ゲイ占い師豫 空潤です。

 

少し前の対面鑑定です。

 

キミカズさん(仮名・60代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

キミカズ「今朝、新幹線で東京に来たんです」

 

僕「地方にお住まいなんですね? 東京は、よく来られるんですか?」

 

キミカズ「コロナ後は、初めてです。やっと来れました」

 

僕「ゲイゆえに、東京に来たかったのですね?」

 

キミカズ「大学4年間は東京で暮らしてました。本当は東京で就職したかったのですが、できませんでした」

 

僕「ご両親に反対されたのですか?」

 

キミカズ「両親は、田舎で店を経営してました。小さな店ですが、『お得意さんがいて、続けなければならない』と父に言われて……。大学卒業後に店を継ぐという条件で、東京の大学に行かせてもらったんです」

 

僕「大学入学時に、ゲイの自覚があったのですね?」

 

キミカズ「中学で『女は愛せない。男が好きだ』と自覚したので、青春の4年間は何としても東京で過ごしたかったんです。当時、男も20代後半になったら結婚が当たり前でしたから、女性と結婚して店を継ぐ覚悟でした……」

 

僕「東京で学生生活しながら、ゲイ活動したんですね? 地方に帰るのが嫌になりませんでしたか?」

 

キミカズ「嫌で嫌でたまりませんでした。『4年間遊んだから悔いはない……』とはならず……遊べば遊ぶほど、続けたくなりました」

 

僕「でも、戻らざるを得なかった?」

 

キミカズ「当時、父がとても怖かったんです。父の命令は絶対でしたから……」

 

僕「キミカズさん、兄弟姉妹は?」

 

キミカズ「姉がいます。姉は父を嫌って、とっとと他県に嫁いでましたから、店の後継者は僕しかいなかったんです」

 

僕「で、お店を引き継いだんですね? 結婚は?」

 

キミカズ「店員から始めて、30代で店主を継ぎましたが、結婚はしませんでした」

 

僕「怖いお父様は、結婚を命じなかったのですか?」

 

キミカズ「何度か、取引先などのお嬢さんと見合いさせられました。幸か不幸か、すべて向こうから断ってきたので……」

 

僕「結婚したくなかったのでしょう? 幸運だったのですよ」

 

キミカズ「そう考えた方がいいですよね。ただ、当時、僕の結婚が決まらないことで父から、かなり怒鳴られました」

 

僕「つらかったでしょうが、自分に正直に、独身を貫いたのはよかったのでは?」

 

キミカズ「今は、そう思います。20年前に父が病死し、昨年、母も亡くなったので、今はひとり暮らしです」

 

僕「お寂しいですか?」

 

キミカズ「心細さはありますが、自由を満喫しています」

 

僕「お店の方は?」

 

キミカズ「母は、亡くなる3か月前まで、店で働いてました。今は、アルバイトを使って、僕がひとりで店を回してます」

 

僕「今日は、お店はお休みですか?」

 

キミカズ「僕ひとりになってから、定休日を設けています。誰も文句を言う人がいないの……やり放題です」

 

僕「息抜きも必要ですね。この後、新宿か上野・新橋(に行って遊ぶの)ですか?」

 

キミカズ「新宿のウリ専ボーイ(男性版風俗)を買います」

 

僕「コロナ後、初めての上京ですよね?」

 

キミカズ「これからは、月1回程度、東京で遊ぶつもりです。今までできなかったので……」

 

僕「地方ではゲイ活動が難しかったですか?」

 

キミカズ「僕の街にはゲイバーないし、両親が居た頃から、両親が早く店を上がり、僕が夜まで店で働き、閉めて帰る役でしたから……ゲイ活動は、ほぼできませんでした」

 

僕「インターネットでの出会いとかは?」

 

キミカズ「やっぱり……時間帯が合わないんですよ、勤め人とは。無理やり会ったこともありますが、そういう時に限って、母から『すぐに店に来い』と電話が来る……」

 

僕「ご両親には、カミングアウトできなかったんですね」

 

キミカズ「父はもちろん、母ですら、LGBTは外国だけの話だと思っていましたから……」

 

僕「でも、これからは、ゲイ活動できますね」

 

キミカズ「ただ……もういい年なので、遊ぶというよりも、パートナーが欲しいんですよね……」

 

僕「いいと思いますよ」

 

キミカズ「相手は、できれば20代がいいんです」

 

僕「20代に見える30代も入れれば、可能性はありますよ」

 

キミカズ「ただ……店をどうするか……悩んでいます」

 

僕「お店を閉めたいのですか?」

 

キミカズ「東京に来るのに、新幹線と在来線乗り換えて、片道4時間近くかかるんです。定休日は1日だけなので、朝出てきて、昼に東京着。夕方には帰らねばなりません」

 

僕「東京で日帰りデートは難しいのですね?」

 

キミカズ「今日は、ウリ専ボーイを買うので、昼間だけでもいいのですが、素人の男の子となれば、夜まで一緒にいたいとか……」

 

僕「できればお泊りしたい?」

 

キミカズ「そうなんです。いっそ店を閉めて、東京に移住したいですが……」

 

僕「店を閉めるわけにはいかないのですか?」

 

キミカズ「お得意さんから、まだまだ続けて欲しいって言われますし……。店を畳んだとしても、田舎なので、大した金にならないんですよ」

 

僕「そうなんですか?」

 

キミカズ「自宅と店を処分しても、諸経費を差し引くと、手元に残るのはわずか……。貯金を併せても2000万……」

 

僕「東京で暮らすには足りない?」

 

キミカズ「2人で暮らす中古マンション買ったら、終わりでしょう?」

 

僕「……そうですね」

 

キミカズ「僕には年金がないので、生活費も必要です。東京に住んで、パートナー探し……とはいかないんです」

 

僕「お店を続けて地方に住みながら、時々、都会に出てくる?」

 

キミカズ「往復の交通費だけで数万円。宿泊費や飲み代・デート代を入れたら10万円近くかかります。月1回が限度です。月1のデートで、若い子をつなぎとめられますか?」

 

僕「東京で出会った若い子に、キミカズさん宅に来てもらうのは?」

 

キミカズ「やっぱり、それしかないですよね? 家は古いですが、2人暮らしには十分広いし、家賃もかからない。細々でも店を続ければ、生活できます。問題は……」

 

僕「キミカズさん宅に来てくれる若い子をどうやって探すか……ですか?」

 

キミカズ「そこなんです。ウリ専ボーイの……売れっ子は避けて、売れなくて困ってる子を誘うか……。上野あたりのゲイバーで、フケ専(中高年好き)の若い子に声かけるか……」

 

僕「タロット占いしますか?」

 

キミカズ「お願いします」

 

★キミカズさん宅で一緒に暮らすパートナーのゲイの若者をどこで探したらいいか?

 
〇キミカズさんの現状。
↑「剣の8」正位置。
地下鉄の中の孤独。周りに大勢の人がいながら、誰とも心を通わせられないと思っています。
 

①東京のウリ専ボーイの子に声をかける。

↑「金貨の5」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

怪我をした男性を助けるゲイパートナー。

リバース(逆さま)ですから、より困難で、貧しい状況になります。

 

キミカズさん宅に来てくれるボーイを探すのにお金がかかるとともに、来てくれた子と暮らすのにもお金がかかるでしょう。

 

↑「ワンドの2」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

畑を前にたたずむ男性。何を植え、どう育てるか? しっかりと計画を練る必要があります。

 

そもそも、ウリ専ボーイで、地方で中高年男性と暮らすことに前向きな子はどれくらいいるのか? 

 

営業上の愛想やサービスを信じていいのでしょうか?

 

②東京のゲイバーで、フケ専の子を誘う。

↑「カップの3」正位置。

少女と歓談する男性。

飲みながら語り合うなら、最適の場です。

 

↑「金貨の3」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

子供部屋の壁を塗る男性。

地道な作業を重ねても……リバース(逆さま)ですから、実を結ぶ保証はありません。

ゲイバーに通ったとしても、若い恋人ができるとは限りません。

 

僕「残念ながら、ウリ専でも、フケ専バーでも、キミカズさん宅で暮らしてくれる若い子は、なかなか見つかりません」

 

キミカズ「やっぱり……簡単ではないですよね」

 

僕「最終アドバイスカードを引いてみましょう」

 

〇最終アドバイスカード

↑「カップの4」正位置。

演劇のオーディション。

オーディションとは、採用したい人と、応募したい人とのマッチングです。

手当たり次第に口説くのではなく、その気のある人を募集したらいいのです。

 

キミカズ「その気のある人を募集?」

 

僕「東京より近い、ゲイバーがある都市はありませんか?」

 

キミカズ「あります。でも、東京より小さく、田舎です」

 

僕「そこのゲイバーでリクルートしてはどうですか?」

 

キミカズ「リクルート? うちの店で働く人を募集?」

 

僕「ゲイには転職する人が少なくありません。アルバイトする人がいないか……ママさんなどを通して紹介してもらってはどうですか?」

 

キミカズ「うちみたいな……田舎の小さな店で働いてくれる人がいるでしょうか?」

 

僕「このカードが出たということは、可能性アリです」

 

キミカズ「今月から、1番近いゲイバーに行くとして……どれくらいで、働いてくれるゲイの子が見つかりますか?」

 

僕「タロット占いは短期向きの占いです。半年以内に見つかります」

 

キミカズ「半年……」

 

僕「待てませんか?」

 

キミカズ「いえ……半年で来てくれるなら……」

 

僕「ただし、すぐに同棲を考えない方がいいでしょう」

 

キミカズ「そうですね。その子がフケ専とは限らないし……」

 

僕「お互いに、合う合わないがありますからね。その子が一緒に住んでくれるとしても、住み込みのバイトか、下宿人のように考えるべきでしょう」

 

キミカズ「そうですね。ただ……もし、かわいい子で、同じ屋根の下に住むことになったら……理性を保てるか……」

 

僕「相手も、さほど嫌でなかったら……流れに任せればいいでしょう」

 

キミカズ「相手が、フケ専でなかったら……手を出さない方がいいですよね?」

 

僕「そうとは限りません」

 

キミカズ「そうですか?」

 

僕「若いゲイ男性が、お世話になっている年上男性に身を任せることは、時々あることですから」

 

キミカズ「そうですか?」

 

僕「合意になる可能性はあります」

 

キミカズ「だといいのですが……」

 

僕「何度かそういう関係になって、信頼関係ができたら、養子縁組するという手があります」

 

キミカズ「いいですね。店を継いでもらい、僕の老後を見てもらう……」

 

僕「とりあえず、地元に近いゲイバーがお勧めです。東京や大阪はゲイにとっていい所ですが、人が多すぎて、目移りするということもありますから」

 

キミカズ「わかりました。地元近くのゲイバーに行ってみます。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日の易タロットです。

 

↑「火水未済(かすいびせい)」

渡し船に乗り込むところです。新天地に行くのです。

 

これまで十分にやってきたあなたですが、まだまだゴールではありません。

急いでも、焦っても逆効果です。

 

気持ちを新たに、更に前に進みましょう。あなたの到達地点は、もっともっと先にあるのです。1歩ずつ、慎重に進んでいきましょう。

 

↓占いの師である、霊観占 大幸 峰ゆり子先生。 

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)