ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

ミサキさん(仮名・30代前半女性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

ミサキ「1つ上の男性と同棲して半年ですが、この先どうしようかと迷っています」

 

僕「彼氏さんと『同棲を続けるか?』『結婚するか?』『別れるか?』という迷いですか?」

 

ミサキ「そうです」

 

僕「彼氏さんとのことを、差し支えない範囲で教えいただけますか?」

 

ミサキ「まず、私は彼氏と思っていますが……たぶん、相手は私を彼女とは思っていません」

 

僕「え? でも……同棲しているんですよね?」

 

ミサキ「私は同棲と思っていますが、彼氏にとってはルームシェアとか、共同生活だと思います」

 

僕「もしかして……その彼氏さんって……」

 

ミサキ「はい、ゲイ男性です。ハルキ(仮名・30代前半ゲイ男性)です」

 

僕「ハルキさんがゲイだとわかって、同棲されたのですか?」

 

ミサキ「はい。私が派遣された職場で、数か月間、一緒に働いて、仲良くなったんです」

 

僕「いつ、ハルキさんがゲイだと知ったんですか?」

 

ミサキ「職場で、映画やドラマの話で盛り上がって、ある映画を一緒に観に行こうとなって……その映画がBL(ボーイズラブ)を原作とするもので……」

 

僕「BL映画を好む男性は少ないですからね。それで、ハルキさんがゲイとわかった?」

 

ミサキ「その時は、まだ疑惑程度だったんですが、実際に映画を2人で観て、その後、飲みに行った際に聞き出しました」

 

僕「ハルキさんは、あっさりとカミングアウトしたんですね?」

 

ミサキ「私、腐女子なんです。その映画を観る前から、BLについて2人で話していて、『ハルキさん、ゲイでしょ?』って聞いたら、白状しました」

 

僕「腐女子とゲイ……友達って感覚ですよね? どうして、同棲に至ったのですか?」

 

ミサキ「私とハルキが一緒に働いていた会社がコロナで倒産して……一時期、2人とも無職になり、私のマンションが更新の時期になったので、ハルキのマンションが1部屋空いてるっていうから『間借りさせて』って言ったんです」

 

僕「家賃節約のために……間借りというか、ルームシェアですね?」

 

ミサキ「ハルキは、そういうつもりでOKしたんだと思います」

 

僕「でも、ミサキさんにとっては同棲だった?」

 

ミサキ「普通、ルームシェアって同性の友達とするじゃないですか? 異性でルームシェアしても、他人から見たら『同棲』ですよね?」

 

僕「世間の常識では、そうかもしれません」

 

ミサキ「なので、私からすると、ルームシェアだけど、半分ぐらいは同棲のつもりでした」

 

僕「ハルキさんがお好きなのですね?」

 

ミサキ「ハルキはイケメンなんです。でも、顔が好きというより、話していて楽だし、気が合うので……」

 

僕「でも、ハルキさんがバイセクシャルじゃない限り、ミサキさんに恋愛感情を抱くことはないでしょうね」

 

ミサキ「そのことを、半年経ってやっとわかりました」

 

僕「ミサキさんは腐女子ですよね? なのに、ゲイとカミングアウトしたハルキさんが、女性であるミサキさんに好意を持つことを期待したのですか?」

 

ミサキ「好きになった相手が、たまたま同性だった……って可能性もあると思っていたんです」

 

僕「男性の場合、そういうのって例外的ですよ」

 

ミサキ「そうなんですか?」

 

僕「ノンケ(異性愛)男性は、女性が好きなので、たまたま男性を好きになることはあり得ません。ゲイ男性もそうです。たまたま好きになった相手が女性ってことは……ないんです」

 

ミサキ「まったくないんですか?」

 

僕「性別を越えて、相手そのものを好きになるというのは、バイセクシャル男性ですよ」

 

ミサキ「私……バカみたい」

 

僕「いや……男性と女性との恋愛の感覚というか……認識の違いでしょう」

 

ミサキ「私、半年の間、何度も、男の本能に目覚めたハルキが迫ってきたら……とか、私のベッドにハルキがやってきたら……って妄想していたんです。でも、ハルキは、そんなこと微塵も考えてなかったんですね?」

 

僕「そうでしょうね。ゲイ男性にとって、男性を求めるのが性欲であり、本能なんです」

 

ミサキ「ゲイって、ある意味、性同一性障害みたいですよね? 姿かたちは男性ですが、中身は女性とまでは言わないけど、中性的で……」

 

僕「性同一性障害というか、トランスジェンダーと同性愛は別物ですが、世間の異性愛者から見れば、近い存在なのでしょうね。実際、自分でもトランスジェンダーか同性愛者かわからない人もいます」

 

ミサキ「私、セックスはなくてもいいんです。だから、ハルキがゲイでもいいって考えたんです。でも、単にセックスがないだけじゃない……ハルキには私への恋愛感情はゼロで、これからも期待できないんですよね」

 

僕「そうですね」

 

ミサキ「あと、私は、形だけだけど、同棲しているので、ハルキ以外の男性とは2人きりにならないようにしていたんです。でも、ハルキは時々外泊して……」

 

僕「BLではどう描かれているかわかりませんが、現実のゲイの多くは、性的に奔放です」

 

ミサキ「そういうところ、ゲイはやっぱり男性ですよね? ハルキも、性欲がすごく強いんです。でも、その性欲が、女性である私に向くことはない……。わかっていたつもりで、まったくわかってなかったです」

 

僕「で、ハルキさんと『同棲を続けるか?』『結婚するか?』『別れるか?』でしたよね」

 

ミサキ「女性との結婚……ゲイ男性は望みますよね?」

 

僕「いや、僕はパートナーがいない時も含めて、女性と結婚したいと望んだことはないです。人によります。子どもが欲しいゲイは、女性との結婚を希望するでしょうが……」

 

ミサキ「そうなんですね。ハルキが結婚しようと言ってこないのは、別に私に遠慮したわけではなく、そもそも結婚願望がないんですね?」

 

僕「では、結婚の選択肢は無しでいいですか? 『同棲を続けるか?』『別れるか?』で、いいですね?」

 

ミサキ「いえ、『同棲を続ける』も、やめます」

 

僕「『別れる』一択ですか?」

 

ミサキ「別れるもなにも、そもそも、ハルキにとって、私はただのルームシェアですよね? 私がひとりで突っ走っていただけで……」

 

僕「ハルキさんにとっては、そうでしょうね」

 

ミサキ「同棲……じゃなかった共同生活は解消します。再就職して、貯金ができたので」

 

僕「そうですか。せっかくですから、アドバイスカードを引きませんか?」

 

ミサキ「やります。豫さんが裏返しのタロットカードを指さしていって、私が気になったカードの時に合図するんですよね?」

 

僕「そうです」

 

ミサキ「それ、ブログで読んで、やりたかったんです」

 

僕「では、ここから行きますよ……」

 

ミサキ「それと……もう1枚は……それ!」

 

↑「剣のナイト」正位置。

翼を持つ馬に乗って空高く飛び、両手を離しています。

 

危険なことですが、時には冒険も必要です。

 

↑「ワンドの8」正位置。

裸の女性たちが川ではしゃいでいます。

 

羞恥心とかモラルとか、すべて忘れて、童心に返っているのです。

 

ミサキ「冒険? 童心ですか?」

 

僕「ミサキさんの恋愛対象が男性であるなら、やはり、ゲイではなくノンケ(異性愛)男性との関係を選ぶべきでしょう」

 

ミサキ「……」

 

僕「ミサキさんには、ノンケ男性への警戒心がありますよね? 傷つけられたことがあるのかもしれませんが、ご結婚されたいのであれば、過去は過去として、今後の恋愛に向き合うべきでしょうね」

 

ミサキ「そうですね」

 

僕「さきほど、ハルキさんと同棲中だから、他の男性と2人きりにならないとおっしゃってましたね? 誘ってくる他の男性がいらしたのですね?」

 

ミサキ「……いました。でも、ハルキと比べて、全然いいとは思えなくて……」

 

僕「ノンケ男性とゲイ男性を比べても、しかたないですよ」

 

ミサキ「そうですね。アプローチされたら、受け入れた方がいいのですね?」

 

僕「それは、ケースバイケースです。相手を選んでいいんです。ただ、ハルキさんを基準に選んでもしかたないのです」

 

ミサキ「わかりました。ありがとうございました」

 

僕「こちらこそ、ありがとうございました」

 

さて、今日のイルミナティタロットです。

↑「金貨の2」正位置。

男性が巨大な金貨2枚を左右に持ち、片足立ちでバランスをとっています。

しかし、背後の海は荒れ、大きな帆船が傾いています。

 

不安要素はあるが、あなたは何とかバランスよく頑張っているのです。

 

↑「金貨の3」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

女性が持つ巻物の文字を男性が指さし、間に立つ僧侶(?)に尋ねています。

 

少しずつ、1歩ずつ積み重ねて進歩していくというカードですが、リバース(逆さま)なので、そこが不十分だということです。

 

つまり、何とか頑張っているあなたですが、いずれバランスを失う時が来るかもしれない……。

それを防ぐには、今から少しずつ努力し、向上していかなければならないのです。

 

↓ 占いの師である、霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)