ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
スミアキさん(仮名・20代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
スミアキ「今日は仕事を仮病を使って、ズル休みしました」
僕「何かあったのですね?」
スミアキ「先週末、年の近い同僚たちで飲み会したんです」
僕「年が近いと、話しやすいですね? 価値観も共有しやすいですね」
スミアキ「それが……僕だけ1人、価値観が違ってるんです」
僕「それは……スミアキさんがゲイだからですか?」
スミアキ「そうです。6人の飲み会だったんですが……僕以外の5人には、それぞれ好きな女の子がいて……」
僕「6人全員男性の飲み会だったんですね?」
スミアキ「僕の会社自体が9割男で、女性は少ないんです」
僕「6人の20代男性……全員独身で……スミアキさん以外は、それぞれ意中の女性がいる?」
スミアキ「そうなんです。まだ片思いの段階の人もいれば、告白して付き合っている人もいます。でも、僕だけ、好きな女の子を聞かれても、答えられないんです」
僕「ゲイですから、仕方ないですね。適当な女性の名前を言えば、その女性にも迷惑がかかるかもしれない……」
スミアキ「だから、『今は好きな子はいない』って答えたんです。そしたら……」
僕「さらに質問された?」
スミアキ「『今まではどうだったのか?』って聞かれて……童貞であることがバレて……からかわれた挙句、『今からみんなで風俗行って、スミアキの童貞を捨てさせよう』って言われて……」
僕「風俗行ったんですか?」
スミアキ「必死に断って……最後は逃げるように帰りました」
僕「女性とは無理ですよね?」
スミアキ「10代の頃から、生身の女性にも、2次元の女の子にも、まったく興味ありません。風俗なんか行っても恥かくだけですから……」
僕「っていうか、あとの5人の男性達……それぞれ彼女や片思いの女性がいるんですよね? なのに、自分たちも風俗店に行くと……?」
スミアキ「なんかノンケ(異性愛)の男って、それはそれ、これはこれみたいです。風俗は浮気に入らないみたいな空気でした」
僕「風俗行くのを避けるために、逃げるように飲み会から帰ったので……週が明けて、職場で同僚らと顔を合わせるのが気まずい……?」
スミアキ「絶対、彼らは僕のことをアレコレ言ってます」
僕「彼らからすれば『スミアキさんの童貞を捨てさせるために風俗にみんなで行こうって提案したのに、逃げるなんて』とか……?」
スミアキ「それだけじゃなくて、僕が風俗を避けた理由をアレコレ噂していると思うんです」
僕「ゲイかもしれない……って言われてる?」
スミアキ「そうなんです。5人のうち、少なくとも2人はゲイ嫌いで『オカマは気持ち悪い(原文ママ)』『LGBTは理解できない』って公言しているんです」
僕「あとの3人は?」
スミアキ「否定も肯定もせず……って感じですね」
僕「スミアキさんは抗議できない?」
スミアキ「抗議なんかしたら『お前はゲイか?』って言われて、僕が攻撃されてしまいます」
僕「だから、同僚と会いたくなくて……会社を休んだ。でも、ずっと休み続けるわけにもいかないですよね?」
スミアキ「うちの会社はリモートワークもできるんです。でも、明日からってわけにはいかない。切り換えの時期が決まっているんです」
僕「近いうちにリモートワークすることにして……それまでどうするか? ということですか?」
スミアキ「いっそ、会社辞めようかと……。何とかして上司に辞表を出しに行くか? 『退職代行業』を使うか?」
僕「え? 仕事を辞める? 飲み会の2次会の風俗行きを断ったのが理由で?」
スミアキ「今頃、僕がゲイだと言う噂が社内を駆け巡っているかもしれません」
僕「だからと言って……」
スミアキ「いや、ゲイばれしたら、今の会社には居られません」
僕「易タロットのアドバイスカードを引いてみませんか?」
スミアキ「お願いします」
★スミアキさんへのアドバイスカード
↑「天雷无妄(てんらいむもう)」
強風が吹き、雷が落ちています。
今、スミアキさんにとって「変動」が起きているのは間違いありません。
しかし、過剰反応すべきではありません。
強風や雷による大雨は、植物のタネなどを運び、水分を与えてくれるのです。
今必要なのは、落ち着いて事の推移を見守ることです。
スミアキ「どうすればいいのですか?」
僕「まず、明日は会社に行くことです」
スミアキ「みんな、僕の顔を見て、こそこそ噂するかもしれません」
僕「噂しないかもしれません」
スミアキ「いや、でも……」
僕「確かに、スミアキさんがゲイかもしれないという噂が広まっている可能性もあります。しかし、それはあくまでも、可能性の1つということ」
スミアキ「……」
僕「みんなで風俗行こうとしたなんて……酔ってる時は言ったが、後で恥ずかしくてなったかもしれません。あとの5人も冷静になって、帰っていったかもしれません」
スミアキ「でも、あの時はノリノリで……」
僕「スミアキさんが、前から会社を辞めたくて辞めたくて仕方なかったなら……これを機会に辞めるのもいいでしょう」
スミアキ「飲み会以前は、辞めたいとは思ってませんでした」
僕「だったら、『みんなに噂されてるかもしれない』という理由で辞めるのは、どうかと思います」
スミアキ「でも……」
僕「辞める覚悟があるのなら、1度出勤して、実際はどうなのか? 確かめたらどうですか?」
スミアキ「もし、みんなから白い目で見られていたら……」
僕「そしたら、白い目で見てくる上司に辞表を叩きつければいいです。が……、2次会の風俗を断っただけで、会社中から白い目で見られるって、ありますかね?」
スミアキ「いや……。20代半ばで、好きな女もいない童貞→風俗に誘っても逃げ帰ってしまう→ゲイにちがいない……っていう発想をされてしまうんじゃないかと」
僕「そうじゃない発想もありますよ。『実は人妻と不倫しているが、そこは誰にも言えない』とか、『極度の恥ずかしがり屋で、風俗に行くことに耐えられない』とか、『男性としてコンプレックスを持っている』とか……」
スミアキ「どっちにせよ、あまりいい噂ではないですよね」
僕「噂をする奴らの方が、よほど下劣です」
スミアキ「それは、そう思いますが……」
僕「どうせ辞めてしまうなら、その前に事実を見極めてからにしませんか?」
スミアキ「事実?」
僕「同僚らが、スミアキさんをどう思っているのか?」
スミアキ「僕が思っているほどではない?」
僕「天雷无妄の『妄』は、事実ではないと言う意味です」
スミアキ「僕が考えすぎなのでしょうか?」
僕「易タロットには、そう出ています。いいこともあります。たとえ、スミアキさんに対するゲイ疑惑があったとしても、味方はいるはずです」
スミアキ「味方……いますかね?」
僕「でも、味方が現れる前に退職してしまったら、どうしようもありません」
スミアキ「……」
僕「同性愛を嫌う人が、まだまだいるのは事実です。差別もまだあります。でも、味方もいますよ。『同性を好きでもいいじゃないか』『同性愛者を同等に扱おう』という考えのノンケ(異性愛者)も増えてきてます」
スミアキ「……」
僕「退職後の当てはあるのですか?」
スミアキ「……何もないです」
僕「だったら、本当にスミアキさんはゲイバレしたのか? 本当に嫌われ、差別されているのか? 見極めてからの行動がいいですよ」
スミアキ「傷つけられるかもしれません」
僕「傷つけられない可能性もゼロではないですよね?」
スミアキ「……そうですね。様子見るために出勤することにします」
僕「もし、最悪の状態だったら、すぐにまた鑑定いたします」
スミアキ「その時はお願いします。ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
*その後、1か月以上経ちましたが、スミアキから再鑑定の依頼はありません。
『最悪の状態にはならなかった』と、推測しています。
さて、今日の観音オラクルカードです。
↑「神なる母の王朝」
この絵の観音様は、悟りを開いたような穏やかな聡明な表情をしています。
あなたも、ある意味、悟りを開きつつあります。
何かがあっても、慌てず、騒がず、焦らず、「何が正しいか」を落ち着いて判断しましょう。そして、その判断を実行しましょう。
「正しいこと」ではないが、人に嫌われないため、お金を得るためにしていることがあったら、手を引きましょう。あなたの幸せになりません。
あなたの心の声・心の叫びに耳を傾けることが、悟りへの第1歩です。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。



