ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

ヒロトシさん(仮名・40代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

ヒロトシ「昨年末に、同棲していた彼氏と別れました。立ち直れません」

 

僕「彼氏さんとの経緯を、差し支えない範囲で教えていただけますか?」

 

ヒロトシ「去年の正月明けに、アプリで知り合ったキヨフミ(仮名)と、3回ぐらいデートして……同棲しました」

 

僕「キヨフミさんと3回デートして同棲?」

 

ヒロトシ「キヨフミは5歳下で……元カレと同居していたんです。僕はそれが嫌で『早く同居解消して』って言ったんですが、簡単には引っ越しできないって言うので……」

 

僕「キヨフミさんが、荷物持って、ヒロトシさんのところに来た?」

 

ヒロトシ「そういうことです。結果として、同棲のタイミングが早すぎましたね……」

 

僕「3回デートして一緒に住むと『こんな人だったの?』って思うところありますよね?」

 

ヒロトシ「ありましたね。人の話聞かないし……靴も服も脱ぎっぱなしだし……家事やらないし……」

 

僕「喧嘩になりましたか?」

 

ヒロトシ「今思えば、うまく喧嘩したらよかったと思います」

 

僕「我慢しちゃったんですね?」

 

ヒロトシ「毎日ガミガミ言うのも嫌なんで……」

 

僕「溜まっちゃいますよね?」

 

ヒロトシ「そうなんですよ。2~3日すると、さすがに言いたくなって言い出すと、止まらなくなるんです」

 

僕「言われたキヨフミさんの反応は?」

 

ヒロトシ「『ごめん。気を付けるよ』って言います」

 

僕「素直なんですね?」

 

ヒロトシ「そういうとこ、うまいんですよ、キヨフミは。僕が怒った日の夜は、必ずベッドで甘えてくるし……」

 

僕「それで、仲直りですね?」

 

ヒロトシ「そう思っていたんですが……」

 

僕「仲直りじゃないんですか?」

 

ヒロトシ「結局、キヨフミは変わらないんです。話聞かないし、脱ぎっぱなしだし、家事もやらない……」

 

僕「家事は、頼んでもやらない?」

 

ヒロトシ「家事を頼むと『このテレビ見たらね』とか、必ず言い訳して、後回しにするんです。で、結局、僕がすることになる……」

 

僕「イライラしますね?」

 

ヒロトシ「そうなんです。で、また僕が溜まってきて、爆発すると、キヨフミが『ごめんね』って甘えてくる……その繰り返しでした」

 

僕「嫌になりますね?」

 

ヒロトシ「ただ……僕の方から別れたいと思ったことないです」

 

僕「キヨフミさんの方から『別れたい』と?」

 

ヒロトシ「去年の秋ぐらいから、キヨフミが帰り遅くなって……理由を聞くと『残業』って答えるんですが、そんな残業あるような仕事じゃないんですが……」

 

僕「今思えば、『残業』は嘘だった?」

 

ヒロトシ「そうですね。あと、すごく冷たいというか、よそよそしくなって……。僕がまた怒ると『ごめんなさい』とは言うんだけど、甘えてこないんです」

 

僕「セックスも避けてくる?」

 

ヒロトシ「そうです。誘っても断られるんで……」

 

僕「浮気を疑っちゃいますね?」

 

ヒロトシ「そうなんです。でも、最初、キヨフミは否定してたんです。でも、どう見ても怪しいから、何度か問い詰めたら、キヨフミが開き直って……」

 

僕「浮気を認めたんですか?」

 

ヒロトシ「キヨフミは『そもそも浮気って、夫婦の場合の言い方だ。僕たちは籍入ってないから、浮気とは言えない。何の約束もしてない。お互い自由だ』って言ったんです」

 

僕「もともとの言葉の定義はそうでも……」

 

ヒロトシ「悲しくなりましたね。確かに『浮気しない』とかの約束はしてません。でも、暗黙の了解ってあるじゃないですか……」

 

僕「そうですね」

 

ヒロトシ「僕が人生を共にしようと思った人って、こんな奴だったんだって……」

 

僕「それで、別れることにしたんですね?」

 

ヒロトシ「とは言っても、すぐに『出ていけ』とも言えないので、結局、それから2か月して、12月初旬にキヨフミは出ていきました」

 

僕「2か月の間に、仲直りというか、話し合って、別れない方向で……ってならなかったんですか?」

 

ヒロトシ「それ、したかったですね。でも、キヨフミが、もう心を決めているのか、僕の話に聞く耳持たなかったんです」

 

僕「キヨフミさんは、浮気相手の家に行ったのでしょうか?」

 

ヒロトシ「そこは聞きませんでした。『そうだよ』って言われたら、悔しいので……。今も、どこに住んでいるかは知りません」

 

僕「その後、連絡はとってないんですね?」

 

ヒロトシ「お互いにブロックしてます」

 

僕「で、ヒロトシさんは、立ち直れないんですね?」
 
ヒロトシ「僕はゲイデビューして20年以上、ずっと1人暮らしだったんです。だから、ひとりは平気だと思っていました。でも、キヨフミと10か月ちょっと暮らした後で、ひとりに戻ったら……寂しすぎるんです」
 
僕「1度、2人で暮らすことを経験すると……つらいですね」
 
ヒロトシ「つい、独りごとを言ってしまうんです。年のせいでしょうか?」
 
僕「キヨフミさんとヨリを戻したいですか?」
 
ヒロトシ「無理でしょうね。連絡できないし……。ヨリ戻しても、また同じことになります」
 
僕「そうかもしれませんね」
 
ヒロトシ「誰でもいいから、そばに居て欲しいです。昼間は別々でいいから、寝る時に、隣に居て欲しい……」
 
僕「新たな出会いを探すしかないですね」
 
ヒロトシ「一応、アプリとか、また始めているんですが……」
 
僕「根気よく探すしかないですよ」
 
ヒロトシ「今すぐ、誰かに、うちに来て欲しいんです。家にひとり居ると、キヨフミが帰ってきそうな気がして……あり得ないとわかっているんですが……」
 

僕「アドバイスカードを引いてみませんか」

 

ヒロトシ「どうするんですか?」

 

僕「タロットカード78枚を、1枚ずつ裏をお見せします。気になるカードで合図してください。それがヒロトシさんへのアドバイスカードです」
 
ヒロトシ「お願いします」
 
僕「では……このカードから行きますよ」
 
ヒロトシ「それ、お願いします」
↑「死」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
不吉な絵ですが、意味は「不吉」ではありません。
「今のものを終わらせて、新たに始める」ということです。
 
↑「愚者」正位置。
「0番」のカードです。
1度、すべてを捨てて、フリーになる必要があります。
 
僕「キヨフミさんへの未練を、きれいさっぱり捨て去る必要があります」
 
ヒロトシ「未練は……」
 
僕「ゼロになっていますか? そこを一旦捨てて、完全にひとりになりましょう。そうでなければ、新たな縁は来ません」
 
ヒロトシ「実は、まだキヨフミが残していった物があるんです」
 
僕「キヨフミさんに送るか、引き取りにきてもらっては? 連絡がつかないんでしたっけ?」
 
ヒロトシ「キヨフミは、出ていく時に『残した物は捨てていい』と言ってたんです」
 
僕「でも、捨ててない?」
 
ヒロトシ「キヨフミが、また戻ってくるような気がして……。戻ってきた時に『捨てないで、取っておいてくれてたんだ?』って、喜んでくれるような気がして……」
 
僕「そうやって、キヨフミさんを待ち続けている限り、新たな恋は始まりません」
 
ヒロトシ「そうですよね?」
 
僕「どうしても、キヨフミさんの荷物を取っておき、復縁を待ち続けたいなら……」
 
ヒロトシ「いや、やめておきます。キヨフミの荷物は捨てます。復縁はないとわかっています」
 
僕「それがいいです」
 
ヒロトシ「ありがとうございました」
 
僕「こちらこそありがとうございました」
 
さて、今日のルノルマンカードです。
 
↑「鍵」
「解決策」や「打開策」などを表します。
 
↑「本」
「秘密」という意味もありますが、このカードの絵では、本は開かれてます。
「勉強」や「調べる」という意味でしょう。
 
2枚を合わせ読むと、
あなたが今、更に先に進むための「打開策」は「勉強する」です。
 
新たな知識を得たり、技能をより確かなものにしたりすることで、あなたは前進していけるでしょう。