ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

タツヒコさん(仮名・30代男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

タツヒコ「僕の父の兄……つまり伯父さんのことで、相談したいんです」

 

僕「伯父さんについて、支障ない範囲で教えていただけますか?」

 

タツヒコ「伯父はサダオ(仮名)70代後半。未婚で、ずっとひとり暮らしなんです」

 

僕「伯父さんと甥っこの関係で、どの程度の交流をしてきたんですか?」

 

タツヒコ「子どもの頃など、数年に1度、法事などで顔合わせるぐらいで、ちゃんとした話はしてません。去年、僕の父が亡くなった葬式で会って……ちょっと話したんです」

 

僕「どういう話ですか?」

 

タツヒコ「伯父さんもひとり暮らしで……僕もひとり暮らしなので……ひと言で言うと、一緒に住まないか? って言われました」

 

僕「タツヒコさんも未婚でひとり暮らし?」

 

タツヒコ「母が6年前に亡くなって……父や伯父の実家に、父と2人で暮らしていたんですが……築50年以上で、あちこちガタが来ているんです。で、父が亡くなったので、実家を処分して、伯父の家に住まないか? って……」

 

僕「伯父さん宅は?」

 

タツヒコ「伯父は、同じ県内ですが、政令指定都市でのマンション暮らしなんです。2LDKで、ひと部屋空いてるからと……」

 

僕「立ち入ったことをお聞きしますが、タツヒコさん、将来、結婚などは?」

 

タツヒコ「結婚はないです。僕は中学から不登校になり……高校は通信制に行きました。高卒後、1度は就職しましたが、2か月で退職し、以後はアルバイト生活です」

 

僕「今までに、結婚したいと思ったこともないのですか?」

 

タツヒコ「女の子を好きになったことはあります。が、学生時代に引きこもりしていて、短期アルバイトしかしていないと言うと、どの女性も離れていきます。恥ずかしながら、この年で童貞です」

 

僕「つまり、ご実家を処分し、伯父さんと暮らすと、経済的なメリットがある?」

 

タツヒコ「それもあります。が、伯父は腰が悪く、心臓病の薬も飲んでます。郊外の大病院にバスを乗り継いで通っているんですが、僕に車で送迎して欲しいんです」

 

僕「お互いにメリットがある?」

 

タツヒコ「僕、正社員はダメでしたが、車の運転はできるんです。高齢の伯父にとって、運転できる血縁者が同居する恩恵は小さくないと思うんです」

 

僕「伯父さんのマンションは分譲? ってことは、いずれタツヒコさんが相続する?」

 

タツヒコ「まあ、そうです」

 

僕「同居はいつからですか?」

 

タツヒコ「来月に引っ越す予定で、今住んでいる家を売却する契約をしているところです」

 

僕「ご自宅売却は寂しいですか? それとも新しい住まいにワクワクしますか?」

 

タツヒコ「今の家は、古くてオンボロですが、生まれた時から住んでいるので、愛着はあります。が、伯父の家は都会にあって便利だし、バイトの口もたくさんありそうで、そこは嬉しいのですが……」

 

僕「何か懸念事項でも?」

 

タツヒコ「伯父がゲイなんです」

 

僕「ご本人から聞いたんですか?」

 

タツヒコ「先日、伯父の家に行き、片づけを手伝ったんです。来月から僕が住む部屋が、今は納戸になっているので、その荷物を処分したり、伯父の寝室に移動したり……」

 

僕「その時、何か見つけたのですか?」

 

タツヒコ「男同士のAVです。今は見られないビデオテープが数十本も……」

 

僕「驚きましたか?」

 

タツヒコ「薄々、そうじゃないかと思ってました」

 

僕「伯父さんに聞きましたか?」

 

タツヒコ「はい。伯父さん宅にはビデオデッキとかないので『どうするの? 捨てていいの?』と聞きました」

 

僕「伯父さんの反応は? 焦ってましたか?」

 

タツヒコ「気まずそうな顔はしてましたが『全部捨てていい』っていう返事でした」

 

僕「で、捨てた?」

 

タツヒコ「はい、黒い袋に入れて、燃えるゴミに出しました」

 

僕「全部、ゲイものだったのですか?」

 

タツヒコ「ケースやラベルのないテープは数本ありましたが、あとは男の裸や男同士が絡んでいるラベルがついていて、間違いなくゲイものです」

 

僕「嫌悪感を感じましたか?」

 

タツヒコ「僕もオタクで、2次元ものは好きなので、ゲイものを見かけたことあります。そういう人がいること、そのための映像が存在するのは何とも思いません」

 

僕「伯父さんがゲイとわかった時、特に会話はなかったのですね?」

 

タツヒコ「そうですね。でも、僕は伯父がゲイだと、ハッキリ認識したし……伯父もそれがわかったと思います」

 

僕「伯父さんは、同居前に、カミングアウトしておきたかったんですね?」

 

タツヒコ「やっぱり、そうですよね? だから、敢えて、ビデオテープが入っている棚を僕に整理させた?」

 

僕「同居するなら、隠し事は少ない方が、何かと楽ですから……」

 

タツヒコ「それだけですよね?」

 

僕「もしかして……伯父さんがタツヒコさんに下心を抱いているとか?」

 

タツヒコ「考えすぎですかね? 伯父のゲイAVテープって、普通の男の裸ばかりなんですよ」

 

僕「普通の男ばかり……? どういう意味ですか?」

 

タツヒコ「ニューハーフとか男の娘とかだったら、僕は全く違うので心配ないんですが……本当にそこら辺の普通の男がモデルだったので……もしかすると、伯父にとって、僕はターゲットになりうるのかも……?」

 

僕「タツヒコさんが『僕はゲイじゃないから』と言えば、済むのでは?」

 

タツヒコ「占ってもらえますか?」

 

僕「では、タロット占いをしましょう」

 

★ゲイであるサダオ伯父さん(70代)は、甥のタツヒコと同居したら、迫ってくるのか?

 

〇現状カード

↑「剣の9」正位置。

魔神が女性を誘拐しているように見えますが、女性は眠ったまま。つまり、夢なのです。

タツヒコさんの心配は、杞憂です。

 

①サダオ伯父さんが迫ってきて、タツヒコさんは困ってしまう。

↑「聖杯の3」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

宴会で、女性が不機嫌な顔をしています。

親族の噂になってしまうことを、サダオ伯父さんは敢えてしないでしょう。

 

↑「ワンドの10」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

背中に樹木を生やした怪物(クジラ?)から逃げる船。

せっかく来てくれたタツヒコさんを、わざわざ追い返すようなことを、サダオ伯父さんはしないでしょう。

 

②サダオ伯父さんは迫ってくるが、タツヒコさんは断ることができる。

↑「ワンドの2」正位置。

山の上から街を見下ろしています。計画や展望の意味です。

同居生活をするにあたり、計画や展望が大事です。

お互いの役目を確認するとともに、「これは不要」「これはしないで欲しい」ことは、予め伝えておきましょう。

 

↑「剣の5」正位置。
男が宮殿に来ると、そこに居たのはたくさんの鳥たち。鳥たちは、慌てて逃げまどうばかりです。

男は鳥をいじめるつもりはないのですが……。

 

高齢のサダオ伯父さんにとって、タツヒコさんは到底、力ではかなわない相手。

「NO」の意思表示をすれば、それでいいのです。

 

③サダオ伯父さんは迫ってきたりしない。

↑「剣の8」正位置。

棺に隠れていた女性。窮屈でたまらず、出てきたのです。

 

同居生活では、制約も多いことでしょう。時々は息抜きも必要です。

 

↑「ワンドの8」正位置。

伯父と甥ですが、同居するということは、「疑似親子」的な関係になります。

お互いに胸襟を開き、体裁を繕わず、初めからさらけ出した方がうまくいきます。

 

僕「サダオ伯父さんにとって、タツヒコさんが『好みのタイプ』であったとしても、タツヒコさんが『ゲイじゃないから』と言えば、サダオ伯父さんが誘ってくることはありません」

 

タツヒコ「それなら、よかったです」

 

僕「警戒しすぎは、お互いに不幸です。ってか、『たぶん大丈夫』と考えるから、同居に同意したんですよね?」

 

タツヒコ「まあ、そうです。力では負けないと思うし……。ただ、最後の裸の女性のカードって……? まさか性的な意味?」

 

僕「『ワンドの8』に性的な意味はありません。ただ、サダオ伯父さんが更に高齢になると、着替えや入浴の介助が必要になるかもしれません」

 

タツヒコ「それはするつもりです。入浴の意味だったんですね? 妙なことにならなければ、伯父と一緒に風呂に入るのも、大丈夫です」

 

僕「最終アドバイスカードを引きましょう」

 

〇最終アドバイスカード

↑「金貨の9」正位置。

「黄金の泉」を発見しています。

経済的な「思わぬ幸運」があるでしょう。

 

タツヒコ「伯父さんの死後、マンションの相続ですか?」

 

僕「それは既に想定内ですよね? それ以上のことです」

 

タツヒコ「伯父さんには、更に財産があるんでしょうか?」

 

僕「当てにしたくなる気持ちはわかりますが……」

 

タツヒコ「もちろん、高齢の伯父さんの面倒を見るための同居です」

 

僕「そこを忘れてはなりません」

 

タツヒコ「わかりました。心して、伯父さんを介護します」

 

僕「サダオ伯父さんは、すぐにも介護が必要なのですか?」

 

タツヒコ「いや、今は、車を運転して、病院の送迎と買い物ぐらいですね」

 

僕「介護は、いずれ……ですね」

 

タツヒコ「はい、ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

では、今日のルノルマンカードです。

 

↑「コウノトリ」

「コウノトリ」とあるが、ヨーロッパにいるのは「シュバシコウ(アジアにいるコウノトリの近縁種)」。

「赤ん坊を運んでくる」「巣を造った家に幸運をもたらす」というのも、シュバシコウのこと。

このカードの絵も、クチバシが赤いのでシュバシコウ。(コウノトリはクチバシが黒い)

 

渡り鳥なので「移動」や「変化」「新しい展開」という意味もある。

 

↑「子ども」

文字通りの「子ども」のほか、「純粋さ」や「新しい始まり」の意味。

 

2枚を合わせ読むと、

コウノトリ(シュバシコウ)が運んでくるのは赤ん坊だが……広義では「子ども」。

つまり、あなたに幸運がもたらされるということ。

 

それは、若くて純粋な人との、新たな展開。

思わず跳び上がりたくなるだろうが、油断は禁物。

「渡り鳥」のように、いずれ飛び去って行くのかもしれない。

 

あなたのところに留まるように努力しましょう。

 

↓我が師である霊観占い大幸 峰ゆり子先生

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)

 

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