ゲイ占い師 豫 空潤です。
↓占いの師である、霊観占 大幸 峰ゆり子先生。
↑11月22日の記事に、僕のことが少し書かれています。
大したことはしてなくて恐縮するばかりですが……ご興味がおありでしたら、ご覧ください。
さて、少し前の対面鑑定です。
ヒロナオさん(仮名・30代ゲイ男性・関東在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
ヒロナオ「彼氏ができなくて……悩んでいます」
僕「お聞きした生年月日・生誕時刻・生誕地による西洋占星術からすると、バランスがとれたお人柄ですし、マジメで、人に優しい平和主義者です。ただ……」
ヒロナオ「何か、ありますか?」
僕「やや、諦めが早いとお見受けします。時には、しぶとく食い下がることも必要です」
ヒロナオ「ダメだとわかると、やる気を失うんです。辛くて、辛くて、逃げ出したくなるんです」
僕「辛いことは、逃げるというか、無理しなくていいと思いますが……」
ヒロナオ「大学で東京に出てきてから、彼氏をつくろうと努力してきましたが……長続きする人と出会えてないんです」
僕「長続きって、1年以上とか?」
ヒロナオ「1年なんて……付き合ってると思ったら、3か月経つと、フェイドアウトされてる……そんなのばかりです」
僕「どういう場所で、出会っているのですか?」
ヒロナオ「ネットの掲示板・ゲイアプリ・ゲイバー・ゲイサークル……全部やってみました。でも、誘われても、多くは一晩で終わってしまうんです」
僕「掲示板やアプリは、ワンナイトを求める人が多いので、そうなりがちですが……。ゲイバーやゲイサークルは、顔合わせて会話しますから……」
ヒロナオ「ゲイバーの常連客には『ヌシ』がいるじゃないですか? ああいう人って、僕みたいな反論しない人間を見抜いて、攻撃してくるんです」
僕「攻撃ですか?」
ヒロナオ「僕の容姿をからかい続けたり……。1度だけ、髪の毛が薄いおじさんに僕がお持ち帰りされたら……」
僕「ゲイバーの中で、声かけられ、口説かれるので、他のお客さんにもバレバレなのですね?」
ヒロナオ「そうなんです。その人ともワンナイトで終わったんですが……。その『ヌシ』は、以後ずっと、僕を『ハゲ好き』と呼ぶんです」
僕「たまたま、1度だけ、髪の毛薄い人の誘いに応じただけなのに……ってことですね?」
ヒロナオ「そうなんです。僕だって、髪の毛はあった方がいいです。でも、髪の毛以外の要素もあるから、多少は妥協するじゃないですか? それなのに……」
僕「その『ヌシ』さんは、嫉妬したんでしょうね。ヒロナオさんが口説かれて、お持ち帰りされたから……」
ヒロナオ「でも、僕以外には嫉妬しないんですよ?」
僕「その『ヌシ』さんが?」
ヒロナオ「若くてイケメンで、僕よりずっとモテる子には、何度お持ち帰りされても、その『ヌシ』は攻撃しないんです。それどころかチヤホヤして、持ち上げるんです」
僕「他の人はチヤホヤして、ヒロナオさんはからかってくるんですね?」
ヒロナオ「相手はからかっているつもりかもしれませんが……僕にとっては攻撃です」
僕「そういう人、いますよね。相手によって態度を変える人が……」
ヒロナオ「1度、ゲイバーのママさん(男性)に相談したんです」
僕「どうでした?」
ヒロナオ「あんたは言いやすいタイプなのよ。懐に入ればいいのよ。1度、2人で飲みに行って……そのまま酔った勢いでエッチしちゃいなさいよって……」
僕「その『ヌシ』さんと寝ろと?」
ヒロナオ「冗談じゃないです。初対面時だったら、可能だったかもしれないけど……。あんな底意地の悪いオネエなんて、お金積まれても嫌です」
僕「意地悪してくる人とは、そういう気分になれないですよね」
ヒロナオ「そんなこと言ってくるママさんにも腹が立って……以来、その店には行ってません」
僕「……ゲイサークルはどうでしたか?」
ヒロナオ「スポーツマンが好きなので、あるスポーツ系のゲイサークルに入ってみたんです」
僕「憧れのスポーツマンがいっぱいいて……ウキウキ……とはいかなかった?」
ヒロナオ「かっこいい人もいましたけど……大半は、スポーツ経験のある『オネエさん』でした。基本的にゲイバーと変わりませんでした」
僕「でも、サークルなら、出会いだけじゃなくて、そのスポーツ自体を楽しめるのでは?」
ヒロナオ「僕、そのスポーツは初心者なんです。体格や筋力もない。周囲は、そのスポーツを中高の部活などで経験している人ばかりですから……」
僕「楽しめなかった?」
ヒロナオ「4回ほど、頑張って通いました。でも、実力差はものすごくて……縮められる気がしないんです」
僕「子どもの頃からやっている人に追いつくのは、難しいですね?」
ヒロナオ「で、まとめ役の人に相談したら、毎日筋トレしろとか……ノンケの一般サークルでも練習しろとか……」
僕「ヒロナオさんとしては、そこまでする気はない?」
ヒロナオ「楽しく体動かして、出会いがあったら嬉しいな……っていう気持ちなのに……毎日筋トレとか、一般サークルでも練習するとか……」
僕「そのスポーツを本気でやりたい……わけではないんですよね?」
ヒロナオ「そうなんです。僕にとっては、出会いの手段なんです。ただ、あまりにも周囲との実力差があるので……って相談したら……」
僕「『実力差なんか関係ないから、楽しんで』って言われたかったですか?」
ヒロナオ「そう言われていたら、きっと辞めてなかったです」
僕「まとめ役の人も、善意で答えたのでしょうが……」
ヒロナオ「アプリでも、やり取りして、会ってみれば……1度でそれっきり……です。彼氏ができる気がしません」
僕「ゲイには多い悩みでしょうが……」
ヒロナオ「みんな、どこで彼氏を見つけているんでしょうか?」
僕「アドバイスカードを引いてみましょう」
ヒロナオ「お願いします」
★ヒロナオさんへのアドバイスカード
↑「天下同人(てんかどうじん)」
同好の者が集まり、友好を深めるのがいいです。
ヒロナオ「同好の者? ゲイサークルは……懲り懲りです」
僕「ゲイサークルとは限りません。ヒロナオさんのエリアで勝負したらいいでしょう」
ヒロナオ「僕のエリア?」
僕「筋肉質のスポーツマンが好きだからと、スポーツサークルに入り……そのスポーツ自体は好きじゃないのに、頑張れって言われて困惑するのですね」
ヒロナオ「……」
僕「ご自分の得意分野や、もともと好きなことをすればいいのです。中高生の時、部活は?」
ヒロナオ「中高とも、帰宅部でした。運動は嫌いだし、入りたいところは、女子ばかりでしたから……(入らなかった)」
僕「その、女子ばかりの部活とは?」
ヒロナオ「……華道部です」
僕「生け花ですね? 今も好きですか?」
ヒロナオ「好きですが……ちゃんと習ったことはありません。見様見真似で自宅に飾ったり……テレビの生け花番組を見たり……」
僕「そこを、もう1歩進めたらどうですか?」
ヒロナオ「……生け花を? 僕みたいなおじさんが?」
僕「生け花をする男性、いますよ」
ヒロナオ「……よく、生花店なんかに『華道教室』の案内がありますが……」
僕「他の生徒と一緒だと抵抗あるなら、オンライン華道教室もあります」
ヒロナオ「それだったら……やってみたい気もしますが……出会いには結びつかないですよね?」
僕「先ほども言ったように、花を活ける男性はいます。確か、男性だけによるお花の展覧会がありますよ」
ヒロナオ「そうなんですか?」
僕「有名なお花の先生にも、男性がいっぱいいるじゃないですか?」
ヒロナオ「それはそうですが……」
僕「ピンポイントで彼氏候補だけ会おうとするから難しいのです。女性も含めて、幅広く人間関係を持ったらどうですか?」
ヒロナオ「女性と話すこと自体は……嫌じゃないですけど……」
僕「『彼女は?』とか『奥さんやお子さんは?』と聞かれるのが面倒くさいのでしょう? 最近は、そういう質問は失礼だという風潮になってきてますよ」
ヒロナオ「そうでしょうが……」
僕「親しくなったら、カミングアウトして、理解ある女友達になるかもしれません」
ヒロナオ「……」
僕「人脈を広げることで、新たなゲイ男性とも知り合えるかもしれませんよ」
ヒロナオ「彼氏づくりは、ちょっと置いておいて……生け花のオンライン教室を探してみます。趣味があった方がいいので……」
僕「そうです。それくらいに構えていた方が、出会いに恵まれますよ」
ヒロナオ「……そうなんですね?」
僕「色恋にガツガツしている人って、魅力半減ですよ。好きなことに打ち込んでいる方が素敵に見えます」
ヒロナオ「……男が生け花してても?」
僕「男だけの花展覧会を検索してみてください。男らしく、かっこいい男性が花を活けてますよ」
ヒロナオ「……そうなんですね? やってみます。生け花だったら、楽しみながら努力できます」
僕「そうしてみてください。応援しています」
ヒロナオ「ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日の易タロットです。
↑「風天小畜(ふうてんしょうちく)」
前回、前々回は 「地沢臨(ちたくりん)」 で、「春の訪れ」でした。
春が来ても、毎日順調に暖かくなるわけではありません。
雨の日も風の日もあります。寒の戻りもあります。行きつ戻りつしながら、春が進んでいくのです。
今のあなたは「寒の戻り」です。全体としては順調に進んでいるのだが、ちょっとしたことで停止させられているのです。無理をしてはいけません。
落ち着いて周囲を見渡し、足りない部分を補ってみましょう。
「ちょっとした停止」は、まもなくおさまるのです。
こういう時こそ、次に進むための準備をしておきましょう。



