ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

キョウヘイさん(仮名・30代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

キョウヘイ「転職のことを占って欲しいです」

 

僕「今のお仕事を辞めたいのですね? 転職と言っても、今と同じ業種の他会社に行くのか……業種を変えて、新しい仕事に挑戦するのか……」

 

キョウヘイ「何でもいいから、今の職場から離れたいんです」

 

僕「今の職場が嫌なんですね? 人間関係ですか?」

 

キョウヘイ「そうです。同僚や上司から『頭のおかしいやつ』と思われているんです」

 

僕「『頭のおかしいやつ』? 精神病ではなく……ちょっと変わった性格ってことですよね?」

 

キョウヘイ「いえ、精神病を患っていると思われてます……たぶん」

 

僕「精神病じゃないですよね?」

 

キョウヘイ「僕は病気ではありません」

 

僕「なぜ、キョウヘイさんは、同僚らに精神病だと思われてしまったのですか?」

 

キョウヘイ「うちの会社って、正社員は男が多くて、女子は派遣が多いんです」

 

僕「キョウヘイさんも正社員?」

 

キョウヘイ「はい。それで、若い女性が派遣で来ると、男性社員の間で、誰がかわいいとかって……話がよく出るんです」

 

僕「派遣は入れ替わりがありますから……そうなりますね」

 

キョウヘイ「で、僕も、同期や先輩から『どの子がいいんだ?』って、よく聞かれて……」

 

僕「キョウヘイさんはカミングアウトしてないんですね?」

 

キョウヘイ「僕の会社の上司や同僚はLGBTに対して偏見もってる人が多くて……とてもカミングアウトできません」

 

僕「そういうのがわかると、できなくなりますね。で、『どの子がいいんだ?』って言われて、何て返事するんですか?」

 

キョウヘイ「女性にはまったく興味ないのですが……何らかの答えを言わないと許してもらえないので、とりあえず、顔立ちが整っている女性の名前を……」

 

僕「名前を言うと、それ以上追及されない?」

 

キョウヘイ「いえ、『告白しろ』『相手は彼氏いないぞ』『俺が、きいてやる』って言われて……より大変になりました」

 

僕「相手は、善意か、軽い気持ちで言っているんでしょうが……」

 

キョウヘイ「だから、性質が悪いんです」

 

僕「で、そのお節介をなんとか断って……」

 

キョウヘイ「『実は彼女がいる』って言って……やっと断れました」

 

僕「嘘をついたんですね?」

 

キョウヘイ「はい。ですが、今度は、その嘘に、みんなが食いついてくるんです」

 

僕「食いついてくる?」

 

キョウヘイ「社内の誰かが旅行のお土産配ったりしますよね? それが甘い物だと『これ、彼女にもあげて。日持ちするから』とかで、僕だけ2個もらったりするんです」

 

僕「親切ですね?」

 

キョウヘイ「違うんです。後で『彼女、喜んで食べてくれた? どうだった?』って聞いてくるんです」

 

僕「キョウヘイさんの『彼女』に興味がある?」

 

キョウヘイ「そうなんです。『彼女は甘い物が好きで、喜んでました』って答えると『彼女は自分でもお菓子とか作るの? それとも意外と和食が得意だったりして……』って、『彼女』について、更に根掘り葉掘り聞かれてしまうんです」

 

僕「本当は、2個ともキョウヘイさんが食べたんですよね?」

 

キョウヘイ「僕が甘い物好きなんで……つい、『彼女』も、甘党設定にしてしまったんです」

 

僕「そうやって聞かれているうちに、どんどん『彼女』の設定ができていく……?」

 

キョウヘイ「はい。週末だけ同棲していて……彼女は僕と同じ事務職で……料理は好きだけど、時々失敗してって……」

 

僕「妙に具体的ですね? なぜ、週末同棲にしたんですか?」

 

キョウヘイ「呑み会で終電逃した同僚がいた時、『1番近いのがキョウヘイんち。泊めてもらえ』ってことになって……」

 

僕「それを断るために、『彼女が泊りに来るから』ってことにしたんですね?」

 

キョウヘイ「そうなんです。急に他人が泊りに来られると困るので……」

 

僕「誰でも嫌ですよね?」

 

キョウヘイ「それで……半同棲って設定にしたら……今度は『いつ籍入れるんだ?』『女には、妊娠・出産とかあるんだから……いつまでも待たせるな』って言われるんです」

 

僕「その『彼女設定』って、何年ぐらい続いているんですか?」

 

キョウヘイ「10年以上前からです」

 

僕「10年……さすがに『待たせ過ぎ』って言われますね?」

 

キョウヘイ「そうなんです。なんとか切り抜けようとしたんですが……」

 

僕「どうやって?」

 

キョウヘイ「どうしようもなくて、『別れた』と言ったら、『じゃあ、今度キャバクラ行けるな?』とか『もっと若い子紹介してやるよ』とか……更に言われるようになったので……『ヨリを戻した』ってことにしたんです」

 

僕「苦肉の策ですね」

 

キョウヘイ「1番厳しいのが、派遣女子からのツッコミです」

 

僕「どんな?」

 

キョウヘイ「20代の時に、同い年の彼女っていう設定にしたら……それほど親しくない同僚にも話が広まってしまい……派遣女子から『10年も半同棲して、30代半ばの彼女にプロポーズしないんですか?』ってツッコミされて……」

 

僕「世間的には、そうなりますね」

 

キョウヘイ「『都合のいい女』とか『家政婦代わり』とか言われるので……否定して、つい『料理はしないけど、洗濯は彼女の分も洗ってる』って言ってしまったんです」

 

僕「それで、更にツッコまれた?」

 

キョウヘイ「そうなんです。『彼女の下着も洗って、ベランダに干してる』って言ったら……『女性の下着を1階ベランダに干すなんて……』って言われて……」

 

僕「キョウヘイさん宅は1階?」

 

キョウヘイ「そうなんです。女性って、下着を外に干さないんですね? しかも、1階だと下着泥棒される?」

 

僕「そうみたいですね」

 

キョウヘイ「そういうの、男はわからないじゃないですか? 下着泥棒なんか心配しないで……普通に外に干すし……」

 

僕「男女で感覚が異なることって、ありますよね?」

 

キョウヘイ「派遣女子からのツッコミが鋭くて……必死に答えていたら、『女子で、それはあり得ない』とか『前の話と違う』って言われて……」

 

僕「女性は鋭いですね」

 

キョウヘイ「返答に詰まって、逃げるようにその場を去ったこともあって……」

 

僕「また、後からツッコまれた?」

 

キョウヘイ「いえ、ある日を境に、まったく聞かれなくなって……」

 

僕「そうなんですか? ホッとしますね」

 

キョウヘイ「僕も安心していたら……直属の上司から『ストレス溜まっているなら、心療内科がいい』って勧められて……」

 

僕「まさか……」

 

キョウヘイ「僕の彼女の話が二転三転するので……『妄想彼女』がバレたんです」

 

僕「妄想性障害を疑われた?」

 

キョウヘイ「彼女が欲しいあまりに……『実在しない彼女を作り出してる』って……思われてしまったんです」

 

僕「それって……」

 

キョウヘイ「派遣女子たちは、仕事の要件以外、気味悪がって話しかけてこなくなりました。男性社員の大半も、僕から遠ざかって……コロナ後は、呑み会にも誘われません」

 

僕「呑み会はともかく……精神病扱いは、あんまりですね?」

 

キョウヘイ「僕が『大丈夫ですから』って言うと……『じゃあ、こんど風俗行こう』って小声で言われて……」

 

僕「やはり、キョウヘイさんが女性欲しさに妄想障害になったと解釈して……性欲を解消させてやろうという……親心?」

 

キョウヘイ「たぶん、善意だとは思います。それだけに無下に断りづらくて……」

 

僕「針のムシロ……ですか?」

 

キョウヘイ「そうです」

 

僕「リモートワークは?」

 

キョウヘイ「うちの会社は、コロナの時期だけリモートワークで、今はフル出勤なんです。だから、リモートワークの仕事に転職したいです」

 

僕「そうなんですね」

 

キョウヘイ「毎朝、通勤が憂鬱です。ランチも1人だし……。僕のそばには誰も寄ってきません」

 

僕「寄って来られて困る場合もありますが……」

 

キョウヘイ「精神病扱いとかなければ……1人でも平気です。でも、遠巻きに噂されてると思うと、いたたまれません」

 

僕「帰宅すると、ホッとしますか?」

 

キョウヘイ「会社を出ると、ホッとするとともに……ストレス解消したくてたまらなくて……すぐに『出会い系』で相手を探してしまいます」

 

僕「探しても……タイプの相手が見つかるとは限らない?」

 

キョウヘイ「むしゃくしゃして……つい、誰でもいいからと……会ってしまいます」

 

僕「毎日ですか?」

 

キョウヘイ「平日は、ほぼ毎日です」

 

僕「多少タイプでなくても?」

 

キョウヘイ「まったくタイプ外のオジサンでも、とにかく会って、抱かれます」

 

僕「好きじゃない人と会っても……」

 

キョウヘイ「その時は……性的快感と『求められてる』感があるんですが……ことが終わると、後悔して……帰りたくなります」

 

僕「自己嫌悪とか?」

 

キョウヘイ「はい。セックス依存症かな……と自覚してます。根本は職場の人間関係ストレスなんです」

 

僕「そうでしょうね」

 

キョウヘイ「だから、セックス依存症から抜け出すためにも、転職したいんです」

 

僕「では、キョウヘイさんの転職について、ルノルマンカードの3カードを引いてみましょう」

 

キョウヘイ「お願いします」

 

〇過去

↑「ヘビ」

策略などを表します。

周囲の「お節介」に対して、「ゲイばれしたくない」思いから、「嘘の設定」を話してしまい、裏目に出てしまいました。

 

〇現在

↑「船」

移動や旅行・仕事などを表します。

転職もアリです。社内異動や転勤でもいいです。場所を変えて、気分を一新させましょう。プライベートでの旅行もいいです。

 

〇未来

↑「庭園」

社交やコミュニケーションを表します。

新しい職場は、小さくても、雰囲気がよく、社員同士のコミュニケーションがよさそうなところがいいです。

 

僕「どうですか?」

 

キョウヘイ「社内異動は、すぐには難しいです。転職先は、同業他社がいいか……」

 

僕「仕事内容を変えたいわけではないですよね? でしたら、同業種の方が、今までのスキルを活かせます」

 

キョウヘイ「新しい会社、小さくてもコミュニケーションって……また『彼女』についてツッコまれたら……」

 

僕「今度は『彼女設定』しない方がいいです。っていうか、今時『彼女いる?』なんて、平気で聞く職場の方が少ないです」

 

キョウヘイ「そうですが……」

 

僕「職場では、仕事だけすればいい、同僚と仲良くなる必要はないとも言えます」

 

キョウヘイ「……はい」

 

僕「でも、キョウヘイさんは、そういうタイプではない。同僚と多少の私語をしてしまいますよね?」

 

キョウヘイ「そうですね。よく話しかけられます」

 

僕「キョウヘイさんは、話しやすい人に見えるんです。それはいいことですが……、つい、余計なことも言われてしまうんです」

 

キョウヘイ「そうです」

 

僕「だったら、社員同士、仲がいい職場がいいです。気持ちよく働けます。女性が多いところなら、ゲイを受け入れてくれる可能性が高いです」

 

キョウヘイ「カミングアウト……ですか?」

 

僕「カミングアウトは自己判断です。言わなくても、30代後半未婚だと……」

 

キョウヘイ「察してくれるとか?」

 

僕「訳アリだと思われたくないですか?」

 

キョウヘイ「恋愛経験ないなんて、訳アリだと思われそうで……『彼女設定』したんですが……懲りました。多少訳アリだと思われても、もう嘘の設定はしません」

 

僕「それがいいです。嘘を全否定はしません。ついた方がいい場合もあります。でも、嘘を重ねていくと、行き詰ってくる場合がありますから。人には、できるだけ素直に、正直に接した方が、キョウヘイさん自身が結果として楽です」

 

キョウヘイ「そうします。セックス依存症の方は……」

 

僕「『出会い系』で会った人とは1度きりですか?」

 

キョウヘイ「そうです。また会いたい……と思う人に限って、既婚者や彼氏持ちなんです」

 

僕「シングルの人で、もう1度会いたいって人は……(いませんでしたか)?」

 

キョウヘイ「まったくいない訳では……(なかった)」

 

僕「連絡してみたら、どうですか? 心が弱っている時こそ、支えになる人が必要です」

 

キョウヘイ「……ですよね? 1番好きだと思った人が既婚者で……2番目が彼氏持ちで……」

 

僕「3番目でもいいじゃないですか? お付き合いを重ねるうちに1番になります」

 

キョウヘイ「……そうですね。3番の人に連絡してみます。ひと回り年上の人ですが……優しかったので……」

 

僕「優しい人に、癒されてください」

 

キョウヘイ「そうします。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のルノルマンカードです。(今日から2枚です)

↑「道」

選択の時が来ています。右に行くか? 左の道にするか?

 

↑「棺(ひつぎ)」

「死」というよりも、「休憩」「終了」「再生」などの意味です。

 

2枚を合わせ読むと、あなたは選択を迫られています。

あなたの大事なこと……それは終わらせた方が賢いのかもしれません。

続けることが苦しくなっていますね。

続けるかどうかは、あなた自身で決めましょう。人に従うと後悔します。

 

↓我が師である霊観占い大幸 峰ゆり子先生

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)

 

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