ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

エナさん(仮名・30代男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

エナ「今、付き合っている彼女と結婚するかどうか、迷っています」

 

僕「彼女さんとのことを差し支えない範囲で教えていただけますか?」

 

エナ「高校の同級生で、僕が片思いしていましたが、告白してフラれたんです。一昨年、同窓会で12年ぶりに再会した時にしゃべったら、彼女が『あの時は彼氏いたけど、今はシングルよ』って言うから、デートするようになったんです」

 

僕「彼女さんのことを好きなんですよね?」

 

エナ「好きです。彼女より好きな人はいません」

 

僕「結婚を迷う理由を教えていただけますか?」

 

エナ「僕の……趣味です」

 

僕「彼女さんが嫌がるような趣味ですか?」

 

エナ「女装というか……『男の娘』です」

 

僕「それで『エナ』さんという名前なんですね?」

 

エナ「男の娘してる時の源氏名なんです」

*オンライン鑑定中のエナさんは、普通の男性姿です。

 

僕「エナさんは色白で華奢で、20代にも見えるイケメンさんですから、女装も似合うのでしょうね」

 

エナ「手術も女性ホルモンも一切してませんが、自分で言うのも何ですが……女性の恰好すると、女性に見られます」

 

僕「それは素晴らしい。どういうきっかけで女装するようになったんですか?」

 

エナ「高校の時、女の子の下着に魅せられて……女の子だけじゃなく、下着そのものが欲しくなり……」

 

僕「まさか……」

 

エナ「いや、下着泥棒はしてませんよ。大学生でひとり暮らし始めたら、女性下着を通販で買うようになったんです」

 

僕「それなら合法ですね」

 

エナ「最初は、ブラやショーツをオナニーに使うだけだったんですが……」

 

僕「身に付けたくなった?」

 

エナ「もともと着用するものですからね。それで、僕に合うサイズのを買って……」

 

僕「身に付けたら興奮しましたか?」

 

エナ「身に付けて鏡見てたら……秒でイキました」

 

僕「そうなんですね」

 

エナ「でも毎日してると、だんだん慣れて、自分の男の部分が嫌になるんです」

 

僕「それで、より女性になりたくなる?」

 

エナ「はい。体毛剃ったり、ウィッグかぶったり、化粧したり……」

 

僕「自宅内で、鏡に映してるだけなら、全く問題ないですね」

 

エナ「でも、やっぱり、人に見られたくなるんですよね」

 

僕「女装外出ですか?」

 

エナ「最初はSNSに投稿してみたんです。『ブス』『キモい』っていう悪口もありましたが『女の子みたい』『かわいい』という書き込みもあって……」

 

僕「褒められると嬉しい?」

 

エナ「承認欲求ですね。『かわいい』『食事だけでも一緒したい』って言う、1回り上の男性と会う約束して……パンプス買って歩く練習したんです」

 

僕「やっぱり、パンプスやハイヒールが歩きにくいですか?」

 

エナ「結局、夏だったので、かわいいけどヒールは高くないレディースサンダルにしました」

 

僕「女装デートはいかがでしたか?」

 

エナ「女装してる時が、1番嬉しくて1番興奮します」

 

僕「そういうものなんですね」

 

エナ「興奮しすぎて……1度抜かないと、外へ行けません」

 

僕「抜く? デートの前に?」

 

エナ「だって、スカートの前はペッタンコにしないとおかしいじゃないですか?」

 

僕「女装するだけで勃起して、収まらないんですね? そういうものなんですね。で、前をペッタンコにしてから、外へ出て……」

 

エナ「歩いてて、人とすれ違う度にドキドキでした。誰かに見られると『男だとバレたんじゃないか?』って不安になって……」

 

僕「で、SNSで誘ってきた男性と会った? どうでしたか?」

 

エナ「その男性が『きれい』『かわいい』『女性にしか見えない』って言ってくれたので、ちょっと落ち着きました」

 

僕「お食事デートはどうでしたか?」

 

エナ「『女の子になっている』と思うと、食べにくいんです」

 

僕「口を大きく開けにくい? ガツガツ食べにくい?」

 

エナ「ほんと、女の子は大変です。歩きにくいし、食べにくい……座ってる時に脚を閉じてるのも大変。常に『女らしくしないと』っていうのがあるから……『男はラクだな』って改めて思いました」

 

僕「そうなんですね。お食事だけで済みましたか?」

 

エナ「その男性からは『食事の後』も誘われましたが、僕は、女の子でいることに疲れ果てていて……食事後は、すぐ帰りました」

 

僕「そうなんですね。ちなみに、その女装初外出は、おいくつの時ですか?」

 

エナ「23歳、社会人1年目です」

 

僕「女装と並行して、彼女もいた?」

 

エナ「いた時もあったし……いない時もありました」

 

僕「基本的に、女性が好きなノンケ男性なんですよね?」

 

エナ「そうです。男性に恋愛感情もったことはありません」

 

僕「男性との性行為もしない?」

 

エナ「それが……しちゃう時もあるんですよ」

 

僕「何歳頃から? どういうシチュエーションで?」

 

エナ「最初の女装デートで懲りたんですけど……。時間が経つと、また女の子として外出したくなるんです。で、男に誘われると『女の子扱いされてる?』って思って、ノコノコ付いて行ってしまうんです」

 

僕「付いて行ってしまって……食事だけじゃ済まなくなる?」

 

エナ「そうなんです。だんだんと、女の子でいることに疲れなくなり、長時間もつようになって……食後のお酒もご馳走になって……25歳のある日、1歳上のイケメンに処女を捧げました」

 

僕「やっぱり、年が近くて、イケメンがいい?」

 

エナ「特にイケメン好きというわけではないんですが……やっぱり、オジサンよりは若い方が……イケてないよりはイケてる方がいいかな……と思ったんです」

 

僕「どうでしたか?」

 

エナ「女の子気分がピークに達しましたね」

 

僕「そうなんですね」

 

エナ「ただ……終わると気持ちが冷めて、朝食を断って、帰りました」

 

僕「賢者タイムですか?」

 

エナ「そうですね。結局、僕の女装は性行為の一部なんですね」

 

僕「24時間、365日女性でいたいとは思わない?」

 

エナ「思わないですね。普段は男がラクです」

 

僕「で、元同級生の彼女と……結婚しようかと思っている?」

 

エナ「同棲して、それからプロポーズって考えてます。でも、そのためには……」

 

僕「女装をあきらめないといけないと思う?」

 

エナ「そうなんです。まず、同棲する段階で、女装グッズを処分しないといけない……」

 

僕「そう考えますよね」

 

エナ「普段はいいんですが……時々、女の子になりたくて、たまらなくなるんです」

 

僕「ムラムラする時ですか?」

 

エナ「彼女と一緒に暮らしたら……その気になれば毎日でもデキるので……女装したい気分にはならないのか……?」

 

僕「同棲してみないとわからない?」

 

エナ「占ってもらえますか?」

 

僕「では、エナさんと彼女さんの同棲及び結婚について占います。彼女さんのお名前(仮名可)や生年月日を教えてください」

 

エナ「彼女はサトミ(仮名)で199〇年〇月〇日生まれです」

 

★エナさん(男性)とサトミさん(女性)が、同棲・結婚したらどうなりますか?

(3カード)

↑「本」

「知識」などの意味もありますが、今回は「秘密」でしょう。

 

↑「棺」

文字通りの「死」というよりも、「棺」のような閉鎖された状態を表します。

 

↑「キツネ」

「仕事」と解釈もできますが、この場合は「詐欺」「騙す」ということでしょう。

 

僕「彼女に対して、秘密を抱えての同棲や結婚は、エナさんにとって窮屈で、がまんできないでしょう。彼女にバレたら、「騙された」と言われてしまうでしょう」

 

エナ「僕は、女装を卒業できない?」

 

僕「性的な好みは、ほぼ一生、卒業できません」

 

エナ「子どもができたら……子どもが可愛くて……女装どころではなくなるとか……」

 

僕「ほとんどの男性は、性欲を理性でコントロールしきれません」

 

エナ「……」

 

僕「だから、妻が妊娠中に浮気して責められる男性が多いんです」

 

エナ「妻が相手してくれないと、男は寂しいですよね」

 

僕「妻からすると、体調が悪かったり、精神的に不安だったりするし、胎児への影響を考えたりして、とてもエッチする余裕はないのでは?」

 

エナ「男は我慢しなければならないのですね?」

 

僕「身重の妻からすれば、お腹が重く、つわりが激しい女性こそ、忍耐の時期です」

 

エナ「……」

 

僕「試しに半年とか、女装を封印してみてはどうですか?」

 

エナ「半年? 無理です。男の相手は我慢できても、オナニーする際は、女装は必須なんです」

 

僕「じゃあ、『男とはエッチしない。女装してオナニーするだけだから』と、彼女に認めてもらう?」

 

エナ「そんな勇気はありません」

 

僕「それなら……同棲も結婚も、やめた方がいいかと思います」

 

エナ「僕は結婚もできず、子どもも持てず、一生ひとりですね?」

 

僕「男性をパートナーにする選択肢はないのですね?」

 

エナ「考えたことありません。男性への恋愛感情なしでも、可能ですか?」

 

僕「男への気持ちはゼロですか? 女装して抱かれている時は、相手の男性を愛おしいと思ってませんか?」

 

エナ「抱かれてる時だけです」

 

僕「それなら、これから好きになれる男性と出会う可能性もあります」

 

エナ「そうなんですか……」

 

僕「バイセクシャル男性で、ゲイ男性と暮らしながら、時々『本能で女性とエッチしてしまう』という人がいます」

 

エナ「それで……男性との同棲は継続しているんですか?」

 

僕「相手のゲイ男性は『男との浮気は許さないが、バイセクシャル男性が女と遊ぶのは仕方ない』と言っているそうです」

 

エナ「そんなものですか?」

 

僕「個々の事例で違います。女性の中にも『夫の女装を認める』人もいます。『ゲイの夫を許す』人もいます」

 

エナ「サトミは……どうなんでしょうか」

 

僕「聞いてみては?」

 

エナ「いや……とても……」

 

僕「サトミさんが、エナさんの女装趣味を嫌がったら別れる。受け入れたら、同棲・結婚する。そうすれば『秘密』ではなくなり『詐欺』や『偽装結婚』と言われることもない……」

 

エナ「……考えてみます。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のルノルマンカードです。

↑「ムチ」

「議論」や「口論」「争い」を表します。

 

↑「道」
この「分かれ道」は、人生の「選択」「決定」を意味します。
 
2枚を合わせ読むと
「議論」や「争い」が、重要な「選択」「決定」をうながします。
先送りしてきたことを、口論になっても、ハッキリさせる時です。
 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)