上司と顔合わせられなくなって……」

 

ユウジ「シュウトが住んでいたマンションも、奥さんの親、つまり上司が半分くらい金出して買ったので……」

 

僕「シュウトさんは、妻と離婚したことで、お子さんと離れ、持ち家を失い、職場からも去らねばならず……すべてを失った?」

 

ユウジ「そういうことです」

 

僕「そういう状態のシュウトさんと、別れたい?」

 

ユウジ「だから、気の毒で、言い出せないんです」

 

僕「そもそも、妻子も職場も捨てて、ユウジさんの元に来てくれたシュウトさんが……貧しくなったから……別れたい?」

 

ユウジ「別に、シュウトとは金目当てではないですよ。ただ、付き合い始めた時のシュウトは、スーツが似合っていて、髪形もヒゲもオシャレで、レストランとか、ゲイバーじゃないバーとか、回らないお寿司屋さんとか、連れて行ってくれたんです」

 

僕「エリートサラリーマンだった、かっこいいシュウトさんが、離婚で貧しいオジサンになってしまったのですか?」

 

ユウジ「そうなんです。アパート家賃・生活費・養育費を稼ぐために、シュウトはバイトを掛け持ちしているんですが……それでもギリギリみたいです。バイト先の関係で、ヒゲはダメで、スーツも着なくなった……」

 

僕「お子さんが成人したら、養育費支払いは終わるのでは?」

 

ユウジ「まだ小学校低学年なんで……あと10年あるんです」

 

僕「今のシュウトさんは、お金がないかもしれませんが、もともとシュウトさんを好きなんですよね?」

 

ユウジ「うーん。シュウトは、出会った頃はアラフォーイケオジでしたが……今はただのくたびれたアラフォーオヤジですね」

 

僕「もう、好きじゃない?」

 

ユウジ「シュウトは、風呂ナシの安アパートに住んでて、洗濯機もないんですよ。

僕のマンションに来て、まずすることが、1週間分の洗濯物を僕の洗濯機に入れる。そして風呂に入るんです」

 

僕「コインランドリーや銭湯のお金を節約するために、ユウジさん宅の洗濯機を使い、風呂に入る……」

 

ユウジ「そうなんです。僕のところに毎週末に来るのは、お金を使わないで済むからなんです」

 

僕「いっそ、完全同棲すればどうですか?」

 

ユウジ「シュウトは、それはしないって言うんです」

 

僕「理由は?」

 

ユウジ「子ども達がシュウトの家に来た時、ひとり暮らしでないといけないって……」

 

僕「離れて暮らすお子さんたちがシュウトさん宅に来た時、父親が男同士で同棲しているのはバツが悪い?」

 

ユウジ「どうせ、元妻が『パパはゲイだったのよ』って、子ども達にバラシてるんです。だから、離婚して1年経っても、子ども達は来ないんです」

 

僕「もしかして……シュウトさんは、奥様や子ども達のところに戻りたい気持ちがある?」

 

ユウジ「シュウトは、風呂ナシ・洗濯機ナシアパートに住んでいるんですからね。復縁したいのかもしれません。でも、そうであっても、僕には言わないですよ」

 

僕「……そうですね。ユウジさんには言わないですね」

 

ユウジ「で……、どうしたらいいかわからない状態なんです」

 

僕「ユウジさんとしては、別れたい?」

 

ユウジ「シュウトへの気持ちは、だいぶ冷めました。でも、ゼロになったわけではないんです。泊まりにくれば、エッチもするし……。でも、シュウトに利用されてる気もするんです」

 

僕「ユウジさん宅に来れば、シュウトさんは、コインランドリーや銭湯のお金が浮くから?」

 

ユウジ「シュウトがうちに2泊している間、僕が食材買って来て、僕が料理したものを食べますから、食費も浮くはずです」

 

僕「それでいて、シュウトさんの本音は妻子のもとに戻りたいなら……やってられない?」

 

ユウジ「そうなんです。ただ……僕とのやり取りを奥さんに見られて、シュウトはゲイばれして離婚したので……。貧しくなったからサヨウナラっていうのは、あんまりな気がして……」

 

僕「そうですね。シュウトさんとの恋愛運を占いますか? それともシュウトさんの本音を知りたいですか?」

 

ユウジ「まずは、シンプルに2人の恋愛運を……」

 

僕「承知しました」

 

★ユウジさんとシュウトさんの恋愛運

 

〇過去

↑「剣の6」正位置。

子どもを抱いた女性が小舟に乗っています。「夜逃げ」や「逃避行」です。

妻子と暮らしていたシュウトさんとユウジさんが出会ったのは、やはり「不倫」「浮気」ということでした。

 

「道ならぬ恋」だからこそ、燃え上がったのです。

 

〇現在

↑「悪魔」正位置。

「依存」「腐れ縁」「同性愛」などの意味です。

お2人は、現在、離れたくても離れられない状況です。

 

〇未来

↑「カップの2」正位置。

恋人というより、協力関係を意味します。

燃え上がるような情熱がなくなっても、生活のパートナーとして暮らしていくでしょう。

 

僕「ユウジさんは、既婚男性が好きなんですね?」

 

ユウジ「僕より年上の30代後半以降で独身って……若作りしてたり、落ち着きにかけるように見えるんです。既婚者って、年齢相応の魅力がありますから」

 

僕「背徳感が性欲を高め、恋愛感情を燃え上がらせるんですよね?」

 

ユウジ「今のシュウトには、背徳感もないし、燃え上がりません」

 

僕「でも、お2人は離れられません」

 

ユウジ「……」

 

僕「お互いにとって、お互いが必要なんです」

 

ユウジ「シュウトにとっては、僕は便利な存在なんです」

 

僕「ユウジさんにとっても、シュウトさんは必要です」

 

ユウジ「シュウトが来ると、掃除・買い物・料理で、面倒くさいんです。でも、1回、シュウトが実家に戻った週末があって、ドタキャンで、僕んちに来なかったんです」

 

僕「寂しかったですか?」

 

ユウジ「他に遊ぶ相手がいないので、とりあえず、昔行ってたゲイバーに行ったんですが、閉店していて……帰りました。いつの間にか、シュウトが来る週末が当たり前になっていたんです」

 

僕「面倒くさいとか、お金がかかるとか、不満を言いながらも、シュウトさんと添い遂げることになります」

 

ユウジ「それって……シュウトから家庭とか子どもたちをとりあげた因果応報ですか?」

 

僕「単に、シュウトさんと縁があるんです」

 

ユウジ「エン?」

 

僕「どんなに既婚男性と愛し合っても、大半の既婚者は妻子のもとに戻ってしまいます。シュウトさんは、妻子を捨てて、ユウジさんの元に来てくれたんですよ?」

 

ユウジ「シュウトが僕を選んだというよりも、ゲイばれして離婚させられたんですが……」

 

僕「運命が、ユウジさんのもとにシュウトさんが来るように取り計らったんです」

 

ユウジ「……」

 

僕「人生を狂わされたのは、シュウトさんの元奥様と子ども達です」

 

ユウジ「……そうですね」

 

僕「ゲイばれして離婚した夫婦のヨリが戻ったって、聞いたことがありません。たとえシュウトさんが復縁したくても、それは叶わないでしょう」

 

ユウジ「……」

 

僕「シュウトさんには、ユウジさんしかいないんです。どうしても、別れたいですか?」

 

ユウジ「シュウトが……僕を1番に愛してくれるなら……僕もシュウトを愛し続けます」

 

僕「それがいいです。いつまでもお幸せに」

 

ユウジ「ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のパンセリノスオラクルカードです。

↑「青空のアヒル」

ご存知のように、アヒルは飛べない鳥です。もともとは飛翔能力の高い「カモ」だったのですが、家禽にされたからです。

 

人間に飼いならされたアヒルが、先祖返りして飛翔能力を得て、青空を自由に羽ばたけるとしたら……想像するだけでワクワクしそうです。

 

あなたにも、そんなワクワクが訪れます。忘れていたトキメキが蘇るのです。

「現実的にあり得ない」「夢から覚めた後が怖い」などと、尻ごみしていたら、もったないです。

 

思う存分楽しみましょう。

 

↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)