ゲイ占い師豫 空潤です。

 

先日、いただいたラグ(主に1人用の敷物)です。

↑周囲に星座や太陽・月が描かれ、

中央には「HONG CAFE」……電話占い会社「ホン カフェ」のマークです。

 

以前のブログで書いたように、私は、先月から、電話占いの「ホン カフェ」に電話占い師として登録しています。

 

 

先日、初めて「ホン カフェ」東京支社(銀座)に行ってきました。(本社は韓国ソウル)冒頭のラグは、そこの説明会(打合せ)に参加した際に、いただいたのです。

 

猛暑の中、久しぶりに電車に乗って都心へ行き、銀座の街をさまよっていると……。

 

あれ? 道行く人たちの半数が、明らかに外国人観光客で、銀ブラしている。中国や韓国などの人たちは、一見、外国人には見えないので、実際の外国人率はもっと多く、半数を超えているはず……。

 

帰宅してから、同棲する日本人ゲイ男性Tommy(毎日、都心に出勤している)に、

 

僕「いつから、銀座は外国人が多くなったの?」

 

Tommy「コロナが明けて、海外旅行OKになった頃から……毎日だよ。銀座だけじゃなく……」

 

テレビなどでは、外国人観光客が増加していると報道されていましたが……実感しました。

 

話変わって、少し前のオンライン鑑定です。

 

チヒロさん(仮名・30代トランスジェンダー女性)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

僕「チヒロさんは、男性として生まれたんですね?」(現在のチヒロさんは女性に見えます)

 

チヒロ「そうです」

 

僕「いつ頃から女性になりたかったのですか?」

 

チヒロ「物心ついた頃から、髪を伸ばしたかったり、レースやフリルの服が着たかったり。でも、1番の動機は、中高生の頃、体毛が生えてくるのが嫌で嫌で……。家族に隠れて脚の毛を剃ったりしていました」

 

僕「女性になりたいというより、男性になりたくなかったのですね?」

 

チヒロ「自分がおじさん化するなんて、考えられませんでした」

 
僕「中高生って、男子は男になっていき、女子は女性になっていきますよね?」
 
チヒロ「そうなんです。周りがどんどん男臭くなっていって……。自分もそうなっているかと思うと、居ても立っても居られなくて……」
 
僕「どうしました?」
 
チヒロ「高卒後、地元の大学を勧める親を説得して……都会の大学に行きました」
 
僕「都会で1人暮らししたかったんですね? 楽しかったですか?」
 
チヒロ「はい。ただ、結局、大学は中退しました」
 
僕「女性になりたくて?」
 
チヒロ「小さなスナックなんですけど……女装のママさんがやってる店でバイトすることになって……」
 
僕「女装でのバイトですね? 楽しかったですか?」
 
チヒロ「普通の男性客も来るんですけど……女装好きの男性客が多くて……」
 
僕「18~9の男の娘ですから、モテますよね?」
 
チヒロ「自慢するわけではないですが、何人ものお客さんから口説かれて……」
 
僕「デートとか、しました?」
 
チヒロ「デートもしましたし……。その中の1人と同棲しました」
 
僕「同棲? 昼は大学、夜は水商売で……更に同棲も?」
 
チヒロ「大学は1年で中退し、男性客と同棲後に、お店も辞めました」
 
僕「ということは、主婦?」
 
チヒロ「家事のできない主婦でした」
 
僕「その男性とは、どれぐらい同棲したんですか?」
 
チヒロ「3年です。家事ができるようになった頃、相手の男性が女性と結婚することになり……。男性は、結婚後も会おうって言ってきたんですが……お断りしました」
 
僕「つらかったですね」
 
チヒロ「現実を知りました。愛する男と結婚するには男のままじゃダメっていう現実を……」
 
僕「その後、性別移行を?」
 
チヒロ「女性ホルモン摂取と豊胸手術はしてます」
 
僕「お金がかかりますよね? お仕事して貯めたんですか?」
 
チヒロ「水商売に戻ったり……女性としてバイトしたり……したんですが、今は、ニューハーフヘルスに勤めてます」
 
僕「風俗店ですね? どうですか?」
 
チヒロ「収入はいいです。お得意さんとかいるので……」
 
僕「ニューハーフ風俗を必要とする男性がいるってことですね?」
 
チヒロ「トラニーチェイサーの男性なんです。女性が好きなんですけど……ただの女性じゃなく、ついているのを好むんです」
 
僕「女性に見えるが、男性器がついているという人を、好きな男性なんですね?」
 
チヒロ「そういう人たちのおかげで、私たちは暮らしていけるんですが……」
 
僕「本当は、女性として愛されたい?」
 
チヒロ「そうなんです。で、性同一性障害の診断書をもらい、性別適合手術・戸籍変更して……将来は女性として結婚したいんですが……」
 
僕「不安や心配がある?」
 
チヒロ「性別適合手術して、お店を辞めていった人が自殺したんです」
 
僕「自殺の理由はわかりますか?」
 
チヒロ「本人から、ハッキリ聞いたわけではありませんが、周囲の人の話によると……お店を辞めて収入がなくなり、お付き合いしていた彼氏に捨てられ、どこに行ってもジロジロ見られ、女性扱いされなくて……引きこもりになって死を選んだようです」
 
僕「性別適合手術して、女性の体になったら、風俗店を辞めなくてはならない?」
 
チヒロ「はい。完全に手術してしまうと、ニューハーフとしての価値はなく、お客がつかないんです」
 
僕「彼氏から捨てられ?」
 
チヒロ「彼氏はトラニーチェイサーだったんでしょうね。完全に女性になった人には興味ないんです」
 
僕「どこに行ってもジロジロ見られる?」
 
チヒロ「手術しても、女湯も女子トイレも入れないって言う人がいるんです」
 
僕「性器は手術したが、顔立ちや体格・骨格に男性の名残があるんですね?」
 
チヒロ「たくさんのお金と時間と労力をかけて……それこそ人生をかけて女性になったのに……世間は女性扱いしてくれず……愛してくれる男性もいない……」
 
僕「手術した甲斐がないってことですか?」
 
チヒロ「そういう例を結構聞きます。私はどうしようかと……」
 
僕「手術して、女性として結婚した人って、いないのですか?」
 
チヒロ「いるとは思います。でも、そういう人って、女性として埋没したいので、手術前の人間関係を切る人がいるんですよね」
 
僕「元男性だと知っている人とは疎遠になるんですね?」
 
チヒロ「だから、結婚した元男性を、私は知らないんです。迷っている人や、手術したけど、後悔している人しか、知らないので……」
 
僕「それなら、いっそ……手術しないで、現状維持で……?」
 
チヒロ「現状維持は現実的な考えです。でも、将来がないんです。若くなくなったら、風俗嬢の仕事もなくなるし……トラニーチェイサーの男性だって、若い娘を好むので……」
 
僕「手術するにしても、しないままでいても、不安はつきまとう……?」
 
チヒロ「もうちょっと、世間が寛容になってくれたら……と思うんですが」
 
僕「アドバイスカードを引いてみませんか?」
 
チヒロ「どうするんですか?」
 
僕「ここに、裏返しのタロットカードが78枚あります。順番に指さしますから、気になるカードの時に、合図してください。このカードから行きますよ」
 
チヒロ「……では……そのカード……」

 

↑「ワンドの4」正位置。
男女が出会って、ダンスの始まりのような挨拶をしています。
出会いがあります。ひと息入れて、休みましょう。
 
僕「もう1枚選んでください。ここから続けます……」
 
チヒロ「……では、そのカード」
↑「カップの2」正位置。
男性が女性を抱いています。
恋人や夫婦ではない可能性もありますが、支え合う関係の人と出会うでしょう。
 
僕「手術は、少し待った方がいいです」
 
チヒロ「はい……お金がまだ貯まってないので……」
 
僕「もうすぐ、男性と出会います」
 
チヒロ「……もうすぐって?」
 
僕「タロット占いは短期向きの占いです。年内に出会います」
 
チヒロ「……ヘルスのお客さんですか?」
 
僕「その可能性はありますが、ただのお客さんで終わる関係ではありません」
 
チヒロ「恋人に……なってくれる男性ですか?」
 
僕「可能性はあります。ただし、チヒロさんの好みのタイプではないでしょう」
 
チヒロ「私を女として愛してくれて、結婚してくれるなら、私のタイプなんか、どうでもいいです」
 
僕「お客さんではないかもしれません。その際は、ちゃんと告白されるまでは、男性として生まれたことや、風俗店勤務のことは、言わない方がいいです」
 
チヒロ「お客さん以外の男性と出会う機会って……ほぼないんですが……」
 
僕「お客さんかもしれません。だとしたら、風俗店を辞めて欲しいと言ってくるでしょう」
 
チヒロ「本当に、結婚も考えてくれるなら……風俗店は辞めます。でも……」
 
僕「口先だけの男性だったら、困りますよね?」
 
チヒロ「そうなんです。そのお客さんを信じて、店を辞めて……フラれたら、生活できなくなります」
 
僕「その男性客のお名前と生年月日を聞いてください。本気で口説く男性なら、教えてくれるはずです」
 
チヒロ「本名と生年月日がわかれば、占っていただけますね?」
 
僕「もちろんです。男性客の本気度を確かめてから、お店を辞めればいいでしょう」
 
チヒロ「そうします。なんだか、希望が湧いてきました」
 
僕「チヒロさんは女性に見えます。きっと良縁に恵まれますよ」
 
チヒロ「ありがとうございます。その言葉を信じます。彼氏ができてから、彼氏と相談しながら手術すればいいのですね?」
 
僕「そうです」
 
チヒロ「彼氏が、そのままの体でいいってなれば……手術はしません」
 
僕「それがいいと思います」
 
チヒロ「ありがとうございました」
 
僕「こちらこそありがとうございました」
 
さて、今日のパンセリノス・オラクルカードです。
 
↑「蒼氷のクジラ」
クジラやイルカの仲間には、人間には聞き取れない超音波を出すものがいて、視界の悪い深海などで役に立ちます。
 
あなたも、目に見えず、耳に聞こえないものを感知しましょう。
あなたの心の眼・心の耳を働かせるのです。
 
あなたの今後に役立つものを感知できるでしょう。
 
↓占いの師である、霊観占 大幸 峰ゆり子先生。