ゲイ占い師豫 空潤です。
前回、ヒサオさん(仮名・40代ゲイ男性・地方在住)が1年前に1度だけ会ったケヤキさん(仮名・当時18歳ゲイ男性)のことが忘れられないという記事を書きました。
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その少し後に、↑のヒサオさんと、またオンライン鑑定することになりました。
ヒサオさんのプライバシー保護のため、多少変更しています。
ヒサオ「先日、ケヤキに再会したんです」
僕「そうなんですか? よかったですね。連絡が来たんですね?」
ヒサオ「連絡は来てません。コロナ後、久しぶりのゲイバーに行ったら、早い時間帯のカウンターにケヤキがいたんです」
僕「ゲイバーに? あれ、ケヤキさんって、今は19歳ぐらいですよね? お酒は飲んでなかった?」
ヒサオ「……私の前ではウーロン茶でした」
僕「ケヤキさんと、話しましたか?」
ヒサオ「それが……目が合って、『ケヤキ……』と名前を呼んだら……『どなたでしたっけ? 前に他の店で一緒になりましたっけ?』って……いう返事でした」
僕「ケヤキさんは、ヒサオさんのことを忘れていた? ヒサオさんにとっては忘れられないのに?」
ヒサオ「もう……信じられなくて……ケヤキの近くに座って名乗って、1年前のことを覚えてないのか……って聞いたんです、ケヤキに……」
僕「ケヤキさんの反応は?」
ヒサオ「ケヤキは、きょとんとして『ごめんなさい。記憶力悪いので……』って……」
僕「啞然としますよね?」
ヒサオ「そしたら、店子(従業員)が来て、耳打ちして『あの子、うちの店ではシンちゃんって呼ばれてるの。シンちゃんって呼んであげて』って……」
僕「ケヤキさんじゃなくて……シンちゃん……。どっちが本名? あるいは、どっちも本名じゃない?」
ヒサオ「わかりません」
僕「ケヤキさん、ヒサオさんとのことを本当に覚えてないのか? それとも、何か事情があって、忘れてるフリをしているのか?」
ヒサオ「そこなんです。名前なんてどっちでもよくって……。なんとか誘って、またホテル行ってエッチすれば、さすがに思い出すだろうって……」
僕「誘い出せたんですか?」
ヒサオ「それが……少し経ったら、50代ぐらいのバリっとしたスーツ着た男が入ってきたら……ケヤキは、その男と一緒にボックス席に移ったんです」
僕「まさか……ケヤキさんは、その50代の紳士と……」
ヒサオ「ケヤキは、店子からグラスと酒を受け取ると、慣れた手つきで、紳士にお酌して、2人でカラダくっつけて、イチャイチャしながら飲み始めたんです」
僕「それで……?」
ヒサオ「もう、見ていられないんです。ケヤキと紳士が、今にもキスしそうで……」
僕「ヒサオさんとしては、見るに堪えない……?」
ヒサオ「ケヤキたちがキスしたら、私はきっと平静ではいられなかったです。そうなる前にお勘定して店を出ました」
僕「ケヤキさんは、店子じゃなくて、お客なんですよね?」
ヒサオ「私と再会した夜、ケヤキはお客でした。でも、慣れた感じだったので、店子のバイト経験があるのかもしれません」
僕「つらかったですね?」
ヒサオ「その夜は、家に帰って、家でまた酒飲んでも、一睡もできませんでした」
僕「気になりますよね?」
ヒサオ「で、次の日、また同じゲイバーの開店直後に行って……」
僕「また、ケヤキさんがいた?」
ヒサオ「いませんでした。っていうか、ケヤキ本人に聞いてもしらばっくれるだろうと思って、昨日耳打ちしてきた店子に『シンちゃん』について聞いたんです」
僕「何か教えてくれましたか?」
ヒサオ「店子は『アタシから聞いたって言わないでよ』って前置きして、シンちゃんが1年ぐらい前から、地元の会社の社長と付き合い、今はその会社で働いているって……教えてくれました」
僕「バリッとしたスーツの紳士が、その社長?」
ヒサオ「そういうことです。毎週、2人で来て、必ずボトル入れるので、いい客みたいです」
僕「1年前からって……ヒサオさんがケヤキさんと会った時と、同じ頃?」
ヒサオ「そうなんです。店子が言うには、その社長が『シンの童貞も処女も俺がもらった。ウブで何も知らないシンにすべて教えてやった』と吹聴しているって……」
僕「ヒサオさんと、その社長……。ケヤキさんにとって、どちらが本当の初体験か? そして、どちらが2番目の人か?」
ヒサオ「そこ、私も知りたいんです。でも、店子に聞いても、去年の〇月ぐらい……って言うだけで、具体的な日まではわからないって……(言うんです)」
僕「仕方ないですね。ケヤキさんに聞いても、正直に答えるかどうか、わかりませんからね」
ヒサオ「占ってください」
僕「え? どっちがケヤキさんの初めての相手だったか、占うんですか?」
ヒサオ「どっちだったにせよ、ケヤキが私の元に戻らないのはわかってます。あの社長に財力があり、しかも雇ってもらえたから、たぶんケヤキはサポートなしでやっていけてる……。私には社長の代わりは無理ですから」
僕「じゃあ、ケヤキさんの初体験の相手がどっちかなんて……(占う必要ない)?」
ヒサオ「私の自己満足だけって、わかってるんです。でも、気になって仕方ないんです。ケヤキは諦めるしかない……。だったら、せめて、私が処女をもらったかどうか……知りたいんです」
僕「処女と言っても……所詮、男性なので……」
ヒサオ「わかってます。でも、もしも、社長が初体験の相手で、私が2番目なら、ケヤキは私に対して『初めてのような演技』をしたということです」
僕「受け入れられますか?」
ヒサオ「信じたくありません。でも、私が初体験の相手で、社長が騙されてるなら、言っちゃ悪いが『ざまあみろ』です。ケヤキのアナル初貫通は私ってことですから」
僕「社長が、ヒサオさんに直接何かしたわけではないですよね?」
ヒサオ「わかってます。社長を恨むのは筋違いです。むしろ、カラダを売ろうとしていたケヤキを止めた恩人なら、私からも『ありがとう』と言わなければならない……」
僕「ヒサオさんが感謝する義理もないと思いますが……」
ヒサオ「とにかく、どちらが初体験の相手か、占ってください。いつもの2倍払ってもいいです」
僕「いや、料金はいつも通り、30分1000円ですから」
ヒサオ「お願いします」
★ケヤキさん(シンちゃん)の初体験の相手は誰か?
〇現状カード
↑「ワンドの5」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
5人入り乱れての戦い。
複雑で、不毛な戦いです。
①ヒサオさんが初めての相手
↑「カップの7」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
夢見ていたことは、現実ではありません。受け入れるしかありません。
↑「カップのエース」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
正位置なら「恋の始まり」ですが、リバースですから、始まっていません。
ケヤキさんの方には、気持ちはないのです。
②今つきあっている社長さんが初めての相手
↑「ワンドの8」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
正位置なら、「すべてうまくいく」ですが、リバースですから、そう簡単には行かないと言うことです。ケヤキさんと社長さんの関係は、それほど単純ではありません。
↑「金貨の6」正位置。
お金を渡す側も、もらう側も、立場は平等という意味です。
ケヤキさんと社長さんはお金を介した関係ですが、ウィンウィンの関係と言えます。
〇最終アドバイスカード
↑「剣の2」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
目隠しした女性が剣を扱っています。見るからに危なっかしいのです。
今、このことを考えるのが妥当ではありません。
僕「厳密に言うと、ケヤキさんの初体験の相手は、ヒサオさんでもなく、社長さんでもありません」
ヒサオ「まさか……。第3の男がいた?」
僕「去年、ケヤキさんと関係したのが、3人か。4人か、5人か……わかりません」
ヒサオ「そんな……ベッドで震えていたのも、すべて演技だった?」
僕「すべてかどうかはわかりません。2度目でも3度目でも、若い子が羞恥心や抵抗感を感じることは、よくあります」
ヒサオ「何のために、ケヤキは、ウブであるような演技をしたのでしょうか?」
僕「モテるため……だったのでは?」
ヒサオ「確かに……ウブな男の子に惹かれるゲイは、私を含めて少なくない……」
僕「もちろん、詳しいことは、タロット占いでは正確にわかるとは言えない。ケヤキさんに聞くしかない」
ヒサオ「聞いても、正直に答えてくれるか?」
僕「だから、最終アドバイスカードなんです。この問題で悩む意味がありますか?」
ヒサオ「……結果がどうであっても、ケヤキが私のものでないことは明らかです」
僕「いくら気にかけても、答えは出ません」
ヒサオ「結局、私はケヤキに騙された……」
僕「年齢や性体験の数を正直に言わないって……少なくないですよね。お金を奪われたわけでもないですよね?」
ヒサオ「ケヤキは罪な子ですよね。『初めてなんです』なんて嘘つかなければ、私もここまでのぼせ上らなかった……」
僕「相手に好かれたい……という気持ちを持つ人も、少なくないです」
ヒサオ「私をこれだけ夢中にさせて……付き合いもせず、そのまま音信不通だなんて……むご過ぎます」
僕「ケヤキさんからしたら、そこまでヒサオさんが夢中になったと思ってなかったのでは?」
ヒサオ「そうでしょうか? でも、2時間で3回戦もして……」
僕「若い体に夢中になる中高年は多いのでは? ケヤキさんにしてみれば、いつものことだったのではないですか?」
ヒサオ「私が……ケヤキに翻弄されたってことですね?」
僕「ケヤキさんは、翻弄する気はなかったでしょうが……」
ヒサオ「そうかもしれませんね。ケヤキからすれば、分別盛りのいい大人が、こんなに恋焦がれるって……想定してないのでしょうね」
僕「実際は、何歳になっても、恋に落ちますよね」
ヒサオ「悔しいような、悲しいような、恥ずかしいような……私の1年は何だったのだろう……」
僕「過ぎたことは変えられません。今日から、気持ちを切り替えましょう」
ヒサオ「それしかないですね」
僕「今度は、新しい相手とのことを占わせてください」
ヒサオ「そんな気にはなれませんが……そうなれるように頑張ります」
僕「そうしてください」
ヒサオ「ありがとうございました」
僕「こちらこそ、ありがとうございました」
さて、今日の易タロットです。
↑「雷沢帰妹(らいたくきまい)」
若い女性がしどけないポーズで誘っています。
相手は年上の男性で、道ならぬ恋です。
あなたは、今、盛り上がっています。
しかし、今の楽しさが続くとは限りません。
いずれ、現実を思い知ることになります。
慎重さと冷静さが必要なのです。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。









