ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

去年、北海道在住のゲイ男性ちかさんと、FTMゲイ男性きみちゃんが結婚し、きみちゃんが妊娠したが、残念なことに死産だったという記事を書きました。

*FTM=女性で生まれたが、男性として生きている人。

*FTMゲイ=女性から男性に性別移行したが、男性を恋愛対象とする人。

*きみちゃんは、男性ホルモンを服用し、乳房除去手術を受けたが、子宮と卵巣はそのままで、戸籍は女性。自然妊娠・出産が可能。

 

そのきみちゃんが、今年初め、第2子(男児)を出産し、半年後の今、元気に育っていると言う。

 

死産を乗り越えて(子どもを亡くした悲しみは無くならないだろうが)、次のお子さんを無事に産み育てているというのは、喜ばしい限りです。

 

しかし、問題はあります。

 

このニュースに寄せられたネットコメントを見ると、祝福や喜びのコメントとともに、誹謗中傷が書かれているのです。

「ただの変態カップル」

「子どもがかわいそう」

「世の中が混乱する」……。

 

確かに、国内での前例はとても少ないし、共に男性の心を持つ同士が子どもを産み育てていることに戸惑う人は多いでしょう。

 

しかし、第3者が戸惑うからやめろというのは、おかしな話です。直接関係のない人たちの感情を理由に、「一般的な男女の夫婦以外は、子どもをつくるな」と言うのでしょうか? そんなに周囲の空気に「忖度」しなければならないのでしょうか?

 

LGBTという言葉が世間に広まった時に「少子化が加速する」とか「人口が減って絶滅する」とか言う人がいたのに……。子どもをつくればつくったで、また反対するのでしょうか? 結局、自分と異なる愛を育む人を嫌い、許容できないだけのような気がします。

 

今回、子どもを産んだきみちゃんは、「保育園で(親の)呼び方を聞かれた。名前で呼んで欲しいとお願いした」と言っています。

 

そう。「〇〇ちゃんのお母さん」「〇〇ちゃんのお父さん」という呼び方を、この夫婦に限っては「きみちゃん」「ちかさん」に換えれば済む話です。

 

同性夫婦の子育てでの周囲の戸惑いなんて……ちょっと気持ちを切り替えれば、ほとんどは解決するでしょう。

そんなことで、夫婦が子どもを産み育てることに反対するなんて……。

 

同棲する日本人ゲイ男性Tommyは……

Tommy「僕は、同性カップルの子育ては、当初は『子どもがかわいそう』と思い、賛成できなかった。でも、実際に子育てしている外国人ゲイカップルと会って、考えが変わった。それもアリだと思う」

 

実は、FTMゲイの出産・子育ては、これまでにも何人もいます。ネットで検索すれば、当事者のブログが存在します。

 

ただ、きみちゃんと違うのは、

「乳房除去してない」

「男性ホルモン摂取したが、途中でやめた(もしくは、摂取したかったが、断念した)」

「本当は男性の恰好をしたいが、夫(子どもの父親)や子どものことを考えて、女性に見える服装にしている」

「夫が異性愛者で、妻の男装に賛成してくれない」

などです。

 

子どもの両親が男性同士でも、女性同士でも、子どもが愛されて、すくすく育つのなら、いいじゃないかと思うのです。

 

「子どもがいじめられる……」などという心配をするなら、いじめる側の子を教え諭すべきでしょう。そういう機運をつくっていくべきでしょう……というか、きみちゃんたちの子どもが小学校に入るのは5年半後。その頃には、同性婚が法制化されていたり、同性夫婦の子育てが珍しくなくなっていたり……するかもしれません。

 

全く違う話題ですが、今、世間を騒がしている「ジャニーズ問題」は、2~3年前までは、「知っていても触れてはならない……こと」だったのです。世間の考えなんて、変わる時はあっという間です。

 

最後に、ネットコメントの1つを紹介します。

 

「私は、普通の男女夫婦のもとに生まれ育ったが、親に愛されてると感じたことはない。両親は私に、ずっと無関心だった。家族での楽しかった思い出も一切ない。一見、普通の家庭・普通の夫婦がいいとは思わない。きみちゃんやちかさんの子育てを応援したい」

 

さて、今日のパンセリノス(満月)オラクルカードです。

占いの師である、霊観占 大幸 峰ゆり子先生監修。

峰先生のご主人が、AIを使って描いたカードです。

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像。(北海道苫小牧市)

 

↑「灼熱のフェニックス 再生と輝き」

 

前回に続いてのカードです。

炎から生まれたフェニックス……怖い物は何もありません。

すべてを焼き焦がす火の熱さに耐えたのですから。

 

あなたは、これまでの辛苦を輝きに換えて、飛び立てばいいのです。