ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

今月初旬、同棲する日本人ゲイ男性Tommyとの旅行から帰ってきて、まずしなければならないのは、洗濯でした。10日分の衣服の、とりあえず半分を洗おうと洗濯機を回しました。

 

ところが……洗剤などを入れて……数分で止まるのです。エラー表示は「H」。

↑16年使った洗濯機。

 

実は、この洗濯機は16年目。洗濯機の平均寿命は8年だそうなので、2倍も長生きしていて、いつ壊れてもおかしくない状態。「H」というエラーメッセージが表示されて止まるのも、何年も前からのことなのです。

*エラーメッセージ「H」とは、「お買い上げ販売店にご相談ください」と取扱説明書に書いてある。

 

今回も、いつものように洗濯物を減らしたり、絡んでいた洗濯物を手でほどいたりしたのですが、やはり、数分で止まってしまう。

 

これを10回ほど繰り返して……ついに悟りました。この洗濯機はついに最期の日を迎えたということを。

 

翌日、Tommyが休みだったので、2人で家電量販店へ。

 

洗濯機売り場に行ったら……人がいない。広い店内に、客は僕達の他は1人……?

 

僕「平日午前中だとしても、お客が少なすぎる……この店、(存続は)大丈夫?」

 

Tommy「今時は、家電を通販で買う人が多いからね。我が家も通販の方が多い……」

 

お客より明らかに人数多い販売員のひとりがすぐに寄ってきて「洗濯機をお探しですか?」

 

最初はTommyと2人で選ぼうとしたが、40歳前後と思われる男性店員がそばを離れないので、つい、いろいろ質問すると、その度に店員は丁寧に答えてくれる……。

 

Tommy「今使っている洗濯機が壊れて動かないので、すぐに買って取り換えたい……」

 

僕「たくさん洗える洗濯機がいいけど、今の洗濯機スペースにはまらないと困る……」

 

店員「今、お使いになっている洗濯機は?」

 

僕「これです(今使っている洗濯機の取扱説明書を持ってきていた)」

 

店員「これですか? それなら、ここにあるドラム式洗濯機で、お宅のスペースに入らない物はありません」

 

僕「よかった……」

 

店員「今お使いのを処分されるのですね? 問題は蛇口の位置です。万が一、新しい洗濯機とお宅の蛇口の位置が合わなければ、古いのを撤去する際に確かめて、新しいのを入れる前に、入るサイズのと取り換えることができます」

 

Tommy「古い洗濯機は下取りしてもらえるのですか? 16年目ですけど……」

 

店員「その年数ですと、有料(5000円弱)でのお引き取りになります」

 

僕「……仕方ないね」

 

店員「新しく買うのも、ドラム式がいいですか?」

 

Tommy「ドラム式を使ってきたのですが……」

 

店員「ドラム式洗濯機の最大のメリットは乾燥もできるところです。乾燥もなさいますか?」

 

僕「乾燥は……電気代が高くなるので、基本は外干しです」

 

Tommy「乾燥機能を使うのは、来客時にワイシャツを洗ってあげる際……」

 

僕「年に数回……ですね」

 

店員「年に数回の来客のために、乾燥機能つきの洗濯機にするかどうかは……お客様のご判断になります」

 

Tommy「乾燥機能以外の、ドラム式のメリットは?」

 

店員「水の節約ですね」

 

僕「今の洗濯機は、何年も前から、よく止まるんです。その度に洗濯物を減らしたり、絡んだものをほどいたり……」

 

店員「縦型洗濯機ですと、止まることはまずありません。同じ大きさなら、ドラム式洗濯機よりたくさん洗えます」

 

僕「そうなんですか? 値段も、縦型洗濯機の方が安いですよね?」

 

店員「そうです。ただ、ドラム式洗濯機の乾燥機能は、昔よりずっと節電タイプになっています」

 

Tommy「そうなんですね?」

 

店員「洗濯機だけでなく、家電は年々進化しています。安い物は安いなりの訳があります」

 

僕「安い物は型落ちなんですか?」

 

店員「今、安く売られている物は型落ちではありませんが、性能的には古い物と同程度です。最新のものの方が節電だったり、短時間で洗えたり、洗浄力も高かったり……性能が高いのです」

 

僕「(Tommyに)じゃあ、縦型洗濯機でよくない?」

 

Tommy「洗濯はもっぱら空潤がするから、空潤が決めていいよ」

 

僕「じゃあ、縦型で」

 

店員「縦型でしたら、この列になります」

 

Tommy「これは、洗剤自動投入なのですね?」

 

店員「はい、ご利用者の手間をできるだけ省くためです。家電は、要は、手間を省くためのものですから」

 

Tommy「空潤はいつも、洗剤を入れすぎるから、自動投入がよくない?」

 

僕「汚れ落ちのために、洗剤は気が済むまで入れたい……」

 

店員「お客様! それはよくありません。洗剤は決まった量で充分なのです。余計に入れても汚れ落ちがよくなる訳ではありません」

 

僕「そうですか?」

 

店員「特に、ドラム式は節水タイプですから、洗剤を入れすぎたら、すすいでも洗剤が残ります。乾いて着た時に、肌に洗剤成分がついて、かゆくなりますよ」

 

Tommy「ほら! 洗剤入れすぎはよくないんだよ。やっぱり、自動投入タイプにしよう」

 

僕「自動投入タイプだと、2万円高くなるけど……」

 

Tommy「絶対に自動投入タイプがいいよ」

 

僕「お勧めは、この列の洗濯機ですか?」

 

店員「洗濯機はパナソニックと日立がお勧めです。この列です」

 

僕とTommy「え? でも……」

 

実は、その店員さん、「TOSHIBA」の制服を着ているのです。つまり、東芝から派遣されている……。

 

Tommy「自社の製品を売らなくてもいいんですか?」

 

店員「自社かどうかより、お客様のニーズを優先しています」

 

この店員さんの言葉で、購入を決めました。(単純?)

 

店員「最短で、明日お届けできますが……」

 

僕「明日でお願いします」

 

翌日、新しい洗濯機が届きました。

 

もしも、購入した洗濯機の搬入が1週間後とかだったら、コインランドリーを利用しなければならないと覚悟していましたが……それは不要でした。2日連続で洗濯して、旅行などで溜まっていた洗濯物をすべて洗い終えました。

 

Tommy「どう? 新しい洗濯機は?」

 

僕「前の洗濯機よりたくさん洗える。もちろん、止まったりしない。時間も以前の3分の2程度で済む」

 

Tommy「いいことづくめだね?」

 

僕「1つだけ、見込み違いがあった……」

 

Tommy「何?」

 

僕「洗剤の自動投入! 液体洗剤でないとダメなんだよ」

 

Tommy「我が家は粉末洗剤だっけ?」

 

僕「そう。洗剤の投入口はごく狭いから、無理に粉末洗剤を入れようとしてもこぼれ落ちるだけ。直接、洗剤をいれるしかない」

↑赤線で囲った部分が洗剤自動投入口。数ミリの穴が1~2列並んでいて、粉末洗剤をこぼさずに入れるのはほぼ不可能。

 

Tommy「次に洗剤買う時は、液体洗剤だね」

 

僕「そうするよ」

 

さて、今日のチャイニーズタロットです。

 

↑「金貨のクイーン」正位置。

姿勢も表情も落ち着いている女王です。

滅多なことでは動かず、取り乱さない女性でしょう。

 

あなたが男性であっても、この女王を見習うべきです。

何があっても冷静に、落ち着いて対処しましょう。

 

↑「剣の7」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

 

4人の男女が入り乱れて剣で戦っています。

1対1ではなく、3人以上の争いを意味しています。

 

リバース(逆さま)ですから、この争いに勝ったとしても、得る物はありません。

無駄な争いなのです。

 

2枚を合わせ読むと、

無益な争いに巻き込まれてはなりません。

たとえ、ケンカを売られても、受け流すべきです。

相手して、いいことは1つもないのです。

 

泰然自若でいきましょう。

 

↓ 占いの師である、霊観占 大幸 峰ゆり子先生。 

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)