ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
タダノブさん(仮名・50代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
タダノブ「私は矛盾だらけの生き方をしてきました」
僕「矛盾? 差し支えない範囲で教えていただけますか?」
タダノブ「私自身が男性でありながら、男性を愛するというのも矛盾と言えば矛盾ですし……」
僕「ゲイ男性は、みんなそうですね」
タダノブ「私は、精神的に男らしい人が好きなんです」
僕「オネエさんや、ナヨナヨしている人はダメなんですね?」
タダノブ「そうなんですけど……俺様系やオラオラ系もダメで……ちゃんと周りが見えていて、きちんと男として生きている人がいいんです」
僕「ある程度の年齢いって、ちゃんと男として生きていると言うと……既婚者になりがちですか?」
タダノブ「既婚者になっちゃうんですよね。30過ぎて、仕事も軌道に乗って、愛する人がいるなら、家族をつくって責任取って……っていう生き方をする男性に惹かれるんです」
僕「で、そういう既婚者男性とお付き合いするんですか?」
タダノブ「矛盾しているでしょう? 家庭を大事にする男が好きなのに、そんな男の浮気相手になるなんて……」
僕「ゲイの場合、既婚男性に『離婚してくれ』って迫るケースは少ないし、妊娠・出産して『認知してくれ』っていうのもないので……」
タダノブ「何人も既婚男性とお付き合いしてますが、相手が離婚したことないです。家庭崩壊させてないと自分では思ってます」
僕「……そうですね。ゲイ男性の場合、不倫行為が家庭を壊すというよりも……」
タダノブ「妻子がありながら、実はゲイで、男と関係してしまうことが……そもそも本来の結婚の形じゃないですけどね」
僕「根本が違いますよね」
タダノブ「大きな矛盾ですよね? でも、独身ゲイは、オネエさんや、若作りオジサンや、中高年チャラ男が多くて、その気にならないんです」
僕「結果として、既婚男性とつき合っている……」
タダノブ「相手の誕生日・クリスマス・年末年始……に、彼と会えたことありません。が、それでいいと思ってます。逆に大事な日に家族ほっぽって私に来られても心配になります」
僕「タダノブさんは寂しいでしょうが……」
タダノブ「私、本当はノンケ既婚男性がいいんです」
僕「ノンケ男性は、ゲイのところに来ないでしょう?」
タダノブ「だから、女装して水商売やろうかと考えたこともあります」
僕「結局、やらなかった?」
タダノブ「私だと、女装してもお笑い系にしかなれないんですよ。女装の店にも競争があるし、生き残るにはプラスアルファが必要だとわかって、諦めたんです」
僕「どこへ行っても楽な場所は、なかなかないですね」
タダノブ「私、コロナ以後、彼氏がいなくて……干からびそうです」
僕「日常生活は戻ってきましたが……」
タダノブ「男は、妻子のもとに帰っちゃったんです。それでいいんですけど……」
僕「タダノブさんの人生は……困りますよね」
タダノブ「私の部屋に来たら、美味しいもの食べてもらおうと、料理もずっと勉強していたんですが……自分で食べるだけなんで……」
僕「誰かに食べてもらいたい?」
タダノブ「私、まだまだ働くつもりですけど……。ぶっちゃけ、仕事よりも恋愛重視なので、なんだか人生が終わりかけてる気もするんです」
僕「まだ50代。平均寿命なら、あと30年ありますよ」
タダノブ「仕事から帰って……ひとりでご飯食べて、ひとりで寝る……。1週間に1度でも、ひと月に1度でも、来てくれる人がいるなら、待てます。でも……誰も来ないんです」
僕「タロットのアドバイスカードを引いてみませんか?」
タダノブ「お願いします」
★タダノブさんへのアドバイスカード
↑「保護者」正位置。
僕「何の絵だか、わかりますか?」
タダノブ「子どもを『高い高い』してます」
僕「これはゲイタロットカードなので、この男性が父親かどうか、わかりません。が、幼く、大人の保護が必要な少女を世話しているのです」
タダノブ「私には子どもはいません。昔つきあった既婚男性が離婚して、父子家庭になっているとしたら……育ててもいいですけど……」
僕「もっと幅広く解釈しましょう。育てるのは人間じゃなくてもいいと思います」
タダノブ「ペット? 犬は苦手なんですよね」
僕「猫や鳥は?」
タダノブ「……そうですね」
僕「料理が得意なんですよね? 若い男の子に食べさせるとか?」
タダノブ「私みたいな者に、若い男の子が寄ってくるとは思えません」
僕「色気抜きの関係でもいいじゃないですか?」
タダノブ「下宿屋をやるとか?」
僕「ゲイバーに行って仲良くなったゲイの子たちを自宅に呼んで、ご飯を食べさせるのは?」
タダノブ「それぐらいなら、すぐにでもできます。でも、来てくれるでしょうか? こんな年増の私のところに……」
僕「お互い顔見知りの3~4人をまとめて呼べば、向こうは来やすいでしょう」
タダノブ「そうですね、ダメ元でいつも行くゲイバーで声かけてみましょうか……」
僕「やっぱり、人間、誰かとつながっていた方がいいですよ」
タダノブ「そうですね。せっかく料理を勉強したので……食べてくれる人を探します」
僕「恋人やパートナーじゃなくても、世代が違っても、たまにしか顔合わさなくてもいいじゃないですか?」
タダノブ「息子みたいなゲイの子たちが、うちに来てご飯食べてくれたら……楽しいかもしれません」
僕「きっと楽しいですよ。若い子ってエネルギーありますから……」
タダノブ「そうですよね。ラブもエッチもなくても、誰かとご飯食べたら、楽しいですよね。とりあえず、ゲイバーで声かけてみます。ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日の観音オラクルカードです。
↑「睡蓮の王座」
あなたの心の中の「睡蓮の光」を信じましょう。あなたの魂こそ、誰よりも純粋で気高いのです。
あなたは、時に、他の誰かが優れていると感じるかもしれません。そして、その人から多くの気づきや導きを得るかもしれません。それでいいのです。
あなたは、内なる良心で、あなたの周囲の事柄から、よきもの・崇高なるものを選び、あなた自身に取り込めばいいのです。あなたは、やがては「睡蓮の王座」につくべき人なのだから。
あなたは、観音様につながる内なる声に耳をすまし、目先のことにとらわれず、正しいことを学んでいけばいいのです。
あなたは、睡蓮の王座を継承する人です。あなたは、時に、他人の方が優れていると感じるかもしれません。でも、劣等感を抱く必要はありません。そう考えるのは、あなたの魂が磨かれている途上だという証拠です。
あなたが他人からの教えに素直なのは、もちろん美徳です。しかし、どの教えが正しいかの判断は、あなた自身が行わなければなりません。それが、王座に就く者の宿命だからです。あなた自身が、心から正しいと思えることに従いましょう。
我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。


