ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
ヒデマサさん(仮名・20代男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
ヒデマサ「『おっさんずラブ』って知ってますか?」
僕「知ってますよ。全部ではありませんが、見たことあります」
ヒデマサ「ああいうの、僕に起こらないかなと思ってます」
僕「『おっさんずラブ』って、喜劇で、思い切りフィクションで、ゲイからすればリアリティーは限りなくゼロに近いですが……」
ヒデマサ「やっぱり、なかなかないことなんですね」
僕「ヒデマサさんはノンケ(異性愛者)なんですよね? 『おっさんずラブ』みたいにゲイ男性にモテて、ゲイになりたいんですか?」
ヒデマサ「あんな風にモテるなら、いいなって思います」
僕「恋愛対象や性の対象は、女性限定じゃないんですか? 男女ともにアリなら、バイセクシャルですよね」
ヒデマサ「男性を好きになったことはありません。性的興奮も、今まではすべて女性でした。でも……女性にまったくモテないんです」
僕「女性にモテないから、ゲイになる?」
ヒデマサ「まあ、こんな顔ですから……。最近はイケメンばかりがもてはやされて、僕みたいなブサメンは、相手にされないんです」
僕「イケメンがモテるのは、ゲイ業界でも同じです」
ヒデマサ「でも、僕は運動やってたんで、筋肉あるんです。ゲイ受けはそこまで悪くないんです」
僕「ゲイ受け悪くないって……どこかでゲイ男性と接触あったのですか?」
ヒデマサ「職場の歓迎会3次会でゲイバーに行ったんです。僕が『今のままだと、きっと30歳になっても、彼女いない歴30年で童貞でキスもしてない……』って話したら、ゲイバーのママさん(男性)が抱きついて来てキスしてきて……」
僕「ファーストキスをゲイバーのママさんに奪われた? 何歳ぐらいのママさん?」
ヒデマサ「4~50代の、男の恰好した普通のおじさんです」
僕「嫌悪感とか……なかったのですか?」
ヒデマサ「舌と舌を絡ませてきて……ドキドキしました」
僕「周りに同僚たちがいたんですよね? ドン引きされました?」
ヒデマサ「いや。拍手されて『ヒデマサは男相手の方が絶対モテる。女はやめて、男を探せ』って言われました」
僕「それで、その気になった? まさか……」
ヒデマサ「そういう動機でゲイって……ダメですか?」
僕「ゲイの付き合いって、わかってますか? キスだけでなく、ゲイセックスするんですよ。平気ですか?」
ヒデマサ「さっき言ったママさんから、体中をまさぐられました。『筋肉すごいわね』って褒められました」
僕「嫌じゃなかったんですか? 父親ぐらいの男性からされて……」
ヒデマサ「股間は、正直、気持ちよくて……反応しそうでヤバかったです」
僕「まさか……そのママさんと交際する?」
ヒデマサ「そのママさん、同棲してる男性がいるんですって……。だから、僕はもっと若くて、もう少しイケメンにします」
僕「本気なんですね?」
ヒデマサ「ニューハーフとか男の娘(おとこのこ)とかでもいいんですが、そういう人たちって中身は女性ですよね? だから僕はモテないと思うんです。僕がモテるのは、筋肉を評価してくれるゲイの人かな……って……」
僕「それは、ある意味、正論ですが……」
ヒデマサ「さっきも言ったように、僕はすぐタツんです。ゲイの人に刺激されてタッたら、入れればいいんですよね?」
僕「まあ、そういうことですけど……。今後はずっと男同士の恋愛を求めていく……ってことですか?」
ヒデマサ「うーん。僕が男を好きになるというより……好かれたいんです。今まで、親以外に愛された経験がないので、愛されてみたいんです。ダメですか?」
僕「ゲイの人の中には、『ノンケ好き』が一定数いますから、そういう人からすれば歓迎でしょうね。『お試し』をしてみればいいと思います。ただし……」
ヒデマサ「ただし?」
僕「ヒデマサさん、ファーストキスも男性だったし、初体験の相手も男性になりますよ?」
ヒデマサ「そういうの、こだわりません。ずっと未経験で童貞よりいいです」
僕「それならいいですが、タロットのアドバイスカードを引いてみませんか?」
ヒデマサ「お願いします」
★ヒデマサさんへのアドバイスカード
↑「直感」正位置。
表面的な事柄ではなく、自分の内側から湧き出てくる直感を大切にしましょう。
僕「最初に『おっさんずラブ』の話をなさいましたよね? ヒデマサさんがゲイに関心を持ったのは、あのドラマの影響なのか? それとも、ヒデマサさんの中にゲイ的要素がもともとあって、『おっさんずラブ』に刺激されて意識したのか?」
ヒデマサ「『おっさんずラブ』の前から、学生時代に『筋肉すごいな』って男の人から触られることがありました」
僕「確かに、すごい筋肉を見ると、思わず触りたくなるってありますよ」
ヒデマサ「大胸筋や大殿筋触って……ついでに股間も触る人もいました」
僕「男性でしょう? 嫌ではなかった?」
ヒデマサ「嫌ではないです。好かれて悪い気はしません。ただ……」
僕「触られ続けて股間が反応すると困る?」
ヒデマサ「そうなんです」
僕「ノンケ男性には、男性に触られることに不快感あったり、いくら触られても無反応な人もいます」
ヒデマサ「……僕は潜在的なゲイってことですか?」
僕「男性の半分以上は、潜在的なバイセクシャルという研究結果もあります」
ヒデマサ「だとしたら……ゲイ男性を探そうというのは……」
僕「正しい判断と言えます」
ヒデマサ「嬉しいような……恥ずかしいような……複雑な心境です」
僕「まあ、お試しすることです」
ヒデマサ「わかりました。そうします。ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日の観音オラクルカードです。
象牙色の白鳥の女神とは、観音様のことですが、同時に、あなたの純粋な魂も、同じように光り輝いているということです。
あなたは、過去や現在のことなどで、罪悪感や自責の念を持っているかもしれません。しかし、魂の純粋さは変わりません。過ぎたことやどうしようもなかったことで、自分を責めても仕方ありません。
あなたの魂を見つめましょう。あなたの魂の純粋さを知らない者たちの言葉に惑わされてはなりません。あなたの心の中の「象牙色の白鳥の女神=観音様」を意識し、その言葉に耳を傾けましょう。
あなたが「何ら恥じない」「これが正しい」と思えるなら、それでいいのです。


