ゲイ占い師豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
タツオミさん(仮名・30代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
タツオミ「彼氏と別れるかどうか、迷ってます」
僕「彼氏さんのことを、差し支えない範囲で教えていただけますか?」
タツオミ「3歳上のヒサトシさん(仮名)です。半年前にアプリで知り合い、週に1度会っています」
僕「別れたいと思う理由は?」
タツオミ「僕は、基本的に1人が好きなんです。自分のペースで過ごしたいんです」
僕「程度の多少はありますが、誰でも自分のペースで暮らしたいですね」
タツオミ「週に1回、ヒサトシさんの家に行くんですが……。やることやったら、帰りたいんです」
僕「セックスだけして、帰りたい?」
タツオミ「セックスは1人じゃできないし、ホテルは金かかるんで、ヒサトシさんちに行ってますが……。基本的に、人の家で過ごすのは好きじゃないんです」
僕「タツオミさん宅にヒサトシさんを呼ぶとか?」
タツオミ「自分ちに人を呼ぶのは、もっと嫌なんです」
僕「テリトリーを侵されるような気がするのですか?」
タツオミ「自分の暮らしやペースを守りたいんです。人を呼ぶには、まず掃除をしなきゃいけない。相手にお茶やお酒を出すとか、考えて準備しなきゃいけない。スリッパ履かせて、トイレ使われて……。人がいる間は、好きなこともできない」
僕「人の家に行くのは、何が嫌なんですか?」
タツオミ「人の家に行くと、今度は自分がその家のしきたりに従わないといけない……」
僕「ある程度、気は遣いますよね……」
タツオミ「手土産持って行ったり……どこに座ればいいか……出されたものは飲み食いしなければならない……。トイレ行きたい時は『トイレ借ります』って言わないと……(いけない)」
僕「他人同士が短時間でも一緒にいるなら、ある程度はお互いに気を遣わないと……」
タツオミ「そうするよりも、1人でいたいんです。好きな物を好きな時間に好きなだけ飲み食いしたいんです。服装も気を遣わない……夏なんか、裸でいたい……」
僕「お気持ち、わからなくもないですが……」
タツオミ「テレビも、好きな番組を好きな時間に見たいです。眠かったら、昼寝もしたいし……。急に思い立ったら、コンビニ行きたいし……」
僕「じゃあ、いいじゃないですか、1人で。セックスだけ2人でして……後は基本的に1人がいいんですよね? デートなども、あまりしたくないんですよね?」
タツオミ「はい。観たい映画が一緒で、日時の都合が一致すれば、一緒に観に行ったことはありますが……。漫然と2人で歩くのは苦手です」
僕「ヒサトシさんとは、セックスの時だけで……いいじゃありませんか?」
タツオミ「僕は、それでいいんです。でも、ヒサトシさんが『それじゃ、セフレだ』って言うんです」
僕「確かに……セックス以外しないなら……セフレと同じですね」
タツオミ「ヒサトシさんは『同棲したい、パートナーシップ制度に登録しよう』って言うんです」
僕「タツオミさんは、同棲したくないんですね?」
タツオミ「狭い空間に、他人がいるだけで、くつろげません。くつろげないなら自宅の意味がありません」
僕「週末同棲も……嫌なんですよね?」
タツオミ「ベッドや枕が変わっただけで、寝付けません。まして、隣に人がいたら、眠れません……」
僕「食事や風呂も、人の家ではしたくない?」
タツオミ「僕、食べられない物が結構あって……。たとえば、ファミレスでも、メニューの半分近くは食べられません」
僕「ファミレスで? 定番のものしかないイメージですが……」
タツオミ「最近のファミレスって、エスニックとかあるんですよ。そういうのダメなんです。カレーならいいだろうと頼んだら、辛すぎたり、変わったもの入っていたりして……ご飯だけ食べてカレーは残したこともあります」
僕「じゃあ、人とご飯食べるとか……」
タツオミ「外食は、まだ選べるんでいいんですが、人んち行って、出された食事が無理だったりすると、地獄ですね……」
僕「そうなんですね?」
タツオミ「あと、ヒサトシさんちに行く際、必ずシャワー浴びてから行きます」
僕「ヒサトシさん宅のシャワーを借りなくていいように? でも、猛暑の日は、少し外にいただけで汗かきますよね?」
タツオミ「そういう時は、シャワー借ります。水シャワーだけ。エッチ終わった後も、シャワー借ります」
僕「で、エッチ終わってシャワー借りたら、すぐ帰る?」
タツオミ「そうです。そんなんだから、ヒサトシさんに『もしかして、既婚者? 家庭に帰らなきゃならないの?』って言われたこともあります」
僕「独身ですよね?」
タツオミ「僕がノンケ(異性愛)でも、独り暮らしを貫いたと思います」
僕「セックス以外は、ひとりでいたいタツオミさんと、同棲してパートナーシップ制度に登録したいヒサトシさん……向いている方向は真逆ですね」
タツオミ「だから……いっそ別れたいんですが……」
僕「ヒサトシさんが別れに応じるか?」
タツオミ「ヒサトシさんは、40歳過ぎてるんです。『40のウケ(受動)は、別れたら、次はない』から、絶対に別れたくないって言うんです」
僕「年上のヒサトシさんがウケ(受動)で、タツオミさんがタチ(能動)?」
タツオミ「そうです。中年のウケ(受動)が相手探しが大変だってのは分かるんですが……」
僕「タチ(能動)のタツオミさんは、別れても、相手探しには困らない?」
タツオミ「ですね。僕は今も、時々、つまみ食いしてます。つまみ食いの相手から『このまま付き合って欲しい』と言われますが……断ってるんです」
僕「ヒサトシさんがいるので、二股はまずいと……?」
タツオミ「それもありますが……。2人と付き合ったら、ますます1人の時間が減るじゃないですか?」
僕「そうですね」
タツオミ「僕はどうすればいいんでしょうか? ヒサトシさんと別れるか……我慢して付き合い続けるか……」
僕「ヒサトシさんとの付き合いは、タツオミさんにとって『我慢』なんですね?」
タツオミ「肉体的には、少し飽きてきてます。でも、体の相性悪くないし……優しいんで……」
僕「ヒサトシさんは優しいんですね?」
タツオミ「僕のつまみ食いがバレても、怒らない人なので……」
僕「寛容ですね?」
タツオミ「『ワンナイトならいい。俺のところに戻ってきてくれるならいい』って言います」
僕「なかなか、そういう人、いないですよ」
タツオミ「そうなんです。それ思うと、別れるのは惜しいかな……と」
僕「そうですね」
タツオミ「あと、今はひとりがいいんですけど……70歳80歳になったら、リタイアしてるだろうし、さすがに1人では寂しくなるかな……体が不自由になるかもしれないし……」
僕「それは……ありますね」
タツオミ「高齢になってから、一緒に住む相手を探しても、見つかるかわからないし……。だったら、優しくて寛容なヒサトシさんがいいだろうな……とは思います」
僕「ヒサトシさんと別れるかどうか……占いますか?」
タツオミ「お願いします」
★タツオミさんは、ヒサトシさんと別れた方がいいか?
現状カード
↑「剣の7」正位置。
戦場に取り残された剣を拾い集めている男性。
違法ではありませんが、やや利己的と言えます。
控え目にした方がよさそうです。
①ヒサトシさんと別れた方がいい。
↑「剣の2」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
剣を素手で持つ女性。危ない行動です。リスクある選択をしようとしています。
考え直した方がいいです。
↑「金貨の5」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
貧しい身なりの2人が、かばい合うように立っています。
この2人は苦境に立たされているのです。
別れた後、予想以上に困ったことになるでしょう。
②ヒサトシさんの言うように、同棲してパートナーシップ制度に登録する。
↑「剣の9」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
女性の椅子に剣がたくさん刺さり、危険な状況に見えます。
しかし、女性の身体には刺さっていません。抜け出すこともできそうです。
苦難だと思い込んでいることでも、いずれ、苦にならなくなるでしょう。
↑「金貨の10」正位置。
老人が2匹の犬を従えてます。
犬達は、落ち着いていて、賢そうです。安定し、盤石です。
将来、2人の関係は確固としたものになるでしょう。
③ヒサトシさんと付き合い続ける。同棲などは、引き続き話し合っていく。
↑「節制」正位置。
天使が2つのカップになみなみと液体を入れて、掲げています。
慎重に、バランスに気をつければ、うまくいきます。
↑「ワンドの8」正位置。
8本のワンド(棒)が、同じ向きに揃っています。
特別なことをしなくても、いい方向にいきます。
僕「ヒサトシさんとのお付き合いは、続けるべきです。とてもいい相手なので、別れると後悔します」
タツオミ「同棲やパートナーシップ制度登録は?」
僕「可能ですし、してみれば、それほど苦にはならないです。が、急ぐ必要もありません。話し合いを続けて、徐々に進めればいいでしょう」
タツオミ「そうなんですね」
僕「最終アドバイスカードを引きましょう」
〇最終アドバイスカード
↑「カップの4」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
男性が、目の前のカップばかり見ています。背後にも、いいカップがあるのです。
人の意見にも耳を傾け、受け入れることで、より良い結果が得られるでしょう。
僕「ヒサトシさんの話をもっと聞きましょう」
タツオミ「僕の意見は我慢しろってことですか?」
僕「今まで、タツオミさんの希望が優先されてきたのではありませんか?」
タツオミ「……」
僕「セックスが終われば、ヒサトシさんが引き止めても、さっさと帰ってますよね?
外でのデートをヒサトシさんが望んでも、実現してないのでは?」
タツオミ「やりたくないのです」
僕「2回に1回ぐらい、ヒサトシさんの希望をかなえてもいいのでは? やってみたら、それほど嫌じゃなかった……っていうこともありますよ」
タツオミ「……」
僕「自宅に人がいるのを嫌がりますが……子どもの頃は親と暮らしてましたよね?」
タツオミ「家族は……別です」
僕「ヒサトシさんとも、家族になれますよ」
タツオミ「パートナーシップ制度に登録すれば……家族みたいなものでしょうが……」
僕「同棲しても、四六時中一緒なわけではありません。食事や睡眠だけ一緒で、後は別々……という夫婦やカップルも少なくないです」
タツオミ「食事や睡眠も……ひとりが気楽でいいです」
僕「タツオミさんは繊細で、人に気を遣うタイプですね。ヒサトシさんとはまだ半年だから、気を遣うのでしょうが、一緒にいれば、だんだんと家族になり、それほど気を遣わなくても済む存在になります」
タツオミ「……そうなんですね」
僕「ベッドや食事が別々というカップルもいます。自分たちなりのカップル像をつくっていけばいいのです」
タツオミ「なんか……僕のわがままをヒサトシさんに押し付けることになりそうで……」
僕「そう思ったなら、一部はヒサトシさんの要望に従えばいいと思います」
タツオミ「……はい」
僕「戻ってくるなら浮気OKなんて……心の広い人、なかなかいないですよ」
タツオミ「そこは……そう思います」
僕「急いで別れることありません。徐々に距離を詰めて、家族になっていくのがお勧めです」
タツオミ「わかりました……。付き合い続ける方向でやってみます」
僕「そうしてください」
タツオミ「ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
↑「女性」リバース(逆さま)。敢えて逆さまのままにしてます。
↑「男性」正位置。
「女性」「男性」の順に横に並べると、2人は見つめ合います。
カップル成立ということです。
このカードは「男女」ですが、私としては、「男同士」「女同士」にも当てはまると解釈します。
「女性」がリバース(逆さま)になってのカップル成立ですから、女性側(同性同士なら、より女性的な方)が、態度変化・譲歩・妥協してのカップル成立とも言えます。
男性側(同性同士なら、より男性的な方)は、心しておきましょう。慢心は禁物です。イニシアティブは女性側(同性同士なら、女性的な方)にあるのですから。
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